旅館 大橋/朝食と宿泊雑感編@鳥取県/三朝温泉
【前の記事よりつづき】
2018年12月9日(日)
昨晩の夕食同様、客室にていただきまーす。
昨晩の夕食はすばらしかったけれど、朝ごはんも華やかで充実しているなあ!朝からこのレベルが出される宿は多くないですよ。
蒸籠蒸し。朝の温野菜的に食べられる。具材の色取りが美しくなるように配置し、チョイスも考えられています。
朝からお刺身だよ、イエ~イ
真鯛と烏賊なら朝でもアリだね。

下部にポテトサラダがいるサラダ。作り置きではないな、と分かる野菜のパリッと感。朝からこれだけ用意する厨房の方々に脱帽です。
大橋の魅力は、昭和初期の建築物が3割。浴槽の下からダイレクトに湧出する温泉が3割。魅力の残りは食事のレベルの高さだとワタシは思う。コレは我が家が食事への執着が尋常じゃないからなのですけどねw
※焼鮭、山葵海苔
上手にリニューアルされた築80年の部屋に泊まって、ゴージャスな本松葉の夕食。そして手抜き無い朝食で、一泊ひとり35000円なのだ。(税別)冬の蟹シーズンの土曜日泊なのに!
※蒟蒻・貝、竹輪、たらこ
宿チョイスと予約一切はオットの担当業務なので、宿の詳細を全く知らずに来ました。正直、料理がこのレベルでなかったらここまでこの宿の印象は爆上がりしなかったでしょう。「クラシカルでいい宿ね」くらいは思ったかもしれないけど。古い宿に見合う、普遍的な和食が松葉蟹と共に出るのだろう位にしか思っていなかったから。昨晩と今朝の料理センスに「鳥取なのに(←失礼です)レベル高っ」といい意味で予想を裏切られたのでした。
※出汁巻、炊合せ
ところで、現在の旅館大橋には変化があります。我ら宿泊時の料理長が今年(2020年)3月下旬で退任しているから。アートのようなお品書きに堂々とお名前を明記されていた料理長は、鳥取料理界の重鎮という方でした。2020年4月からは新料理長が就任しています。4月以降の大橋さんの料理の評判が気になるところ。ネット上の大橋の食事クチコミ等を参考にする場合、2020年4月以降は新料理長の作品です。※蜆味噌汁
さて、そんな状況でコロナ感染拡大です。大橋の価格設定も変更しました。旅行サイト各社を見ると、本松葉が出て土曜泊が4万円台。これはたぶん、GoToトラベル旅行代金割引額35%の「ウマミ」を旅行者が最大に戴くには4万円あたりの宿泊料設定がベストだからかもしれないけどね。でもGoTo利用しない人には実質の値上げだわ。
(2021年5月追記:記事アップ時から更に料金が変更になっています。公式HP等でご確認を)
たった一度の宿泊ですが、我が家では高評価の一夜でした。新料理長の高い評判がネット上に流れてくることを期待しています。大橋さんには今後もハイレベルな旅館であり続けていただきたい。お世話になりました。
大橋さんをチェックアウトしたら雪景色の三朝温泉。さて、今日はどこへ行こう?
「大橋の湯上り処に掲示されていた写真。このお寺、前から気になっていたんだ~。近いの?行ってみたいな」というワタシのリクエストで雪の中を出発です。
【つづく:雪の投入堂】
<自分のための記録メモ>1泊2食35000円×3、生ビール750円×3、日本酒白狼1500円・巌窟1500円・八潮杜氏1700円、親蟹茹で3000円×3+入湯税150円×3+消費税9676円=合計131076円
旅館 大橋 宿泊予約は[一休.com] 平成9年に、ほぼ全館が国登録有形文化財に指定されました。温泉は自家源泉5ヶ所のうち3ヶ所が自噴泉の完全掛け流しの湯となっております。
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