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京都

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区

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前の記事より続き】
2020年6月7日(日)
大本山 東福寺の紅葉は京都トップクラスに美しいと思う。
東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
初夏の今、東福寺の渓谷・洗玉澗は緑色に染まっていたよ。青もみじも別の風情があってイイんじゃなかろうか、と来てみました。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
東福寺に入山する手前の橋、臥雲橋がスキなんだ。歩行者のための橋。(自転車バイクは押して通ります)近隣住民の生活道路にもなっています。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
フツウの生活道路なのにカバードブリッジであるステキ度。しかも、秋はとびきりの紅葉が眺められる臥雲橋です。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
臥雲橋から見た東福寺 通天橋。一面が紅色の風景は圧巻です。ただし2016年以降、紅葉のピーク時に限り橋上からの撮影は禁止になりました。2022年秋も同措置が取られるかも。ホント秋の東福寺は行き難くなった。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
東福寺入山料は京都の寺でもお高い目設定なのも足が遠のいた理由かも。主に3つの見どころ「通天橋」「開山堂」「本坊庭園」をすべて見ようとすると共通券1000円。「通天橋&開山堂」だけなら600円。「本坊庭園」だけなら500円と、絶妙な値段設定。ほとんどの人が通天橋と本坊庭園目当てなので畢竟、1000円支払いとなりますわね。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
さらに、紅葉期は別料金で「本坊庭園」500円「通天橋&開山堂」コンビネーションは1000円。共通券システム無し。秋にすべてを見ると1500円!それでいて激混み不可避なのだから納得いかないんだな。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
清々しい碧。相対に見える橋は、先ほどの生活道路「臥雲橋」です。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
橋上から見下ろす楓の海もいいのだけど、この谷の中に散策路が出来上がっていて、楓を見上げながらの回遊も爽快です。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
散策路を歩きながら。足元に木漏れ日、きれいだな。三ノ橋川が流れていて、石橋が架けられているよ。秀逸なデザインのお庭です。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
入山料がお高い目だとか小言を言っても、通天橋は風情あるし、楓の美しさは見事なのだから敵わないなあ。尚、紅葉ピーク時はこちらの通天橋からの撮影も禁止になります。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
今日は1000円の共通拝観券をぶっ込んでいますから、本坊庭園へも入って行けるよ。受付入ってすぐに「南庭」東福寺本坊には東西南北に4つの庭があって、そのすべてが重森三玲作品というのが人気のポイント。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
重森三玲…京都の庭めぐりでは欠かせないビッグネームの作庭家のひとりです。(重森三玲wiki)作庭の考察については東福寺公式HPの解説が非常に充実しているので拙ブログなどでは何も申し上げることがありません。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
方丈を回り込むと、次は「西庭」に出ます。手前の茶色ゾーンは、時期が合えば緑色の苔が鮮やかになるのだけど。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
それでも、サツキが咲いている「西庭」。市松模様のピンクが綺麗です。市松型の直線と苔の湾曲がお互いを主張。斬新だなあ。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
「西庭」から次の「北庭」に移動する手前に「通天台」というテラスのようなコーナーがあります。ココから洗玉澗と通天橋が眺められます。気付かずにスルーしてしまう人がほとんどなのが勿体ない。この方向からも堪能できる通天台は穴場かも。紅葉の激混み時は、開門したら即ここに来る方が得策なんじゃなかろうか、と思う。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
そして「北庭」。ここも市松模様のモチーフがかわいい。苔が茶色だけどね。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
鑑賞者の手前の市松模様は整然と並んでリズムを感じる。でも、奥にいくにつれて徐々に市松軍団がフェイドアウトしていく様に表現されている。動きを感じる庭で、ワタシは好き。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
最後に「東庭」へ。円柱形の石の配置が北斗七星になっていて、奥の直線状の生垣は天の川のイメージでご鑑賞ください、という意図らしいよ。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
4つの庭は昭和14年の作品。重森三玲、戦前にしてアーティスティックな庭造りがお見事。

東福寺/通天橋 青葉の頃@京都市/東山区
東福寺は公式HPが充実していて、京都でも情報発信に積極的な寺のひとつだと思います。人気寺だけに、現況確認をしてから訪れるのが望ましいと思う。空いているタイミングで久しぶりに来れてヨカッタ。紅葉時の再訪はワタシの場合、無いと思うから。
【つづく:平安神宮神苑

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