居酒屋 禄（ろく）＠佐賀県/佐賀市

2019年2月23日（土）

佐賀まで美味しい物と温泉の旅へ。

羽田空港からANA便で佐賀空港を目指します。佐賀便の冷遇具合ったらw ゲート70よ。そこそこ遠いわw

ANA佐賀便には幾度か乗っているけど（てか、佐賀空港ANAしかナイ）左側からの景色が好き。たぶんアレは阿蘇山？こーいう時に便利なオットがいないのでたぶん、だけど。

オットは別件の用事で佐賀に前乗りしており、現地集合です。佐賀空港が近づき、機体が有明海を旋回する時に見える海苔筏も感動だ。海の畑だなあ、と。

秋の大型台風の影響はまだ残っているようで、通常なら整然としているはずの海苔筏が乱れ、海水が濁っているのが上空からだとよくわかる。

そーいう流れで佐賀に到着。オットと待ち合わせて夕食へ。佐賀市愛敬町の居酒屋「禄」（ろく）

無事、現地集合できて良かったね、カンパーイ。お通しはカジキの南蛮漬（300円）

禄のメニュー。さて気になるものから食べてみよう。

禄サラダ（680円）ピンクのはナニ？鰹節だった。メインは筍と蓮根。ほくほくタイプの蓮根でオイシイ。蓮根は茨城がトップだけど、佐賀も名産地のひとつなのだ。

佐賀牛たたき（1800円）筋なく食べやすいわ。アイスプラントが佐賀っぽい。しょっぱい水疱を蓄えた植物アイスプラントって、佐賀大学が栽培化して市場に広まったのよ。

烏賊活造り（2杯4000円）コレが食べたくて今夜は佐賀市内の居酒屋ディナーにしたのだ。烏賊2杯を用意しておいてください、と予約時にお願い済みです。

このガラスのような透明ボディ。パキパキな食感、シャクッとした歯触りが楽しいのだ。悪天候でイカ釣り漁が無かった日は、烏賊活造りは食べられないのが佐賀のお約束。今日は漁があったようで良かった～

熟成させた烏賊とは違う方向性を味わう烏賊料理です。こんなふうに食感で楽しむ烏賊料理が食べられる土地も、日本であっても限られますわね。添えられる醤油が、佐賀はじめ九州で使われる甘い醤油なのも烏賊に合うと思います。

禄さんは佐賀の日本酒もまんべんなく取り揃え。バシバシ飲んでいます。

東鶴、肥前蔵心、古伊万里前、能古見、鍋島純米吟醸・・・各580円～750円と高すぎない値段設定で有難いです。

さて。悲しいことに、ご機嫌で食べ進めていられたのはここまで。活造りにした烏賊の足は、別途天ぷらや塩焼きにしてくれるのが佐賀ではお約束。この天ぷら超へたくそ。衣が厚すぎて気持ち悪い。抗議の意味で衣を剥いて残したわ 

過去、呼子や唐津など他所の店ではこんなことはなかったのにね～、と言い合いながらお口直しに、と「えつ」という未知の小魚から揚げをお願いします。（780円）

しょっぱくて食べられないレベルってどーいうことでしょーね。どーやって作ったんだ、コレ。「揚げ物担当のヒトが今日はお休みなんだ、きっと」と思うことにした。

今度こそホントのお口直しに、と「稲庭風うどん」をお願いしたけどお口は直らなかったw 秋田名物の稲庭うどんをフツーに、秋田流に調理してくれたらヨカッタのに～。甘～いあんかけにひたひたに浸かり、麺と汁のバランスも悪い。ちゃんぽんのような具材で甘くて面妖な稲庭うどんを泣きながら食べました（涙）

これ以上地雷を踏んではいけないので退店です。いい部分もある店なのだけどなあ。食べログ3.05って、確かにそんな感じの店でした。烏賊が美味しかったから「うまいもん喰った」の書庫に納めます。

佐賀駅前のホテルに戻って飲み直しだ。これまたビミョーなホテルだったなw 寝るだけだからいいけど。

翌朝からはレンタカーで佐賀、そして長崎の一部を巡ります。

【つづく:長崎県雲仙へ】

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〈記録メモ〉烏賊活造り2杯4000円はお安めな価格設定だと思います。日本酒も高すぎない。（東京基準で考えちゃうからかもしれないけど）あれこれ食べた合計は約15000円。ご馳走様。

禄 (佐賀/居酒屋)

★★★☆☆3.05 ■佐賀駅より徒歩5分！完全個室！新鮮な鮮魚や旬の地場産のお料理が楽しめる居酒屋！ ■予算(夜):￥4,000～￥4,999

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