2019年12月7日(土)
オット、ムスメと北陸旅。冬の蟹を食べたいな、と。宿泊先に選んだのは山代
温泉です。
エントランスを入って、ロビーとその周辺。旅館というより、アートギャラリーのよーな。
関東人のワタシにとって、山代
温泉は古くからある北陸の温泉地というイメージ。伝統的な旅館なんだろーな、と思っていたものですから、このギャップに「へ~」ってなってます。
毎度のことですが、宿選びから予約からすべてオットに丸投げなものですから、予備知識ゼロで来ておりました。どこを切り取っても隙がないロビーの設えに期待度マックスです。
ウエルカムドリンク。ロビーにあるBARカウンターでスタッフさんが作ってくれた生りんごジュースだ。フレッシュ、作りたて!
造り込んだ庭園ではなく、自然林を思わせる(でも手入れはきちんとしてある)庭が紅葉していて美しいです。
では、お部屋へ。我らのお部屋へは、ロビー至近のエレベーターで昇る。(画像の階段を上がった正面がエレベーター)館内どこへもすぐに移動出来てラク過ぎたくらい。ワタシは館内を徘徊するのが好きなんだが。
エレベーターの先には客室は7室だけのようだね。この旅館は全16室。あとの9室はどこにあるんだい?
徘徊好きが徘徊してみました。この廊下の先に特別室白緑(130号室)見っけ。さらに奥。いったん外に出る。外廊下のテラスハウスのようなスタイルの客室がいくつか。それらが残りの8室かと。これらは
HPでいうところの「露天風呂つき和室」と「露天風呂つき洋室」でしょう。
もしも親孝行旅行が目的なら…と考えました。老親が歩く距離や階段を考えると、こちら方面のテラスハウス部屋ではなくて、ロビー至近のエレベーターから楽勝アクセスできる210号室~412号室がいいんじゃなかろうか。冬なら外廊下は寒そうだ…などと思いながら探検終了。(特別室白緑130号室はアクセス楽勝)
さて我らの部屋、錆桔梗412号室です。10畳の和室。奥に、広めのウォークインクローゼットが隣接していたのが記憶に残ります。
日本の宿泊施設で、このゆったりクローゼットはそうそう遭遇したことがないなあ。散らかった荷物が目に入るのがイヤなので、すっごくうれしい空間でした。
浴衣類や乱れ箱もクローゼットに。籐製まくらがあるなあ。ちょこっとお昼寝にいいかも。
和室から連続する寛ぎの空間「広縁」。床が竹風であるのがナイス。陰影を浮かべる凹と凸。素足で歩くとちょっとしたマッサージ効果(←気のせいw)
客室からの景色は、近景に無何有の紅葉。その奥に広がる山代温泉の市街地。絶景とかそーいう風景ではないけどね。見晴らしを得ることができるのは4階の部屋だから。
ベッドルーム併設。HPでいうところの「露天風呂つき和洋室」のカテです。このタイプの部屋は16室中の6部屋ということになるでしょうか。
玄関右手の障子を開けるとベッドルームで、左手の障子を開けると10畳和室という間取り。
水屋や冷蔵庫が玄関脇に。
バスルーム等に移動です。シングルのシンクでちょっと残念。コスメはお宿スパのオリジナル品で、なかなかイイ感じの使用感。
横並びでオトナ2名イケます。24時間、適温の温泉が自動供給されます。
湯舟に居ながらにして景色が楽しめる構造にはなっていません。が、いつでも温泉に浸かれるのは極楽だ。
ルームキーを2個用意してくれる宿はそれだけで高評価。1個の宿だと、オットがいつも早めにお風呂を切り上げて気の毒なのである。この世の温泉旅館は鍵2個をデフォにしていただきたいものだわ。
我が家の「錆桔梗」の間取り図。隣は同じクオリティの露天風呂つき和洋室「唐紅花」411号室。
同フロアにこの2部屋だけなので、静かでいいよ。
旅館エントランスに入ってすぐに無何有ワールドが展開し、客室も良いセンスが溢れていたのでした。女性なら誰もが気に入る空間づくりだと思います。
では、24時間いつでも入浴可能な大浴場にいってみます。
【べにや無何有】 の空室状況を確認する - 宿泊予約は[一休.com]
【誰でも最大5%OFFキャンペーン】べにや無何有 宿泊予約は[一休.com] 山庭を囲むように建つ16室の静かな宿。ロビーは土間づくり。客室は全て露天風呂付。「方林」「スパ円庭施術院」「図書室」等利用できます。
- 関連記事
-