熊の焼鳥/大阪発の人気焼鳥店@東京/中目黒
2021年6月某日
≪自分のための記録メモ≫チャージ(大根おろしと柴漬けか?)500円×2=1000円/基本コース4800円×2=9600円/生ビール700円×3=2100円/日本酒×7=7000円/生レモンサワー×1=450円/肝とろ350円×2=700円/背肝350円×2=700円/エルフランス580円×2=1160円/みさき350円×2=700円/梅ささみ350円×2=700円/非会員たまごかけ300円+税2440円/合計26850円のお支払い
オットと待ち合わせて東京目黒区、中目黒。今日のお店はオシャレな焼鳥屋だ。
お店の名前は「熊の焼鳥」店名はあまりおしゃれじゃないw
大阪で大成功した焼鳥店で、昨年(2020年秋)東京にも新店舗を作ったんだって。とオットが言う。
扉にくまちゃん。かわええ。ドア横に暗証番号入力して解錠する、というシステム。オットは、予約時に暗証番号を教えられたらしい。
発祥の地、大阪の店は会員制。東京中目黒のこの新店も、やがて会員制に移行するのだそうだ。
3千人集まったら、会員制スタートの予定とのこと。ふーん。じゃあ、今日は会員になるか否かを心の中で問いかけながら焼鳥をいただきましょうか。
お料理は基本コース5280円(税込)一択。けして高くない、てか「会員制」っていうからお高いお店なのかしら?と思ったのですが違うようですね。
食べ足りなかったり、気になる品があればアラカルトから追加できる、ということ。明朗会計でよろしくてよ。
アルコール類も安心価格でええやん。
おしゃれなコの字型カウンターに10名のお客様。本当は10人以上着席できるのだろうけれど、コロナなので間引いている模様。営業時間も18時から20時と感染対策してます。
店内をアレコレ観察していたら、着席5分で第1の串提供。もも葱です。(一般にはねぎま)
併せて前菜的ひと品。枡に入った・・・コレナニ?「うにむね」と仰る。
「低温でしっとり仕上げの胸肉と、とろろと雲丹のペーストです。よく混ぜて食べてください。半分は海苔で巻いて食べるとまた味わいが変わります」(スタッフさん)レーザーで描かれたくまちゃんがかわええ。が、雲丹感ないまま喰い終わり。まぁ、旨かったけど。
2串目。丸はつ。丸のハツはコリッでサクサクの食感がいいよねえ。
3串目。ひざなんこつ。ワタシ、初めて食べる部位かも。軟骨がコリコリッと楽しい食感。鶏の質が良いのでしょう。脂が旨いなあ。
4串目。つくね。塩とタレが1本の中に混在。トップが塩で中と下がタレ。一度に両方食べられていいかも。軟骨が練り込まれたコリコリ食感タイプのつくねだ。
つくねには香辛料をフリフリしたくなるよね。目の前に置かれているのが原了郭でこにゃくうさん、歓喜。原了郭薬味三兄弟が揃っている~。この辺に関西からいらしたお店のカホリを感じます。
そろそろ生ビールから日本酒に行こう。「本社が大阪なので日本酒のラインナップも西日本が中心なのです」(スタッフさん)日本酒メニューがタブレットなのがナイス。これなら客は見やすいし、店は入荷した酒が変わる度にメニューを手書きで書き換える作業が省けますね。
1杯目。播州一献、愛山。日本酒の価格設定も良心的です。
2杯目。白瀧ドラゴンウォーター。
拝見した所お高い銘柄もあるようですが、平均すれば1杯1000円かな?都内のこういった店では平均だと思います。
3杯目。山和 Rock。こちらの日本酒ラインナップは、ワタクシとオットの好きなタイプが多くてニコニコ。
合いの手用にサラダ。プチベールの上にズッキーニ、小蕪、パイナップル。ドレッシングがとうもろこしベースなんだね。おいしいサラダだ。
もうひとつのお口直しが大根おろしと柴漬け。大根おろしを添えるのは焼鳥屋さんではよくあるね。柴漬けは品質が・・・旨くない。
5串目。おくら。コース中、これが唯一の焼き野菜だったな。
