棚倉町散歩/先祖の自宅跡地発見@福島県/棚倉町
【前の記事より続き】
※注:個人のファミリーヒストリーです。他人様には全くつまらないチラ裏な内容であることを注意書きいたします
2022年4月9日(土)
福島県棚倉町を散歩中。ここは、江戸時代末期にワタクシの実家先祖、嶋崎家が暮らした町です。
今回の旅行の目的のひとつが「嶋崎家が住んでいた場所をピンポイントで特定せよ」です。棚倉城を中心にした町並みは、江戸期からあまり形を変えていません。
コレが江戸期棚倉城下地図。(の一部)前回棚倉を訪問した時に、棚倉図書館から資料提供していただきました。(棚倉藩士末裔の会、初雁温知会の方が解読した地図の写し)
ほぼ道の構造が一緒。初雁温知会の方によると『現在は宅地になっていますが、当時は、Dから棚倉小学校に向かって藤田歯科医院(現在廃業)の北側沿いに道が抜けていました(どの位の道幅かは不明です)。したがって「嶋崎恒太さん宅跡」は、松屋書店東側の畑地だと思います。』
前回の棚倉訪問時は、実家先祖に「恒太」という人はいないと思い込んでいたことで他の島崎さんだろうと、参考程度に思っていました。しかし、我が家の男子は幼名に「恒」の字を付ける習慣があったことに後で気付く。詰めが甘かったと言わざるを得ない。しかし、古地図のふにゃふにゃな文字を「嶋崎恒太」と読み取るスキルがワタシも欲しいわ。
さらに。前回訪問時は、先祖の家周辺の道だけは形が変わっていることにも気づかず、この秋葉神社正面を実家跡地と誤認していたし。今日はその秋葉神社を通り越して、正しい場所にアプローチだ。
を~。松屋書店東側の畑地!ここかー。
たしかに、道があったかのように直線に一段下がっている。(青線部分)先祖の家があったのは赤線部分ということになろうか。(こんなに広い家ではなかったと想像する)
現状、誰かさんの私有地なので足を踏み入れることはできませんから、遠巻きに眺めるのみ。
ここに武家屋敷が並んでいた情景がまったく想像できないんだけどね。屋敷っていうか、粗末な長屋みたいな家屋だったのだろうと思うよ。
4月に入ったのだけど梅の木がまだ花を付けて香っていました。実家先祖10代目の名は梅五郎。その子11代目は梅太郎。2人とも棚倉で嶋崎家を支えた当主です。暮らしていた土地に梅が育っているのは偶然とはいえご縁かもよ。
この場所にはグーグルストリートで何度も訪れていました。でも、画面からは伝わらない、現地に行かないと分からない空気ってあるんだなあ。PC画面から梅の香は伝わらないもの。「そんなに悪い家じゃなかったよ」と先祖が言っているような土地でした。
【つづき:枝垂れ桜が美しい寺でお墓参り】
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