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鳥取の温泉

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉

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前の記事よりつづき】
2018年12月8日
冬のずわい蟹を食べたくて鳥取に来ています。三朝温泉のその宿は「ほぼ全館が文化財指定」なのだそーな
旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
旅館 大橋 公式HPほんと!地方の旧家デスカ?って感じの堂々としたお玄関でビビリます。唐破風屋根って言うんでしたっけ?昭和初期のThe日本建築です。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
お玄関を入るとロビー。ここでチェックイン手続きを。内装は近年にリニューアルしたようです。ソファーセットと絨毯のセンスは疑問ですけど、屋内の意匠も手抜き無しで仕上げてありますね。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
ロビーがある場所は2階なので、背後の三徳川が左右に横たわるのを眺めることができます。大きく開けたフィックス窓。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
相対に他の旅館などが無いという、絶好なポジションに建っているのですね。対岸に散歩道。後で行ってみようね。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
宿帳記入時のお着きのお茶がお薄なのは、ワタシ的には高ポイントです。

では、お部屋へ・・・
旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
昭和7年築の大橋さん。宮大工が最高峰を目指して造った点が評価されての有形文化財指定です。外観の素晴らしさを保ったまま館内のリニューアルと手入れがされていますから、古いとかボロイということは無いです。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
「竹 307号室」日本建築の優れた点を大事にしつつ、今の人間にも使いやすい客室になっていました。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
テレビが置かれている違い棚に、装飾として欄間のような透かしがついています。床の間と隔てる壁にも透かしの装飾。それが「竹」で出来ています。床柱も竹だ。よーく探すと其処に竹がこっそりと使われているんですね。ここが「竹の間」なのはそれ故。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
「竹」の他にも「杉」の間、「桜」の間、「南天」の間があります。『各部屋ごとに用いた材質により銘木の名を部屋につけております』と案内に記載されていました。『同じ造りの部屋は無い』そうな。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
たぶん、20室すべての部屋から三徳川がながめられるよう配置されているのでは。窓を最大限に大きく取ってあるのが効果的だと思います。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
ぐるぐる~って回す鍵。昭和の建材が健在。この部屋の窓辺に金属製サッシは似合わないものね。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
広縁の左サイドにコンパクトな洗面所。今や部屋に無いと不便ですから、後付けしたのでしょう。ソファーを挟んで反対側にトイレ。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
主室の手前に3畳ほどの前室が設けられているので、空間にゆとりを感じます。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
80年以上経った建物を総建て替えせず、手を入れて現役旅館で活躍し続けるって、相当大変なことだと思います。今や他の旅館にはない個性が感じられる客室でした。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
館内のあちこちにも昭和初期の大工さんのテクが散見されるので、ぼーっと歩いているともったいないの。昭和レトロな渡り廊下ですが、外から見ると凝った仕掛けが施されています。

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
外から見ると「太鼓橋」に見えるんだなあ。内部の廊下はちっとも歪曲していないのにね!

旅館 大橋/施設編@鳥取県/三朝温泉
陽が落ちて、ガラス越しに室内が見える時間。浴衣姿でいそいそと湯処に向かう宿泊客が太鼓橋を渡る姿が表通りから見えます。「あの宿、気になる~」って思わせる、ナイスな仕掛けなのでしょう。
【つづく:大橋の湯処へ

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