Welcome to my blog

東北のうまいもん

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の人気店@仙台市/国分町

0 0
2021年10月某日
コロナ緊急事態宣言が解除されたので、オットと仙台市に来ています。国分町でお夕食。
歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
コインパーキング脇に雑居な空間が。ワタシが再訪を望み続けた飲食店はここにあります。(前回訪問記事→Jan 09, 2018歓の季@仙台市国分町★個性が光る良店です!』)


歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
ガスボンベとブロック塀に挟まれた隙間の先に、暖簾が見える。初めて来たときは亜空間かと思ったわw

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
ばんざーい。歓の季に再訪できたー!(歓の季Facebook

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
大将と女将さんが繰り出す料理と日本酒ラインナップが魅力的で、大人気の割烹店です。

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
人気な上にテーブル席6名とカウンター5席のちいさな店なので、毎夜予約でいっぱいなんです。(コロナで席数を減らしている模様)

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
せっかくの歓の季さん訪問ですから、最高値のおまかせ7000円コースで予約しました。

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
お通し:仙台芹のおひたしからスタート。干し貝柱と桜海老から採った出汁はやさしく、でも香りはしっかり。「仙台芹はまだ出始め、はしりです。もう少しすると芹の甘さが出てきますが」(大将)

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
そうだ。仙台の芹は旨いんだ。侘助の芹鍋もリピしたいのだが、歓の季も魅力的。仙台に来るとどこで食べるか悩ましい。日本酒はあたごのまつと伯楽星からスタート)

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
1品目:お造り。(右から)本鮪、そい、銀鱈、ほうぼう、こち、金目鯛、いさき、天然かんぱち。
各一切れずつ。もっと食べたいところだが、これから繰り出される料理のことを思うとたくさんのオイシイ物を食べ切るには一切れずつが正解なのだ。

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
2品目:蟹の真丈。深海魚のメヌケを西京漬けにして焼き、メインの具材にした真丈。ずわい蟹とキャビアONが7000円コース仕様かしら。こっくり深い出汁の味とそれぞれの具材の旨味。

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
以後の日本酒は大将におまかせ丸投げで。「よそ者なので宮城シバリでお願いします」とだけリクエスト。綿屋のおしゃれ風バージョンなボトルが登場。ワイングラスで呑む綿屋。南仏かイタリアのワインのような風味の日本酒

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
3品目:雲丹ぷりん。キター!歓の季スペシャリテ。これがもう一回食べたかったんだよ~。今期は北海道産雲丹がいまひとつだったそうで、女川近くの漁師さんプレゼンツの雲丹によるプリン。

歓の季(かんのき)/仙台の海鮮名店@仙台市/国分町
トップの煮凝りのようなゼリー状物体と混ぜ混ぜさせても美味しく変化。みんな大好き雲丹ぷりん。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
勝山酒造の、フツーには流通していないバージョンの純米大吟(左)とDATE SEVENシリーズの最後になる純米大吟の上澄み荒走り。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
ラベルのデザインが、勝山から見た仙台の夜景になってるんだよ、って教えてくれる大将。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
日本酒のメニュー表。この豊富な布陣。盤石っすよ。しかも「600~700円」って!

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
お値段高め(800~1500円)の限定酒メニュー表が裏面。日本酒好きな方なら選択肢に困ると思う。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
我らは大将に丸投げで呑んでいますが、結局のお会計は「都内で飲んだら考えられない!」「こんなにお安くまとめてくれていいの?」みたいな着地点になっていて申し訳ない。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
酒飲みのよき理解者は同じ酒飲みなのだなw

