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群馬の温泉

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉

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前の記事よりつづき】
2018年10月14日(日)~15日(月)
群馬の名湯四万温泉。四万たむらに泊まっています。6か所のお風呂を持つたむらさん。(貸切り風呂を除く)湯量豊富で泉質抜群な温泉のお話しを。
1.御夢想の湯
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
総檜のお風呂。昔の湯殿を思わせるデザインです。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
高い天井。古い湯小屋のように造ってあるのね。湯気は上部から抜け、籠った熱気が無いから長湯ができる。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
ガラス窓は使われていません。檜で出来た「無双窓」です。それが情緒あって落ち着くわぁ。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
「昭和30年代の四万温泉の雰囲気を楽しんでください」と、四万たむらの湯守さんが語っていたわ。’昔の湯殿’という設定なので洗い場はありません。桶で掛湯して入ります。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
新しいのだけど、いにしえの湯のような「御夢想の湯」気に入りました。次行こ、次~

2.甌穴の湯(露天風呂)
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
「御夢想の湯」と脱衣所を通じて行ける露天風呂が「甌穴の湯」

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
庭園風にキレイに造られた露天風呂。手入れされた植栽ともども美しいね。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
接している建物は先に入った御夢想の湯。広い露天風呂ではないですが、池の鯉になったようで落ち着かない?いや、御夢想の居心地が良すぎたのかも。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
「甌穴」ってナニ?四万にそういう名のスポットがあるそうです。(群馬県天然記念物、甌穴
急流で川沿いの岩が削られてホールができる現象。それをイメージしたデザインの露天風呂なのでした。

3.岩根の湯
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
3つ目の湯、岩根の湯。四万たむらさんは歴史ある宿ですが、お風呂は新しくて清潔。気持ちよく入浴できます。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
この温泉もゆっくり浸かっていたくなるデザイン。たむらの湯守さん曰く「岩根の湯はメタケイ酸が一番多いので美肌の湯です。しかも、浴室の真下に湯壺(源泉が自然湧出している所)があります」それって、超ピュアな温泉ってことでしょ?

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
浴室内には蒸し風呂が併設されていました。湯守さん曰く「浴室の下にある岩根の湯の湯壺、これが蒸し風呂の足元に掛け流されています。サウナのように使わず、3~5分で1回入るようにしてください。これを3回繰り返すとドモホルンリンクル効果がありますよ~」

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
さすがの良湯。湯守さんの確たる自信を感じます。尚、岩根の湯にはシャワー付き洗い場完備。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
彼が、四万たむらの湯守さん。夕食前のひとときに15分ほどの温泉よもやま話を宿泊客に披露してくれたのでした。彼のお話を伺って後は、いっそう四万の湯への敬意を感じながらの入浴になりました。「温泉の元はこの地域に降った雨や雪です。四万の場合は降った雨、雪が60年から100年かけて温泉となって湧き出しています。本日皆さまが入られた風呂の湯は大正から昭和に移るころ、この地に降った雨や雪がルーツです」ほうほう、ロマン感じるわー。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
つづけて湯守さん「源泉から湧き出た湯が一番早く出てくるのが飲泉所。当館の玄関前とプールサイドに飲泉所があります。四万の湯は飲んで効く胃腸の名湯。胃が空な時に飲むと胃の粘膜修復作用があります。江戸期より、四万温泉は入浴よりも飲泉が重視されていました」(画像は玄関前の飲泉所)

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
湯守さん「当館2か所の飲泉所のうち、プールサイドがより新鮮で熱い湯が出ます。湯壺から10秒で届いています。湯壺で80度がプールサイド飲泉所で75度です。フレッシュなのでおススメですよ。夕食前の今、試していただきたい」

