白布温泉 東屋/夕食編@山形県/米沢市
【前の記事より続き】
2022年1月某日
山形の名湯、白布温泉。東屋に泊まっています。夕食のお時間となりました。(白布温泉東屋公式HP)
熱々のお風呂にどっぷり浸かった後ですから、生ビーが体内に浸み込んでいきます。ぷは~っ
夕食はお食事処にて。(朝食も同じく)
世はコロナですからね。お食事処に集っての食事はお宿としては気を遣うポイントでしょう。背が高い衝立を巡らし、各テーブルをパーテーションしています。堅牢な囲い込みで安心感ありました。
窓に面したお席に案内されたのもラッキー。前菜含め、小鉢系があらかじめセットされたテーブル。
地元のブランド牛、米沢牛をメインにしたコースです。
米沢牛をすき焼きorしゃぶしゃぶで。ネット予約後にお電話し「2人なので各々別で」とお願いしました。
すき焼きとしゃぶしゃぶは具材は一緒だったから融通も利くかと。
前菜:有頭海老旨煮、山形名物玉こんにゃく、鰆味噌焼き、細竹含ませ煮。印象に残ったのは細竹。白くキレイに煮てあるなあ。山形で玉コンはよく食べるけど、辛子味噌に白胡麻プラスでひと味違う。
『郷土料理 冷汁』とおしながきにあった先付。宮崎県の冷汁しか知らないんだけども。同じ名前なのにまったく違う料理が他地域にあるのが面白いなあ。山形の冷汁の具材は貝柱、椎茸、凍み蒟蒻。米沢地方の冷汁は「おひたし」のカテゴリーかも。
鯉あらいと刺身こんにゃく。山形に旅すると遭遇する食材、鯉。臭みなど無く、おいしくいただきました。
おしのぎ: 山形風芋煮。後出しで熱々を提供してくれました。「芋煮」も地域でレシピが異なる郷土料理として有名。味噌味の宮城県、きのこ汁状態の福島、同じ山形でも庄内エリアだと豚肉で味噌だとか。米沢含む内陸部は「牛肉、里芋、エノキ茸」の醤油仕立てなのね。フレッシュな葱がアクセントで、品がある芋煮でした。旅先で出会う郷土料理って嬉しい。
鮎も焼きたて熱々を運んできてくれました。東屋スタッフさんのオペレーションは優秀。厨房から間を開けることない配膳は、味に直結しますわね。柚子白味噌で田楽に仕立てた鮎でした。
メイン、しゃぶしゃぶ登場。美味しそうな霜降り加減の米沢牛。
こちらはすき焼き。ねっ、食材はいっしょでしょ?
ちっとも旨そうに撮れていませんが、すき焼きっす。しゃぶしゃぶ&すき焼き、2種の米沢牛を二人で分けっこ。両方楽しめて飽きること無くて完食。
食事に白飯、鶏ごぼうつみれのお椀。林檎でおしまい。適量だったと思います。米沢に来たことを感じるお献立で好印象。なにより、スタッフさんのフットワークの軽さのおかげで全品ベストなタイミングでいただけました。
日本酒ラインナップも想定内の地元の酒蔵たちです。東光は4合瓶飲み切り。米沢四蔵の酒を1本に合体させた、米沢アッサンブラージュも1合。
ごちそうさまして退席です。ロビーでは、経営者さまファミリーが春めいた飾付けをされていました。山形に伝わる伝統行事で団子の木というそうです。五穀豊穣を願う小正月の願掛け。春を思わせる色使いだなあ。早く春が来るといいよね。雪深い白布温泉にいると尚さらそう思えてきます。
【つづく:東屋朝食と宿泊雑感】
★★★☆☆3.02 ■予算(夜):¥15,000~¥19,999
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