6串目。皮の自家製醬油焼き。ぱりぱりタイプに焼く皮ではなく、ぷりぷり焼きタイプ。けしてブヨブヨではなく、食感がおいしいです。醤油の味も「自家製」を冠するだけあります。
7串目。せせり。
8串目。はらみ。
9串目の手羽先でコースの品々は終了。がっつり手づかみでいっちゃって、と熊さんウエットティッシュを添えてくれます。かわええ。
串9本+雲丹むね+サラダの提供が済み、あとは〆のご飯ものとデザートで全13品が終了とのこと。じゃ、〆の前にアラカルトメニューの串を全部お願いしまーす。
追加1、梅ささみ。イイ感じにレアっぽさを残して焼かれたささみ。
追加2、きもとろ超レア。レバーですね。ほんま、中はとろとろしてます。
追加3、エル・フランス。…って、うずら卵でした。「エル・フランス」はブランド商標名なんですって。ワインの搾りかすを食べて育った鶉ちゃん。
半熟加工卵としてフランスから空輸しているんです、と。空飛ぶ鶉かー。どうりで追加メニュー中、一番高いわけだ。(税込638円)おふらんす感もワイン感も探ることなく、秒で食ってしまったワタシは無粋であるw
追加4、みさき。ぼんじり(尾の付け根肉)でもメスの場合「みさき」と別称に。過去にも都内の焼鳥屋でみさきちゃんを食べたけど、こちらのみさきの脂はジュワ~と溢れ、コリコリ食感で感激です。
追加5の前に、お店からサービスを頂戴しました(涙)きもとろ超レアをおまけで追加。ありがとうございます!
追加5、背肝でラストです。腎臓部分だそうです。半生とも言える火の入れ具合でした。「すぐに売れ入れてしまう品」のひとつとのこと。
総じて鶏肉の質が高いことを実感します。半生でブリブリ食感の腎臓なんて、ヤバいだろーと思うところですけど、完璧な処理と絶妙な焼き方でオイシイに昇華しています。
〆に入り、オットチョイスの鳥フュ飯。「トリュフの香りがして美味しかった」(オット)
ワタシは「熊のたまごかけごはん」ここでもくまちゃん活躍。フツーの生卵ではなく、きんかん(卵になる前の卵黄)を乗せているオリジナリティ。数量限定なので非会員は330円(税込)の追加料金がかかるのだった。
ワタクシ、TKG熱愛人間なのですけど、味の濃さが格段に違います。うっっま。
焦がしキャラメルのアイスとリンゴのコンポートをつつきながら、入会案内に目を通しています。
今後は会員制になるというこの店。今だけはディスカウント価格で入会可能。でも、別途年会費が毎年3千円。しかも、同伴者には会員特典サービスは無いんだね。
お店のあちこちにかわええ熊ちゃんが潜んでいて、メニューも面白い。肝心の焼鳥も上々。「女子ウケするかな?会員制ってステイタス、いいね。デートで活用しよ!」という男子はいるに違いない。
おいしい焼鳥屋さんのひとつとして高評価できます。値段設定も納得。でも、こにゃくう夫婦にメリット無いので申込書はそっとカウンターに置いたわ。会員制が始まればもう来店できないなら、それも止む無し。これまでのお気に入りの焼鳥店でたべよっと。(こことココがスキ)
気になる焼鳥ラバーたちには、会員制始まる前の今がお試しの好機です。
≪自分のための記録メモ≫チャージ(大根おろしと柴漬けか?)500円×2=1000円/基本コース4800円×2=9600円/生ビール700円×3=2100円/日本酒×7=7000円/生レモンサワー×1=450円/肝とろ350円×2=700円/背肝350円×2=700円/エルフランス580円×2=1160円/みさき350円×2=700円/梅ささみ350円×2=700円/非会員たまごかけ300円+税2440円/合計26850円のお支払い
★★★☆☆3.62 ■日本初の会員制焼鳥店「熊の焼鳥」の東京第1号店がオープン! ■予算(夜):¥8,000~¥9,999
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