2020年3月8日(日)
鹿児島、大隅半島を旅行中。霧島温泉に向かう途中に立ち寄った犬飼の滝。
ちょうど虹がかかるという僥倖。
落差の大きい滝ではないけど、3月なのに水量が多くて迫力あります。滝壺の水がターコイズブルーで美しいなあ!
降水量が多いシーズンなら、さらに水が増えて一層力強い姿になるのではないかしら。この滝の柱状節理は太目でたくましいぞ。
滝つぼに最接近できる展望デッキに来ています。説明板が。『坂本龍馬・お龍夫妻がこの地を訪問』って。へー、そうなんだぁ。
ところで、引用されている竜馬の手紙には『陰見の滝』って書いてあるけど?
「いぬかいのたき」を薩摩言葉で発すると「いんけんたき」になる模様。で、耳で聞いたままを文字にした説が有力とか。竜馬よ。メールするならぐぐってからにしようね。
霧島観光スポットのひとつなのに我ら以外誰もいない。そんな空間で滝と相対できて好印象でした。ただし、ちょこっと山の道を進むので普段からワイルドな生活をしていない人にはややヘビーな道程かも。
アップダウンがあるこんな遊歩道を7~10分進んだ先に、滝壺ビューの展望台があります。天候コンディションよければ是非。
滝壺ビューの展望台への遊歩道アクセスは少々目立たない。県道470号沿い、ガードレールが切れた所のこの案内板が唯一の目印かも。
※↓のグーグルストリートで駐車場右端に遊歩道に降りる入口が写ってます
多く訪問者はこの駐車場に停めて隣接する展望台から見下ろすことで「犬飼の滝見学終了」としてしまうかも。可能なら、斜面を降りて滝壺ビューまでをおススメしたいです。
先ほどの滝壺の案内板に『和気清麻呂公がこの地の流され1年滞在している』と書かれていました。
和気清麻呂(
Wiki)が九州に流されたのって、ここだったんだ!と俄然興味が湧きます。長~い階段を昇ったら、神社に到達。
(犬飼の滝から和気神社まで車移動できます。徒歩で階段を昇っちゃったのはムダ足で草。)
イノシシの絵馬がでかいw和気清麻呂といえばイノシシなのだ。京都に
護王神社という、イノシシがアイコンになった神社があります。護王神社に祀られているのも和気清麻呂。
和気神社由緒。読んで驚くのは薩摩藩主島津斉彬が、直接調査を命じて「和気清麻呂はこのあたりに住んでた」と突き止めたという記述。そういう調査が好きだったのね。斉彬公、ワタシと気が合いそうです。
同じく、由緒に『昭和十四年和気清麻呂公顕彰会が発足(中略)昭和十八年起工。』の記述。なーるほど。天皇家の正当な継続に命をかけた和気氏を神にしたんか。戦前戦中のナショナリズムかいな。
京都の護王神社はイノシシだらけでかわいい境内なのだけど、ここ和気神社もなかなか^^
究極のイノシシは白猪の和気ちゃん!神社には神馬として白馬がいたりするけど、ここは白い猪が。「ワケちゃーん!」と繰り返し呼びかけども姿は見えず。「寝てるのかも。かわいそうだよ」オットのごもっともな忠告に従い、和気神社を後にしました。会いたかった、ワケちゃん… (´・_・`)
※下部↓のブログカードをクリックすると和気ちゃんのお姿を拝見できます
和気ちゃん | 霧島市観光協会
鹿児島県霧島市の観光協会 公式サイトです。魅力たっぷりの霧島の食・観光がたっぷり。
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