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
4品目:鴨南蛮をイメージした一品です、と大将。マグレカナール(仏産フォアグラを作るための鴨の胸肉)と仙台の曲がり葱を焼いて。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
素揚げした舞茸も。「魚すり身と自然薯を混ぜて素揚げ。餡は味噌の上澄みですね」(大将)凝ったレシピなんですね。スミマセン、まったく頭に入っていかないです。たしかに、鴨南蛮っぽさある甘味。鴨は柔らか。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
5品目:秋茄子のゼリー寄せ。:翡翠色の美しい茄子。変色しないように丁寧に作ってあるのだなあ。やや甘目でツルリとした口当たり。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
6品目:仙台牛ステーキ。ステーキは7000円コースの特権。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
ズッキーニ、ピーマンを添えて。ソースはバルサミコ酢に+白トリュフ+ポルチーニ茸という意欲作。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
後半に霜降り肉ですが、ギリで完食できた~。牛ステーキに添えられたのは勝山純米吟醸の中取り

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
7品目:土瓶蒸し。秋だ。土瓶蒸しだ。わーい。松茸かなあぁぁ?

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
松茸だっ。少量ながら、ちゃんと香る松茸さま。鱧と海老もご一緒されています。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
松茸と鱧の土瓶蒸しには阿部勘さざんか。ラベルが変わっていて、個人情報保護シールと同じ素材。めくると山茶花の絵が現れるの。コロナで家飲みが多くなった2020年。自宅で楽しく飲めたら、という酒蔵さんのアイデアです。宮城出身アーティストの作品で山茶花の花言葉「困難に打ち克つ」に寄せているんですって。大将との酒談義もおもしろい歓の季のカウンター。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
8品目:スモークした海鮮のつまみあれこれ

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
帆立のスモークと秋刀魚のスモーク。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
(右から)サーモンスモーク、鰆のスモーク。秀逸なのは四角い器のスモーク。今日の白身魚の肝、全部で作ったスモーク。こってり濃厚で旨味の固まりであり、鮟鱇肝のよう。これは前回も出て、忘れられない味のひとつ。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
最後の日本酒はDATESEVENの中取り。肝スモークをちびちびしながら永遠に飲んでいそうになるが、コースは〆のごはんとなりました。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
9品目:はらこ飯。「酒米を精米した物にもち米を少々。鮭のあらで炊いています」(大将)というひと捻りされたはらこ飯。

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
2021年は秋鮭が前年以上に不漁でしたね。いくらも高値だったなあ。こうして用意してくれて嬉しい食べ収めだわ。ごちそうさまでした!(コースにデザートなんてしゃらくせえものが入っていないのが一層ワタシの好み)

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
2020年に始まったコロナ禍。どうしているかな、と思い浮かべる大好きな飲食店のひとつが歓の季さんでした。「コロナ中はほぼ弁当屋ですよ(笑)」(大将&女将さん)このテイクアウト弁当が大人気で大忙しだったのだそうです。さすがです!てか、この弁当美味しそう!仙台の人が羨ましい!「東京にお帰りになる前にピックアップされて新幹線内で召し上がる方もいらっしゃいます」都内にこの内容で税込3千円の弁当は無いもの。分かる~。(テイクアウト弁当は当記事アップ時も継続中)

【再訪】歓の季(かんのき)/創作和食の名店@仙台市/国分町
「お弁当を買っていただくのもありがたいです。が、やはりね、こうしてお客様と向き合って仕事するのは楽しいものです」(大将)
日本酒好きで美味しい創作料理を楽しめる歓の季さん。また季節の料理で歓ばせてください。

<自分のための記録メモ>7000円(税抜)コース×2、生ビール含め日本酒を好き放題に呑んで25400円(税込)のお支払い。あれだけのアルコールをひとり税込5000円で会計してくれたということ?ありがとうございます!

歓の季 (勾当台公園/居酒屋)

★★★☆☆3.55 ■街の喧騒を忘れさせる大人の隠れ家でおもてなし◎季節の素材を使った割烹料理に舌鼓◇ ■予算(夜):¥6,000~¥7,999

関連記事
国内旅行和食日本酒にこだわる宮城仙台居酒屋テイクアウト

0 Comments

There are no comments yet.

Leave a reply