湯宿 季の庭（大浴場編）＠群馬県/草津温泉

【前の記事よりつづき】

2018年10月13日（土）-14日（日）

オットと草津温泉にある共立リゾートの宿、湯宿 季の庭に泊まっています。

その大浴場編。温泉旅行に一番大事なお風呂の件。なぜだろう？大浴場の印象がまったく残っていないw天下の草津の湯だったというのに～


案内図を見ると、むちゃ浴槽が点在しているのが分かりましょう？やたら多く、『23種の湯めぐりがお愉しみいただけます』が当お宿のセールスポイントです。


「わたの湯」（ピンク色）と「湯川の湯」（オレンジ色）の2種の源泉を盛大に分割して12個の浴槽が出来ています。そして11個ある水色の浴槽は真水を沸かしただけの湯（温泉ではない）なんだね。まあ、こうして掲示して情報公開しているのですから正直です。

結果、まるで「温泉ランド」のような大浴場ができあがっています。大きすぎ。源泉が薄々で草津感なし。


「湯川の湯」分析表の右下に『加水：していません/循環：していません/消毒：していません』と堂々の明記があるのだけど、この薄々感はどういうことだろう？ワタシ内蔵の温泉センサーがイカレたということかー（「わたの湯」の分析表にはこの表記無し）

尚、脱衣所の清掃、浴室の清掃はしっかりされていて完璧。非常に気分よく使えました。そこは、さすが共立メンテナンス運営の宿。

たださ～、いつ入りに行っても混んでいる大浴場。お値段高めバージョンの「季の庭」に泊まろうが、リーズナブルバージョンの「木の葉」に泊まろうが、大浴場はいっしょ。季の庭＆木の葉合計で111室ある客室から入りに来るのだからピーク時はなかなかの混雑です。



いつもは、客室数20以下を選択条件のひとつにしている自分なのに、なんでこんな大規模旅館に来たのかしらアタシ（涙）ほぼ24時間入れる大浴場（しかも男女チェンジあり）なのに常に賑やか。AM4:30の露天風呂にはさすがに誰もいなかった。

嗚呼、いつもなら「すばらしいお風呂だな～。自宅に持って帰りたいけど帰れない」ってな感じで何度も入ることで記憶に刻もうとするのだけれど。この宿のお風呂はどこかの温泉ランドのような既視感。個性無く、落ち着かない広さと賑やかさだけが記憶に残っています（季の庭HP露天風呂画像）



こちらは季の庭さんのＨＰ画像の内湯。うーん、こんなだったな。無個性だったな～、と再確認しています＾＾；


満足感ナイくせに、なんだかんだと(男女チェンジ含め）3回入っているんですけどねw嬉しかったのは湯上りどころのアイスかな。

自由にいただけるちいさいサイズのアイスキャンデー。共立リゾート宿の定番サービスだそうだが、これは「わーい！」でした。（朝はヤクルトにチェンジ）

湯処の前に中庭が。ガラリと扉を開けて床几に座り、クールダウンができます。アイス食べながら。


たっくさん湯舟があってさ、多少はしゃいでも許される広～い大浴場。お風呂から出たら無料のアイスが食べ放題（常識の範囲内で）・・・コレ、ワタシが幼少の頃だったら一生の記憶に残ったのでは？パパママに連れてこられてこのお風呂だったら・・・ちっちゃい子には十分思い出になると思う。

せっかくの源泉が～とか、お湯の加工が～、とか鬱陶しいこと言う温泉擦れした輩がチョイスしてはいけない宿だったのか、そうかそうか。ワタシ自身がこの宿のターゲット層ではなかったのだ。日本三大温泉地のひとつ、草津温泉にもトラップはあるのだ。猛省です。
【つづく:貸切露天風呂編】

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