出町ふたば/栗餅、黒豆大福、丹波栗赤飯@京都市/出町柳
2021年11月26日(金)
叡電出町柳駅から洛北の紅葉めぐりを始める前に、和菓子で朝食を。
京都おまん屋はんの名店、出町ふたばがちょうど開店時間だ。あ、あれ?8:30なのにもう15人ほどの買い物客がっ。い、いそげー。ちな、お茶席や来客にお出しする上生菓子と異なり、日常で食べる和菓子を売る店を、京都ではおまん屋はんといいます。(出町ふたば食べログ)
出町ふたばの人気は通年だけど、秋の栗、新糯米、新豆シーズンの今時分の人気ぶりは一層なのではないかしら?さて、今日は何をお願いしよう。店先に下がったPOPをひとつひとつ吟味。
並び始めてからお会計終了まで、トータル18分かかったのですけどね。行列している間に、買うべき商品を逡巡できてちょうどよかったかも。「やはり名代豆餅は外せないか」「栗おこわも…」並びながら迷う時間もワクワク。
丹波栗&丹波大納言小豆いり赤飯のプロモーションが刺さった!こら、買わなあかん (´ω`人)
いつもの定番、名代豆餅を買う予定だったけど…この吊り下げPOPで心変わり。今日は黒豆大福や。
店先には8人ほどのスタッフさん。忙しくてもひとりひとりの客の要望に丁寧に応えてくれる接客だ。奥の製造場でも10人ほどのスタッフさんが黙々とお菓子を作成中。朝から一気に作ってその日のうちに売切る商スタイル。全員が無駄のない動き。早朝から熱気とパワーが溢れている店先に見惚れます。諸外国の人だったら、店一丸となった流れるような作業ぶりに驚くかもしれないね。
お買い物が済んだAM8:50。行列はぐぐ~っと延びて、約3倍の距離になっておりました。出町ふたば、開店と同時がよろしいようで。(翌日以降受取りなら電話でお取置き依頼も可能)
せっかくの出来立ての品々です。即食べるとひと味ちがうのだ。賀茂川の河川敷で朝食タイム。
悩みぬいて購入したのは「丹波栗入り赤飯(小)」650円、「丹波栗餅」270円、「黒豆大福」220円。高品質なのに、申し訳ないくらいのお手頃価格です。
季節ごとに包装紙のデザインも変わる気遣い。ごま塩はディフォで付いてきます。お願いしたら割りばしも付けてくれました。
もっちもちのお赤飯。丹波栗がゴロゴロ入って気前いい。尚、栗おこわも気になったが、早朝過ぎてまだ出来ていなかった。次回は買いたいな。
栗の季節にふたばに行ったらハズせない、丹波栗餅!手で剥いた大粒の丹波産新栗がゴロッと丸ごと包まれているリッチな逸品。出来立て餅がびよ~んと伸びる。餅のデリケートな食感が、旨さを押し上げます。(食いついた断面ではお見せできないのが無念)
定番品、名代豆餅と悩んでこっちにした黒豆大福。初食べです。丹波黒豆が大粒だし豆々しい香り。甘すぎない餡です。時折しょっぱさがひょっこり顔を出す。ウマッ!
黒豆大福は2個買ったから、1個はオットへのお土産だな。出来立てをなるべく早く食べると、ひと味もふた味も違う。東京の百貨店でも名代豆餅だけは買うことができます。でも、東京まで旅してきた豆餅を千葉の自宅まで持ち帰ってしかも夕方食べる…ではこの餅の特性は感じられないんだなぁ。
出町ふたばは日本トップクラスのおまん屋はんだと思います。
「出町ふたば」豆大福の美味しさの秘密はどこに!? 人気の4つの理由。 | 三越伊勢丹オンラインストア 【公式】
行列ができる京都の老舗「出町ふたば」の銘菓「名代 豆餅」。とろけそうなほどやわかいもっちりとしたお餅に、塩味の効いた大粒の赤えんどう豆、ほどよい甘さのあんがたまりません。京都の人々を100年以上も魅了し続けている和菓子の人気の理由を探ります。
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