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19年エアーズロック&メルボルン

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulara

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前の記事より続き】
2019年8月26日(月)
登山禁止になる直前のエアーズロックに登ろう、を目的にした旅のお話のつづきです。
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
ホテル5軒を中心としたリゾートタウンがポチッと砂漠の中に。それがAYERS ROOK RESORTです。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
我らはセイルズ イン ザ デザートホテルに宿泊したのだけど、他のホテルの様子も気になるね。朝散歩ついでに、リゾートエリア内を観察してみよう。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
エアーズロックリゾートHPから頂戴しました※
ぐるりとループ型に造られている町です。一周1.5㎞ほどかな。ループ上に点々とホテルや施設が現れます。時計回りに歩いてみよう・・・
1)消防署
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
このリゾートのためだけの消防署だと思う。日本の消防署と違って景観に馴染むデザイン。隣り合ってPOLICE STATION とちっちゃいメディカルセンターが。安心感あるけど「エアーズロック登山で大怪我しても500㎞離れたアリススプリングまで行かないと真っ当な治療は受けられない」ってガイドM嬢が言ってたなー。この病院は「お腹痛いの」程度の時の駆け込みクリニックでしょうね。

2)エアーズロック・キャンプグランド
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
リゾートホテル泊じゃなくてキャンプ滞在したいってニーズもあるよね。キャンプ場だけど5つの宿泊施設のひとつにカウントするよ。木立の奥に広がるキャンプサイトの様子は確認できなかったけど、ガイドM嬢は「エアーズロック登山禁止直前だからキャンブ場すら予約で満員」って言ってたな。

3)ガソリンスタンド
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
わざわざガソリンスタンドを撮るワタクシ。米国を車で旅するとガソリンスタンドが「ガソリンだけでなく雑貨や食品も売ってるお助け小屋」みたいなところがあって、その雰囲気によく似ていた。リゾート内唯一のスタンドだと思う。キャンプ場近くにあるのはキャンピングカーの給油だけでなく、食品購入の基地でもあるからだな。ATMもあるはず。地図を見てへ~、って思ったのはPETROL STATIONって表記されていたこと。米国英語のGAS STATIONじゃなく、英国英語で言うんだね。初知り!

3)アウトバック パイオニア HOTEL&LODGE
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
第3の宿泊施設、アウトバックパイオニア。先ほどのキャンプ場の次にリーズナブルなのがここでしょう。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
満員だったこの時のエアーズロック。我らのツアー添乗員女子は、我々と同じセイルズインに部屋を確保することができず、ここに泊まっています。約1㎞を時には歩き、時にはシャトルバス利用でセイルズインまで往復されていた。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
「今回ホントに部屋が取れなくて。ようやく1ベッド確保できました。20人1室のドミトリーです。学生時代のバックパッカーをイメージしていただければ…」(添乗員女子さん)添乗員というお仕事は時にハードであるな。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
アウトバックパイオニアは全室ドミトリーという訳ではなく、予算とニーズにより幅広な選択肢が。スタンダードなツインのホテルタイプもあるし、2段ベッドのロッジタイプも。ピクニックテーブルで簡単な朝食を食べる若者。こういう旅も楽しいのよね。分かるわ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
尚、アウトバックパイオニアにはアドバンテージがある。画像の『BAR&BOTTLE SHOP』がその最強ポイント。豪州はそもそも酒の販売が限定的だけど、このリゾート内も酒を買えるのはこのホテルのショップだけ!という事態だから。リゾート内に充実したスーパーがあるけど、アルコール類は売られていません。オットも部屋で飲むビールのために、ここまで歩いて買い物に行ってくれました。このホテルのBARに来て、ルームキーを見せると売ってくれます。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
リゾートなのに不便なこのシステム。誤解を恐れずに言うとアボリジニの人にアルコールを買わせないため。アルコールへの耐性が低いDNAの故か、生活の不安定さからか。飲酒コントロールが出来ず、体も暮らしも壊してしまう人が少なくないのでしょう。彼らから酒を遠ざけるため、ルームキーを見せないと買えないシステムにしています。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
日本人にはちょっと理解できない。が、米国にも似たシステムがあります。米国本土の所々には「インディアン・リザベーション」wiki)があり、そこではアルコールを売っていません。車で旅していて「今夜はこの町に泊まろう」と目論んだものの「あ!ダメだ、ここインディアンリザベーションじゃん」と大焦りしたこと数知れず。グロッサリーに立ち寄ってビールもワインも売ってないのはワイには耐えられへんからね。お気楽な旅行者でごめん。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
行政の、先住民に対する制度が豪と米で似ていたものですから、今回の旅でチクッと胸に刺さった事象inアウトバックパイオニア HOTEL&LODGEでした。

