Welcome to my blog

福島の温泉

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉

0 0
前の記事より続き】
2019年3月23日(土)‐24日(日)
秘湯系温泉好きには有名な、福島県天栄村の宿「大丸あすなろ荘」に宿泊しています。
大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
途中の道路は整備されているとはいえ、3月下旬でもこうして積雪に見舞われる日も有り得る山中にあります。では、温泉へ。

1.あすなろ湯
大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
宿に3ヶ所あるお風呂のうち、あすなろ湯は大浴場的立ち位置。男女別で24時間入浴可能です。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
日帰り客は2時30分で退出しているし、全24室で露天風呂付客室も4室あるせいか、このあすなろ湯が混み合うという局面には一度も遭遇しませんでした。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
4つのシャワー栓。メイク落しも浴室に置かれて助かる。ボディシャン&シャンプー、コンディショナーはお馴染みの「秘湯くまざさ」シリーズ。これ、日本秘湯を守る会の宿限定のバスアメニティーです。使い心地は悪くないけど、フツウですw

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
大丸あすなろ荘に於いては、ここ以外の「渓流沿いの露天風呂」と「足元自噴の岩風呂」の2つが名物風呂。その2つの風呂には洗い場が無い。必然的に、あすなろ湯から入る流れになります。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
この後、雪が積もる屋外を通って渓流沿いの風呂まで行くのだから、しっかり温まるのだ。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
あすなろ湯は露天風呂併設。この浴槽、なんだか浅い。寝湯?ってくらい浅い。肩丸出し状態になります。今は寒い季節だから居心地悪いけど、夏だったらこの浅さがクールダウンできてちょうどヨイのかもしれません。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
厳重に壁が張巡らされていて眺望ゼロ。相対に客室の窓があるのでしかたないですね。これは女性用露天風呂だから。男性用露天風呂はここまで閉鎖されていなくて、お外が見られるそうですから、もうちょっと快適でしょう。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
それでも、露天風呂の石に付着する温泉成分の堆積物がステキ~。(カルシウム-硫酸塩泉)無味無臭のお湯ですが、自然の恵みを含んでいる査証です。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
他の2ケ所のお風呂へは、いったん外へ出ます。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
周囲は森。静かな自然の只中に建つ宿です。まずは左手に見える「小屋」へ。男性は右手です。

2.子宝露天風呂(女性用)
大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
「小屋」は露天風呂の脱衣所。コチラは女性専用です。時間による男女チェンジはありません。(以前はチェンジ有だったそうです)

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
扉を開けるとベンチだけがある通路。脱衣所はさらに引き戸の奥です。二重にして防寒対策かな。または、いきなり脱衣所だと防犯上不安な立地だからかも。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
マッパになってお外へ出ると・・・ひゃ~♪渓流沿いで雪の中。素敵な露天風呂です。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
所謂「渓流露天風呂」と称する風呂でも女性用となると、ここまで川に接近していて且つ目隠しゼロの浴槽にはそう多くは出逢っていません。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
大抵、ガッツリ目隠し塀に囲まれていたり、男性用は川面に近いのに、女性用はそうでもなかったり、ね。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
新湯の注入量(吐露口以外からも注入がある)、温度ともにワタシの入浴時はベストでした。誰も入ってこないし、永遠に浸かっていたかった。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
ただし、これだけ清流に近くて森の中となると、夏だと虫に襲撃される可能性は高いと思う。アブやメジロアブが血を吸いに寄ってきます。寒い今はいません。気まぐれなヤツらなので、夏でも必ず出る訳ではないのですが。ワイルド温泉あるあるです。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
すばらしいロケーションと泉質なので「子宝露天風呂」は秘湯系温泉好き女子にはおススメ。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
浴槽から、男性用露天風呂の脱衣所小屋が数十メートル先に見えています。あちらはさらに開放的なロケーションでイイらしい。オットに画像を撮ってきてもらわなかったのが悔やまれる。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
日本秘湯を守る会HPから画像をいただきました。「男性用 渓流露天風呂」は女子用より更に川面に近いし、景色もより素晴らしいわ。男性が羨ましいゾ。

3.自噴泉岩風呂
大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
大丸あすなろ荘ならではの個性的お風呂はここでしょう。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
浴槽は一つしかないので、宿泊客は男女別に決められた時間帯を睨んで入ります。混浴で入りたい場合、宿泊だと入れない。逆に、日帰り入浴で来た場合はもれなく混浴です。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
リフォームしたばかりなのか、シンプルかつ清々しい脱衣所。脱いだものを置く棚があるだけで一切の備品はありません。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
をを。階段をくだっていくのか。閉所恐怖症のワタクシ。何だか・・・不得意空間の予感。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
わー。変わったお風呂です。湯船の底がデコボコだあ。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
まるで月のクレーターのような湯船の底面は、川底だった名残り。川のくぼみに小石が嵌り、水流でコロコロ転がりながら穿った穴の跡。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
川(二俣川)は流れを変えてしまって更に東にあるわけですが、昔はここに流れていたのでしょう。それでも温泉は今でも元川底から湧出し続けている。享保13年(1728年)に造ったこの浴槽は温泉文化の至宝ですね。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
底の割れ目を探ると、噴出地点はじわ~っと熱い。脱衣所の掲示に泉温53.8度とありましたものね。熱湯好きなワタシ好みの熱湯なので、フツーの人にはキビシイかもよ。真水を引いたホースで温度調整できます。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
桶と椅子、蛇口が並んでいますが冷水しか出ません。あらかじめ大浴場(あすなろ湯)で洗ってからここへ移動することになります。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
1ヶ所の窓もない閉鎖空間でしたが、天井が高くてどこからともなく冷たい外気が吹き込んできて涼しい浴室。そのせいか恐怖を覚えることなく、むしろ薄暗さとシンプルさに落ち着きを感じました。コレ、いつまでも浸かっていられるわー。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
3ヶ所あるお風呂はそれぞれに良さがあり、記憶に深く残る大丸あすなろ荘の1泊でした。

大丸あすなろ荘/温泉編@福島県/二岐温泉
ほぼ、寝る間も惜しんで入ったわw
日帰り入浴も受付けています。AM11:00~PM2:30。900円。3ヶ所とも入れますが、自噴泉岩風呂だけは混浴です。尚、土日は確実に受付けているけど平日は要確認。(コロナ中の今も日帰り入浴可能)

楽天トラベル: 大丸あすなろ荘 宿泊予約

大丸あすなろ荘の設備・アメニティ情報: 総部屋数24室。館内設備: 喫茶、大浴場、露天風呂、売店、自動販売機。部屋設備・備品: テレビ、衛星放送(無料)、電話、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー、電気スタンド(貸出)、個別空調、洗浄機付トイレ、他。大丸あすなろ荘の宿泊予約は【楽天トラベル】で。

関連記事
国内旅行温泉福島

0 Comments

There are no comments yet.

Leave a reply