大丸あすなろ荘/客室編@福島県/二岐温泉
【前の記事より続き】
2019年3月23日(土)
棚倉は雪が少ない土地でしたが、天栄村まで山に入ると雪がそこここに残っています。もう3月も末なのですけどね。
秘湯感ある茅葺の門をくぐるとお玄関。建物は控え目なデザインで、周囲の自然から浮いていません。期待通りの温泉宿かも。
今回の宿、大丸あすなろ荘(公式HP)は秘湯系では有名な宿。温泉好きには知られている「日本秘湯を守る会」の元会長が館主です(現在は名誉会長)
玄関を入って、フロントやロビー等。一泊二食ひとり2万円台の温泉宿ですからこんな感じ。
高級感とか求める宿ではないので、これだけ整備されていたら十分です。
ご案内いただいたのは「釣船」の間。全24室のうち、和洋室タイプをリクエストして予約しました。
シンプルな8畳の和室にこたつ。
ツインのベッドルームが続いています。ワタクシ、宿泊中にお布団敷きに入室されるのがイヤな人なので、なるべくベッドタイプ部屋を選ぶのだ。
付いているけど使うことは無いお風呂とシンプルな洗面所。トイレも客室内に。
浴衣に丹前、タオル類と足袋ソックス。定番の品々で。カラの冷蔵庫と山中の温泉宿の必需品、ガムテープ。不法侵入者カメムシに立ち向かう重要な武器ですね。
特に大きな不満も無いのですが、ベッドカバーはそろそろ劣化しているかな。ベランダの枯れ葉の堆積も気になります。部屋全体がややくたびれている感じ。客室でwi‐fiが使えないことも痛い!けど、山中の自然の中であることを自覚して泊まるべき宿。ひとり18000円位の料金ですから値段に見合った施設ともいえます。
そういったマイナス点をプラス点が補ってくれます。「釣船213号室」はお風呂にもっとも近いポジション。扉を出て左折すると、3か所のお風呂が至近という有利さ。お風呂目的のワタクシには最重要項目かも。そして、お宿の方が皆さん感じが良い。家族経営の宿なのかなあ。とりわけ高齢女性スタッフさんのアテンドがほど良い距離感で快適。
この手の秘湯宿にしては珍しく、鍵が2個用意されていたのもありがたかったです。鍵管理の煩雑さも分かるのですが、1部屋につき鍵1個の方針の宿は再考していただきたいといつも思っています。ウチの場合、いつもオットが割を食ってワタシよりも先に部屋に戻るようにしているというかわいそうな事態なんですよ(ワタシの方が圧倒的に長湯なのだ、ごめんオット)
大丸あすなろ荘さんには、さらにグレードアップの部屋もありますから、次回の宿泊があればその時は上ランクの部屋にしようと思う。部屋のクオリティに関する「あれれ?」を多少は補ってくれるのではないかな。
ともかく、大丸あすなろ荘さんの最大の魅力はお風呂にあるんだ。さあ、寝る間も惜しんで湯に浸かろう!
【つづく:大丸あすなろ荘温泉編】
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