四万たむら(食事編)@群馬県/四万温泉
【前の記事よりつづき】
2018年10月14日(日)~15日(月)群馬の名湯四万温泉。四万たむらに泊まっています。

18:00からお食事処での夕食。(チェックイン時に18時と19時からチョイス)

料亭「山桜」と名付けられたお食事処は完全個室構造でした。宿泊プラン如何では部屋食の形態も、または他のホールでの夕食というパターンもあるのかもしれません。

この記事をアップしている現在は絶賛コロナ中ですから、単に仕切りがあるだけでなく、完全なる個室スタイルだと安心感があることでしょう。

着座の前に2品がすでにテーブル上に置かれていましたが、2品とも蓋付きの器なのでワタクシ的にはセーフです。いえ、前菜等料理が予め放置されているテーブルに抵抗がある変人なのでスミマセン。

お品書き。たむらさんの夕食は価格別に3ランクあるのですが、コレはたぶん真ん中ランクの献立。

八寸から食べていきましょうか。胡桃豆腐、胡瓜と菊花和え、伊達巻寿司、栗、つぶ貝。汐煎り銀杏、占地白和え、氷頭卸し和え・・・ん~。特筆することなくフツーなスターター。(不味いわけではないです)

向附。今日は、シマ鯵、小肌、炙りサーモン、烏賊。わー、どうした?お刺身の表面が乾いているよ?盛り付けも崩れちゃっているねえ。もちろんそれは味にも響くのだ。

お椀。蕪のすり流しで、椀種は帆立真蒸、しいたけ、紅葉麩。椎茸の出汁です。うーん、出汁が薄いこと。

たむらさんの名物「源泉蒸し」と仰る。簾(すだれ)の下に生石灰が仕込まれています。頃合いを見て、担当女性さんが源泉を注いでくれました。

たむらさんの名物「源泉蒸し」と仰る。簾(すだれ)の下に生石灰が仕込まれています。頃合いを見て、担当女性さんが源泉を注いでくれました。
焚合せ。蕪、巻き湯葉、鶏団子。担当女性さんは、温かい物に気遣って、タイミングよく出そうと努力してくれる方でした。おかげで(味はともかく)この炊き合わせは温度が下がる前に口に運ぶことができました。ありがとう。

蒸し物。松茸の茶碗蒸し。これも彼女の努力あって、高温を保ったままテーブル着。おかげでうっすいスライスの松茸でしたが、ちゃんと香りました。

台の物。上州牛しゃぶしゃぶ。料理全体を振り返って、クオリティはそこそこ。量が多すぎると心が痛むのですが、そんなことはなく適量だったと思います。

〆に鮭御飯と味噌汁、香の物。鮭の御飯は生臭かったなあ。どーしたことだろう。


蒸し物。松茸の茶碗蒸し。これも彼女の努力あって、高温を保ったままテーブル着。おかげでうっすいスライスの松茸でしたが、ちゃんと香りました。

台の物。上州牛しゃぶしゃぶ。料理全体を振り返って、クオリティはそこそこ。量が多すぎると心が痛むのですが、そんなことはなく適量だったと思います。

〆に鮭御飯と味噌汁、香の物。鮭の御飯は生臭かったなあ。どーしたことだろう。

生ビール(800円)の他、日本酒は妙義山300ml(1300円)を。老舗旅館にありがちな、昔ながらの酒ばかり。魅力あるラインナップならもっと飲んだのに残念だけどこれ1本で終了。酒メニューなら昨晩の草津季の庭の方が魅力的だったなあ。
宿泊料金24000円ですから、それに見合った夕食と感じました。感動はなかったですが、サーブする女性の奮闘は大いに評価できる夕食でした。
宿泊料金24000円ですから、それに見合った夕食と感じました。感動はなかったですが、サーブする女性の奮闘は大いに評価できる夕食でした。
ついでに翌日の朝食を。

朝食はビュッフェと案内されていました。「四季」という大きなホールが会場。7:30~9:30の間に参上して自由にいただきます。

お風呂では全くと言ってよいほど他人と遭遇していなかったので、こんなに大勢が泊まっていたんだ!と今更知る、朝食会場の賑わい。夕食のプライベート感に比べ、少々うんざりする賑やかさ、そして魅力薄い料理たち。

朝食はビュッフェと案内されていました。「四季」という大きなホールが会場。7:30~9:30の間に参上して自由にいただきます。

お風呂では全くと言ってよいほど他人と遭遇していなかったので、こんなに大勢が泊まっていたんだ!と今更知る、朝食会場の賑わい。夕食のプライベート感に比べ、少々うんざりする賑やかさ、そして魅力薄い料理たち。

ビュッフェ朝食の宿としてはクオリティは中より下といった印象。記憶と記録に残そうという意欲もが湧かなかったので画像は以上。ただ、お粥は特筆かも。「四万温泉は飲んで胃に効く温泉」という湯守さんの言葉を思い出し、胃の不調を持つお客様への配慮でお粥提供があるのかも?と思いました。美味しかったのです。

そういうわけでチェックアウト。温泉は期待通りのクオリティで、寝る間も惜しんで浸かり倒して大満足でした。部屋は広く眺望も得られ、多彩な部屋ランクがあったらケチらない方がいいのだなやはり、と学びました。ただ、高齢者との親孝行旅行には注意が必要な宿かも(構造が複雑。湯まで部屋から歩く。せめて木涌館ならもっとも湯と食事処に近いか?)親の健康状態次第だけど。

課題は食事ではないだろうか。夕&朝ともに、食事がもう少しは魅力的になったら強みになるとおもうよ。そうはいっても1泊2食ひとり24000円ですからね。それに見合った内容だったのかな、とは思います。
【つづく:四万温泉街散歩】
<自分の為の記録メモ>※すべて税込※
1泊 25920円×2、日本酒妙義山1404円、ノンアルコールビール594円、生ビール864円×3、瓶ビール864円×1、入湯税150円×2 合計57594円
★★★☆☆3.38 ■予算(夜):¥15,000~¥19,999
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