4)Uluru Lookout
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
歩道が途切れて、ブッシュに向かって小径が延びている場所があります。「この先がルックアウトになっているみたいだ」(オット)

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
メイン道路から外れた傾斜の道を、ゆるゆると10分ほど昇ったかな。植生は単調だし、生えているのは「野良ラクダしか食べない」とガイドM嬢が教えてくれたトゲトゲの草、スピニフェクスだ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
小高い丘の上。これだっ

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おはようございます、ウルル様。3日間楽しみました。ありがとう。今日は飛行機でメルボルンへ去ります。お世話になりました。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
この展望台からはカタジュタも見えるよ。ワタシとオットしかいなくて、あとはウルルとカタジュタがあるだけの世界。来る人が少ないみたい。穴場かもね。

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車が1台走って行くね。あの先に何かあったっけ?「あの方向に、一番高級なホテルがあるよ。エアーズロックがベッドから見えるっていう」(オット)そうだ。5軒のホテルはこのエリアに集結しているのだけど、「ロンギチュード131°」だけは離れてあの方面に孤立しているんだ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
LONGITUDE131°公式HPよりいただき画像
エアーズロックがもはや登れない山となった今、これからはどこからどう感動的にエアーズロックを眺めるか、が訪問者の目的になるのかも。そいいう意味ではロンギチュード131°に魅力を感じる人はいると思う。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
何しろ、我らのエアーズロックリゾート内の5つの宿泊施設からはエアーズロックは見えないからね。だからLookoutに登るのだ。(後述のデザートガーデンホテルの一部の部屋からは見える)

5)デザートガーデンズホテル
エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
Lookoutから降りて、ふたたび車道沿いを歩く。2階建て客室が横並びしているコレはDESERT GARDENS HOTELだね。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
今回のツアーはセイルズインザデザート泊だったけれど、旅行社が押さえた宿の巡り合わせ次第では、このホテルだったかもしれないの。中をちょっと覗いて行こうよ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
入ってすぐにBARもカフェテリアもバーンと広い空間にあるんだね。そこはセイルズとも似たデザインだ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
朝食タイムのレストラン。朝日が差し込んでイイ感じ。ロビーもレストランも小規模だけど、セイルズに次いで候補に挙がるホテルであるな、と納得。

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エアーズロックが見える部屋「Deluxe Rock View」を24室持っているのがこのホテルの強みかな。

6)エミュ ウォーク アパートメント
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その名の通り、ホテルタイプではなくキッチン付きのアパートメント。

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高級感は無いけど、ちっちゃいお子様がいたりグループ旅行だったら、こっちの方が都合良いかも。

7)ロスト キャメル ホテル
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リゾート内にある5つの宿泊施設の最後はここ、LOST CAMEL HOTEL。2018年開業の一番新しいホテルです。ボロくないし、清潔そう。リーズナブルに滞在したい人用のホテルなんだろうな。ただし、外から見ただけで安普請感が滲み出ていたわ。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
リゾート内5つの宿泊施設は、多様なニーズに合わせて細分化されているのが分かりました。へ~!と思ったのは、この5軒はすべてヴォヤージ社(VOYAGES)が運営しているという件。もともとホテル群は国立公園内のエアーズロック近くにあったそうだ。1970年代、裁判で先住民へのウルル返還が認められ、ホテルはこのYularaをリゾート開発して1983年から移転・集約させたのだって。(空港もこの時に移転)環境のため、敢えてエアーズロックから遠く(約20㎞)に造ったのだろう。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
「ミモザのような黄色い花を見かけたら、それが豪州の国花よ」とガイドM嬢が言っていたな。この花だろうか。

エアーズロックリゾート内を朝さんぽ@豪州/Yulala
AM8:30。セイルズインザデザートに戻ってきました。ぐるりと一周90分の朝散歩。AM11:30にはこのリゾートを離れるのか。淋しいな。

Welcome | Ayers Rock Resort

Located in the heart of Australia’s iconic Red Centre, Ayers Rock Resort offers a host of accommodation options, from luxurious hotels to outback campsites. More than 100 unique experiences let guests customize an unforgettable holiday unlike anywhere els

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