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京都

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区

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前の記事より続き】
2019年11月24日(日)
「修学院離宮、ヨカッタね~」と参観の余韻に浸るワタシ、ムスメ、オット。
曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
秋の修学院離宮周辺は、紅葉が美しいスポットが点在しているので他も見て行こうよ、と曼殊院へ。(曼殊院公式HP

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
京都市駒札の解説。コレを読んだだけではいまいち魅力が伝わらないのだけど、入ると格式の高さが感じられる寺です。「あとね、ちょっと変わった掛け軸があるんだよ~」とムスメに解説するワタクシ。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
建物内は撮影禁止です。お庭だけは(庭の方向に向かって)撮影してもOK。石組みの精緻さも素晴らしい。何より見頃の紅葉が大事なアクセントになっています。今年は紅葉の当り年だあ。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
『遠州好みの枯山水』とパンフにある庭園。流れる水を想起させる白砂と真っ赤な紅葉、整った松の緑。皆さん、静かに感動して座っています。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
京都もここまで北だと、騒がしい人たちが少ないから落ち着いて鑑賞できます。不便だけど、そこが京都郊外のいいところ。「ねえ、変わった掛け軸ってナニ?」(ムスメ)

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
オットと結婚する前で、労働に励んでいた真夏の思い出だから、むかしの話。あの掛け軸はまだ曼殊院にひっそりといるのだろうか?真夏の暑さの中、どきりとさせられた一瞬の出会いだけど。
「そんな掛け軸の話、パンフにもHPにも載ってないよ?」(ムスメ)そっか。パンフにも載ってないか。重要文化財の虎の襖絵、とか孔雀の絵とかが曼殊院のお宝だからね。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
順路に従って進んでいたら「お茶席」が現れた。修学院離宮で歩き回って疲れていたことを急に実感。ほっこりしようぜ!

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
このお茶席は撮影OKとのこと。ここからのお庭も美しく整っていて、今日の疲れが癒されます。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
お茶は一保堂さんで、お菓子は永楽屋さんの「琥珀」だ。さすが門跡。おいしゅうございます。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
撮影禁止の曼殊院ですから、このお茶席の画像でおしまいです。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
さて、かつて真夏にドキリとさせられた掛け軸は、お茶室を出て出口に向かう途中に目立たぬように、居ました。「曼殊院 幽霊の掛軸」で検索すると出てくると思います。(撮影不可の被写体をWEB上にアップする人はいるんだな)怖くてリンクなんて貼れないし、検索してまでもう一度見たいとは思わないゴーストぶりなんですよっ

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
そもそも撮影禁止の曼殊院ですが、その掛け軸には「ぜったい撮るな」的、強めの注意書きがあった気がします。好奇心で撮って良くないことが起きた人がいるのかも。テレビに出て「動いた」とか「そもそもの持ち主が災いから逃れるため、曼殊院に預けた」とか、いわくありげなエピソードでますます不気味さアップ。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
「ユウレイどこどこ~?」と言っていたムスメですが、ご対面して「うわ。」と言ったきり、秒で立ち去っていました。うん、とてもじっくりなんて見ていたくない面立ちよね。

曼殊院/紅葉時のお庭がステキ@京都市/左京区
撮影禁止だし、幽霊掛け軸のインパクトが大きすぎてワタシにとっては「ユーレイ」しか記憶に残らないのが曼殊院でした。でも今回の紅葉の美しさで、やっと違う記憶で上書きができたわ。
【つづく:びわ湖疏水船乗船

曼殊院|そうだ 京都、行こう。

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2 Comments

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さすがはこにゃくうさん

ふわり  

2021-06-29 17:41

こんな記事を見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/10749f02a32fe6c3f4064038d9478a5546bfe92a

なんとなく記憶にあったので速攻でこにゃくうさんの記事を検索したら、さすがですね!きちんとありました。なにが危険かわかったので、リンクしますね。

あの注意書きとこちらの掛け軸とでは、怖さの意味が違いますが、好奇心の強い私でもこの掛け軸は検索しませんでした。
でも、現地へ行って気をつけて探せばあるんですね?「うわ」で感想が終わるとは、相当なのでしょう。この会話だけでビビりました。

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こにゃくう
To ふわりさん

こにゃくう  

2021-06-30 13:40

勸修寺の記事、記憶にとどめておいてくださってありがとうございます!
他の人もあの看板にびびったというのが嬉しいです!
おかげで、なぜ大いに危険なのかが分かりました。
たしかに、ビシッと手入れを怠らない寺とはちょっと違う寺なんです。
そのユルいところが好きです。今は半夏生や蓮のシーズンを迎えていることでしょう。

あの警告文って、筆致が刺さるんですかねー。
イイ感じに錆びているプレートや「大いに」という言い回しの浮世離れ感。
まるで、天からの忠告に思えて恐ろしいのでした^^;ずっとあのままでいてほしいです。

幽霊の掛け軸、検索するだけで祟られそうな気がしますよね。
曼殊院からは積極的に存在をアピールしていないので意識して探す必要がありますが
見学コースの終盤に、さりげなく掛かっています。知らずにスルーしちゃう人もいると思います。

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