メルボルン空港→エアーズロック空港/ジェットスターにて@豪州/エアーズロック登山の旅
【前の記事よりつづき】
2019年8月24日(土)
エアーズロック登山が禁止になる直前に、登頂の旅に出かけた記録のつづきです。
AM9:45ジェットスター便、エアーズロック空港へのフライトに搭乗します。日本国内のジェットスターに乗ったことはあるけど、本場豪州では初めて。
ひろーいフロアに、大量の自動チェックイン機。これでチェックインした後、荷物を預けるところまで客自身で行います。ジェットスター社のスタッフは3名ほどはウロウロしていただろうか。省力化徹底に感心します。LCCはそーいうものだけど、チェックインはともかく、荷物を自分で預ける行為は初体験。
荷物の重量制限は重要です。豪州国内線ジェットスターの許容量は20㎏まで。秤に乗せて慎重に最終チェック。ジェットスター搭乗は20㎏と分かっていたので、今回の旅は荷物軽めを心がけて荷造りしましたよ。成田‐メルボルン間のJAL便はビジネスクラスゆえに32㎏までOKなのになあ。
バーコードを自動チェックイン機に読み込ませて操作を進めると、搭乗券と荷物のタグがプリントアウトされて出てきたよ。こーいう作業に慣れていない人には、ここまででもドキドキかも。
我々、某旅行社のツアーで来ています。添乗員女子がおられるのだけど、14名のセルフチェックイン。お助けが必要な事態が起こるかもしれないので、旅行社の現地スタッフの日本人女性がヘルプに来てくれています。
びょーんと長い荷物タグはフツウにトランクのハンドルに巻くのね。で、ちっこいバーコード付きシールが付随しているから、1枚剥がしてトランクに直貼りします。
「これが曲者なんです。トランクに他のバーコードシールとかが貼られていると、センサーが拒否して受け取ってくれないんです。何に反応して拒否しているのか訳わかんない時もあって、ほんとジェットスターって…
」(現地スタッフ女子)

あ!行った行った!無事にセンサーをクリアして流れていくワイのトランクちゃん。無事に現地で会えますように…(ジェットスター信用してない)
他のレーンを眺めていると・・・なかなか入っていかない荷物アリ、好奇心で首を突っ込む少年アリ、荷物の上にパスポートを乗せてしまい、あわやそのまま流されそうになる人アリ、などなど。毎日、相当数のトラブルが起きているのでは?慣れたら便利で簡単なのだろうけど、コワイわ~(汗)
後は搭乗までゆっくりメルボルン空港を探索・・・などするヒマなし。搭乗口51番、かなり端っこで遠かったから、のんびりしているとマズい。ジェットスターエアーズロック空港行は冷遇されてんなー。
ボーディング・ブリッジから乗り込むのではなく、機体まで歩いて行ってタラップを昇って乗るパターン。盛り下がるわ~。「なお、外を歩いて機体に近づくときに写真を撮っていると怒られまーす」(現地スタッフ女子)
ジェットスターの係員さんかなあ?搭乗を待つ人々の間を巡回して重そうな荷物を持っている人に声掛けして重量チェックをしています。この台車が秤になっているのね。手荷物はひとり7㎏までなのだけど、ここでズルが発覚すると面倒なことになりそうです。今更、最初のBag dropのところに戻れないよねえ。
JQ664便は無事、オンタイムで離陸です。3-3のせまーいエコノミー席ですが、3時間の辛抱。ほぼ満席に近い感じ。
ちっこい飛行機で、コックピット丸見え。
さて、機内。ジェットスターだしな。なんのサービスも出ないのだろう、と割り切っていたのだけど「$10インクルードのチケットだから$10分何か選んで」と兄さんが言う。え?そういうチケットだったの?
メニュー表からオットは$9の白ワイン。ワタシは$9の缶ビール。エナジードリンクに見えるけど、これでも缶ビール。
「恵み」で「KIRIN」って?豪州のなんちゃって日本風ビールちゃうんか?と穿った気持ちで飲んでみたら…濃いめの味でうめー!ナニコレ。
なんちゃってではなく、キリンが豪州の醸造会社を子会社化して現地製造しているビールだった。どことなく日本的デザイン。でも日本人からするとちょっとズレてるあの感じのパッケージデザイン。面白いビールに遭遇できました。豪州でがんばるKIRIN。
窓の外が気になるけど、3席のシート。オットが通路側でワタシは中央。窓側は豪州のお若い男性でした。外をチラ見するワタシに気付いて彼が言います「友達が前の方にいるんだ。そっちに移るから、ここに座りなよ」な、なんですって!そんなご親切、ありがとうございますっ(号泣)
外を見たそうにしている人がいたら、サッとスマートに席を譲ってあげる。心に余裕を持って、そんな行動をワタシも誰かにしてあげることで、今日の恩をお返ししようと思いました。
ナイスガイ、ありがとう。
かくして、張り付いて眺めたおすワタクシ。窓の外は、果てしもなくつづくアウトバックだ。これは凄い。アメリカでも人口希薄な砂漠地帯が延々と広がる光景を見てきたけど、豪州の砂漠っぷりはアメリカ以上かも。
やがて・・・OH!
エアーズロック!向こうの奇岩の山はカタジュタ!
ありがとう、ナイスガイ!あなたのおかげで、こんなに感動的な景色を見られました。
今日のコンディションが良ければ、あの山頂に登るんだよなあ。
カタジュタの方も気になる~。無事、登山を遂げられたら、滞在中にあっちにも行ってみよう。ワクワク。
エアーズロック空港に到着。天気は上々だ。風も少ない。冬だけどちっとも寒くない。
この、平たい建物がエアーズロック空港。バスターミナルじゃないよ(笑)
滞在中のツアーバスがこれ。14名で1台使用なので余裕です。
「まずは、2泊滞在するリゾートホテルに参ります。今日のウルル(エアーズロックのこと)の登山が可能かどうかの情報を得ます。もし、「OPEN」という情報ならば、お部屋に入るよりも登山を優先しましょう。いつ何時、急に「CLOSE」になるか分からない山です。開いている時は登ってしまった方がよいのです」と添乗員女子さん。
到着後に即登山の事態でも対応できるよう、全員朝から登山スタイル完備で飛行機に乗って来ています。待ってろよー、エアーズロック。
【つづく:ホテル・セイルズ イン ザ デザートへ】
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