4.甍の湯
この湯が当館のメインです。温度が異なる3つの浴槽があります。(湯守さん)
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
相当に広い浴室です。これが交代なしで男女別々にあるというのですから、たむらさんの湯量の豊富さを実感です。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
脱衣所に貼ってあった『無 循 環 完 全 放 流 式 天 然 温 泉』の文字が堂々の圧。「でかい風呂だからって循環していると勘違いされませんように」というアピールでしょうか。スミマセン、その泉質は疑いようもありません。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
甍の湯脱衣所の掲示物は興味深い。「掛け流し」の方法の3パターンを丁寧に説明までしている。いろんな温泉にいっていますけど、ここまでの情報提供をしている宿はみたことがない。風呂ずきんちゃんの気持ちに応えてくれてうれしいなあ。湯守さんの湯温情報は「今後の読み」まで書かれていて唸ります。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
温泉に耳を傾けてベストな入り心地を目指す、すべてのお客様が快適と感じる浴槽を作る。湯守さんの気合を感じる脱衣所の掲示物でした。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
日本に温泉地は多くあるけど、高温すぎて入れない、またはヌル過ぎで入り心地が悪い湯ってフツーにありますから。これが湯守さんいうところの一番熱い浴槽。「お客様2,3人が入ることを念頭に43度になるようにしています。しばらく誰も入らないと45度ほどになってしまうかも」(湯守さん)

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
そして、中くらい温度の浴槽。最奥がぬる湯。好みに合わせて選べます。湧出口で60度の温泉をぬる湯40度にまでコントロールするのですね。「家庭のお風呂で40度はぬるいですが、温泉ならこれでOK。温泉には各種成分が入っているので5分も入れば体の保温は持続されます」(湯守さん)

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
古い湯で時に見かける、底に小石を敷き詰めた浴槽。枠は檜。甍の湯は浴槽の底から湯が出ています。誰もいない浴室がシーンと静かなのは、吐露口が無いからですね。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
洗い場面白い。鏡付きのカランもあるのだけど、この木箱もカランとシャワー栓なのだわ。湯治場っぽいわあ。(当初は上部が塞がれていなくて直接汲み出せたのではないだろうか?)

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
さらに面白かったのが浴室の構造。吹き抜けになっています。下方を見下ろすと…そこは男性浴室!
えっ…って二度見しました。深夜1時で女性湯も男性湯も誰も入浴していなかったからホッと安心。下に男性が入っているのが見えるとしたら、どーも落ち着かないと思うwましてや逆だったら事件だわ^^;

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
1泊の滞在で2回入った甍の湯でした。

5.竜宮(混浴露天風呂)
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
露天風呂竜宮には「幻の湯」と付いています。川端にあるので、川の水が増水すると水没するからだそうです。混浴だけど、これに入らないと全湯制覇にはならないからな~

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
木製のデッキをトコトコ進んでいくと・・・川沿いに見えた~。アレかあ。丸見えやんか(笑)

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
脱衣所、コレか~。スッケスケのスッカスカですわ。マジ無理。誰もいないタイミングだったし、川端というロケーションは良いのだがなあ。背後すぐが「甍の湯」の男性風呂場であるのも気になるところ。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
湯温がいささかヌルイのにも入浴意欲が削がれました。開放的すぎでさすがのワタクシでもマッパは無いな。近年稀に見る高偏差値の混浴風呂で入れないわ。ああ、だから「幻の湯」なのかしらねw

6.森のこだま
どの宿泊棟からも遠くに位置し、入浴に時間制限がある(6:00~23:00に入浴可能)のに、宿泊クチコミでは多くの人が「森のこだまが一番よかった」と高評価をしている湯。
四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
どれどれ、そんなに良いのかなあ・・・

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
うわ~ん、最高にステキですっ。湯守さん特製の入り心地抜群のお湯。正面に迫る四万の森。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
宿の脇を流れている新湯川に張り出す造り。滝(砂防ダムだけども)を眺めながら。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
シャワーはもちろん、カランもありません。掛かり湯をしてから入浴するタイプ。体は予め他のお風呂で洗ってから入ることになります。この「森のこだま」湯は通路をテクテクと進んだ先にあるので、到着してから「あ。シャワー無い」となるとショックかも。注意が必要。尚、長居したくなる湯なので水分補給のドリンク持参で来るとじっくり楽しめるかもよ。ポカリ飲みてえ!と気付いても戻る気にならない場所にあるからね。

四万たむら(温泉編)@群馬県/四万温泉
6つもの浴室はそれぞれにコンセプトがあり個性ある設えになっているから、泉質が同じでも飽きることがありません。すごいぞ、四万たむらのお風呂。
【つづく:四万たむら食事編

温泉三昧の宿 四万たむら - 宿泊予約は[一休.com]

温泉三昧の宿 四万たむら 宿泊予約は[一休.com] 創業1563年の老舗旅館。大浴場や露天風呂が合計8つあり、その全ては敷地内の自家源泉から沸く天然温泉を完全なるかけ流しにてご用意しております。

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