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長崎

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉

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前の記事より続き】
2019年2月24日(日)
佐賀駅前のホテルをチェックアウトしてレンタカーで出発です。
雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
今日の目的地は長崎県島原半島。「雲仙岳が見てみたい、天草四郎の原城跡にも行ってみたい」というオットのリクエストです。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
両スポット共ワタシは2度目の訪問になるけど、どちらも面白かったからリピートOKよ。お付き合いしましょう。相変わらず、車道にまではみ出す勢いの雲仙地獄の盛大な湯けむり。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
雲仙温泉街にある「雲仙地獄エリア」をめぐる散策路が観光のメインです。強烈な硫黄臭の中、あちこちで不規則に湧き出る噴気。2度目なものですから「ああ、こーだったね」と特に感動なくてスミマセン。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
そうだ!ここを歩いた時に感じた、イラッとした感情を思い出した。目の前にイイ感じの温泉が湧いているのに、浸かれないから温泉好きとしてはフラストレーションが溜まるんだわ(宿で入れって話ですねw)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
「大叫喚地獄」に「清七地獄」などの件はネットに溢れているのでスルーで。雲仙の熱湯によるキリシタン拷問の話は、2度目であっても呆然とする残虐さで語るのも辛いからスルー。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
一周約20分ほどの散歩道。前回の雲仙訪問時にワタシが泊った九州ホテルが見えたらゴールです。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
ゴールの「お糸地獄」の辺りに、前回はなかった施設ができていました。地熱体感スポット。靴下になって簀子の上に足を乗せるとじんわり温かくて、いつまでもそうしていられそうなコーナー。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
そして、この温泉卵の売店も以前はなかったぞ。1個食べれば1年長生きだって。箱根大涌谷の「7年の延命効果」を謳う黒たまごよりアピール控え目ですわね。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
オットが言う。「黒くない。同じ硫黄泉の温泉卵なのに、大涌谷は黒卵だよ」こにゃくう、お店の人に突撃です。「箱根大涌谷は卵を硫黄泉に浸けて作っているので黒くなります。ここは、硫黄の噴煙で蒸すタイプ。なので黒くはなりません」(お店の方)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
「生卵を5分30秒蒸しています。それ以上だと爆発しますね。温泉に浸けることもしたのですが、そうすると’味’が着いてしまうのです。殻の色が赤いのは赤卵を使っているからです」(お店の方)同じ硫黄泉利用でも、どうするとベストか?は箱根と雲仙では違うということでしょうか。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
箱根と雲仙の卵事情以上に気になったのが、彼女(猫さま)の存在。めっちゃ懐いてますやん!

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
この看板娘(猫娘)について。「捨て猫ですよ。この子以外にもたくさんこのエリアにいます。この子は群れない孤高の子」(お店の方)こんな山中に棄てるなんて!犯罪だろ~

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
「温泉蒸気のおかげでしょうか?野良なのにこの子には寄生虫、ダニがいません。このエリアから離れた地域の子はダニ付けているのに」(お店の方)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
たしかに!この子はホワホワ毛並みで良い触感。人間に例えたらプルプル素肌の女性ですよ!「この子に限らず、他の子も毛並みがキレイなのが不思議です」(お店の方)雲仙温泉の効能を証明する猫様たちなのですね。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
売店スタッフさんらが出勤すると大量に捨て猫たちが集結してくるそうです。「玉子屋、来たで~」と、わらわらと。「玉子を食べるんですよ。中には玉子は嫌いだという子もいますが」(お店の方)それでも、この地熱が野良生活を助けてくれます。野良の天敵、疥癬に罹ることなく凍えることなく過ごせるのは有難い。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
猫が卵を食べると気付いた観光客が、他の子に玉子を差し出していました。生きるためにはこんなのであっても食べないとね(涙)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
元来、猫にとって玉子は好物じゃないですし、むしろ不健康な食べ物のひとつです。玉子に頼って生きなければ、明日は無い境遇のこの子たちを思うと複雑。猫を棄てたヤツが悪いんだよなあ。どうか、お元気で!

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
そんな雲仙地獄と国道を挟んで反対側にも観光のスポットがあるようですよ。行ってみようか。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
旧八方地獄。ここも以前来たときは寄っていないなあ。一度来た観光地も、再訪すると新発見があるものね。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
進んだ先にこたつ!野良こたつ・・・じゃない、アウトドアこたつ(驚)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
「ここ一帯は、もう活動が終わってしまった噴気口源泉の後です。元々はここが火口だったのでは?と考えられています」(スタッフさん)雲仙地獄のようなダイナミックな光景は終わっているけど、それでも地熱はしっかり。敷石に触れると、確かにこたつレベルに暖かいですよ。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
地熱の上にこたつをセットして、立ち寄った人に寛いでもらおう。夜になったらイルミネーションも、というシーズン限定企画だそうです。「どうぞ!ぜひ」と勧められたけど、100%こたつから出られなくなるので遠慮しときました。

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
「ビールとツマミを売ってたら、覚悟を決めて座っちゃうんだけど。売らないの?」と伺ったら絶句されていました「そーいうのはちょっと・・・」(スタッフさん)スミマセン、酒のことしか考えていなくて。(雲仙青年観光会の企画です。コロナの2021年は開催しないだろうなあ)

雲仙地獄めぐり/たまご猫とこたつ@長崎県/雲仙温泉
温泉の効果は無限大。それも活火山があるおかげですね。では、ぐっと雲仙普賢岳に近づいてみよう。
【つづく:雲仙仁田峠

2021年 雲仙地獄 - 行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー

雲仙地獄(雲仙市)に行くならトリップアドバイザーで口コミ(544件)、写真(584枚)、地図をチェック!雲仙地獄は雲仙市で1位(60件中)の観光名所です。

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