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北海道

五稜郭タワーで土方歳三わっしょい@北海道/函館市

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前の記事よりつづき】
2018年8月28日
旅の終わりに函館空港に向かう途中です。時間の許す限りでどこかに立ち寄ろうよ。五稜郭タワーはいかが?
五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
オットは昇ったことがあるのだが、ワタシは初めての五稜郭タワー。ついで立ち寄りにちょうど良いかな、と。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
チケット売り場でオットが「タワー展望台チケット900円也」を買っている間、こにゃくうさん大興奮。「をを~、これは有名な錦絵「函館五稜郭奮戦之図」じゃないかっ。榎本君だー」すみません、ワタクシ界隈で有名なだけで一般的にはそんな有名じゃないと思いますケドw

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
エレベーターホールもホラ、土方歳三さまババーン!榎本武揚君ど~ん。武田斐三郎…は、ちっこいな(笑)知らなかった。五稜郭タワー、こんなにも旧幕府軍推しで展開していたとは~

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
旅の最後に、五稜郭を上から眺められれば…くらいな気持ちで来たのですが、タワー内の展示物やオブジェが旧幕府軍蝦夷共和国寄りで展開している事態。幕末ネタ好きです、素通りできません!

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
ここは、この欧州式城郭の異形に感激してじっくり見降ろすべき局面ですが、それどころではない。今のワタシは景色よりも展示物のジオラマだw

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
展示スペースには16のジオラマがならんでいる。「1854年ペリーが松前藩にやってきたシーン」から始まって「1857年五稜郭造ろうぜ」→「1868年榎本武揚軍団蝦夷に上陸」→「1869年函館戦争おしまい」までを16景で解説しています。
このジオラマは、江差に係留した頼みの軍艦開陽丸が嵐で沈没していく様を見て、言葉もなくがっくりしている土方さん、だね。

江差旅庭 群来(くき)施設編@北海道/江差町
今回の旅のはじまりポイントだった江差。そこがこのジオラマの現場です。復元された開陽丸が江差のハーバーに停まっていたわ。この船をむざむざと座礁などさせなかったら、彼らの運命も違うものになっていたかもしれないのに。ほんと、榎本君ってば使えな・・・(以下略)

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
12番目のシーンのジオラマにワタクシ、感激しました!有名な(ワタクシ界隈で有名)「二股口の戦い」の再現シーンです。洋装で指揮する土方さん。壕を掘って潜み、銃を撃つ旧幕府軍の兵士たち。
この、好きな人しか知らないかもしれないシーンを、わざわざジオラマにしてくれた五稜郭タワーさんよ!企画担当者に握手求めたいですよw

この「二股口古戦場跡」に、今回の旅の中で立ち寄っています。
五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
明治新政府の軍団が日本海側の乙部に上陸します。「奴ら、ぜったいにここを通る」とケンカの天才土方さんが待ち伏せして狙い撃ちし、新政府軍を決して通過させなかった峠が「二股口」です。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
以前から行ってみたかった新選組聖地巡礼スポットのひとつです。「江差に向かう途中だから立ち寄ってあげる」とオットが付き合ってくれて、初詣で。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
轍が残る、意外と真っ当な林道だね。行けるところまで車で侵入してみよう・・・

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
割とすぐに行き止まりw 奥のフェンスは何だろうなあ。北斗市の水道用源水の施設かなあ。取付道路が意外と真っ当だったのはこの施設のためであって、古戦場巡礼者の為ではなかったのネ。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
「あ~、古戦場はたぶん、このロープの先だね」(オット)行けるところまで入ってみようよ!と、行く気満々のワタクシにオットが申します。「ダメ。これ、出るよ。出る雰囲気あるからダメ」(オット)は?古戦場に出る戦死者の霊とか、そーいうの?

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
「このくらい人が薄い山はヒグマ出るレベル。今日は熊対策グッズを何も用意していないから止めたほうがいい」(オット)そっかー。残念だけどその通り。チーム土方が塹壕を掘って、3万5千の銃弾を撃ちまくったという戦場跡を前にして、ワタクシは退却です(涙)無念・・・

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
土方さんの見事な戦いぶりは、官軍に「敵は百戦錬磨」「援軍たのむ」「官軍、勝算難しい」という手紙を書かせたほど。でも、他チームが弱っちくて土方チームだけの勝利だったものだから、後の結果は歴史に残っている通り。そんな土方さんの最後の華麗な舞台が二股口だ。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
探索を諦めて、国道上に戻って来ています。この距離で敵と対峙したのかあ。橋から下二股川を見下ろして、意外なほどの近さを実感。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
北斗市主催の古戦場ツアーがあれば再訪したい二俣口。今回は「山を見て妄想」で終了です(大野保護文化財研究会HP)

そんな行程があったうえで出会った五稜郭タワーのジオラマですから、をを~!ここに二股口があるじゃないか!と丁寧な再現に感激しているわけです。再び、タワーのジオラマ。
五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
右から2人目は土方さん。左から2人目で、サーベル抜いて指揮しているのはフランス人軍事指導官ホルタンでしょう。連発で銃身が焼けて火傷するほどだったというエンフィールド銃。水につけては撃ったというエピソードも忠実に表現されていて感激。左から4人目が屈んで水桶に銃を浸しています。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
現五稜郭タワーは2代目で竣工は2006年。旧幕府軍のコアなエピソードも入れてくれたり、幕末好きには刺さる展示方法です。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
「お楽しみのところ申し訳ないが、もう空港に向かわないと」(オット)ええ~(涙)もっとじっくり見学していたいのになあ、残念。

五稜郭タワーで歳三わっしょい@北海道/函館市
江差のオーベルジュと銀婚湯の温泉に泊まる道南旅行はこれでおしまいにいたします。

函館・五稜郭タワー | 公式ウェブサイト - Goryokaku Tower

函館・五稜郭タワーの公式サイトです。展望台からは特別史跡五稜郭の美しい星形と函館市街や函館山を見ることができます。2006年4月1日にオープンした高さ107mの五稜郭タワーは函館のランドマークです。

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