メルボルン発‐成田JAL774便ビジネスクラス@SKY SUITで帰国
【前の記事より続き】
2019年8月28日(水)
エアーズロックとメルボルン6日間の旅最終。メルボルン00:05発JAL便で帰国です。
ワタシの席は往路便と同じ位置の「7G」でした。(画像は隣席の7H)
搭乗時にいただいた朝日新聞。8月27日の日本のニュースが遠い国の話のようで頭に入って来ない。たった4、5日間日常生活を忘れただけなのに、竜宮城で浮かれた日々をおくった気分。戻るのは淋しいなぁ。
ボーイング787-8型機JALビジネスクラスで赤ちゃん用バシネットを利用したい場合はこの7G席が該当席のひとつになります。パーティション右側に付いている2本のホルダーにバシネットを嵌め込む。(機種ごとに設置方は変わります)親は諦めて半分のモニターでエンタメを観るのだろうな。(航空経済紙Aviation Wireのサイト)
席にセットされていた枕、寝具、ヘッドホン、スリッパ、メニュー表、アメニティポーチ。
アメニティポーチについて。内容物は往路便のエトロバージョンと少し異なる。アイマスクが無い替わりに花王の「蒸気でアイマスク」が入っているのが日本的だな。往路はリップクリームもエトロデザインだったけどメンソレータム薬用リップでした。
ポーチについて。好みは人それぞれだから幅広い層に受け入れられるコラボ企画を繰り出すのって大変だろうな、と思います。これは京都西陣の龍村美術織物のオリジナルポーチだそうです。耐久性ありそうだけどね。デザイン的にはワタシのツボではなかったです。
当記事をアップするにあたり検索したら、エトロと龍村織物バージョンはこのフライトの後すぐに終わった模様。今は日本発便メゾン・キツネで日本到着便BEAMSらしいよ。コロナで3年も国際便に乗っていないことを実感するわ。
さて。深夜便なので搭乗直後のサーブは自主申告制。ナイトスナックが欲しい酔っ払いは即、持って来てもらう。白ワインもちょうだいね。
『帆立のさつま揚げ、玉子豆腐 銀餡かけ、ローストビーフ和風ドレッシング』でした。現地発便の食事はいまひとつ、のセオリー通りのプレートでした。酒のお供があって良かったね、レベルのクオリティ。
映画観ながらワインを飲んでたら小腹が空いた。到着2時間前まで(朝食のサーブが始まるまで)オーダーできる「ANYTIME YOU WISH」メニューがあるから頼んじゃお。わかめうどんくださーい。あとジントニックもね。
JALうどんは丸亀製麺くらいには美味しかったです。出汁もイヤな感じがなかったし。ただ、トッピングの若芽が違和感ない戻り具合になったのが終盤だったのが惜しまれる。懐かしい映画「スタンドバイミー」で胸がいっぱいに。年齢を経た彼の作品も観てみたかったな、リバー・フェニックス。亡くなった時はショックだったわ。
機内ショコラいただきまーす。メルボルン発便はリンツだった。リンツ好きだけど、日本発便はジャン・ポールエヴァンだったんだ。日本発便に乗ったら、1回目の食事後にギャレーにジャン・ポールエヴァンが置かれるから逃さないことをおススメしたいです。復路便は出ないからね~
到着2時間前の8:00。朝食サーブのお時間です。洋朝食を選んだワタクシ。フレッシュジュース、としかメニュー表記がないので尋ねたら「オーストラリアのベリー類です」とのこと。70点の回答ですねw コレ美味しかったわ。
機内は乾燥していることもあり、フレッシュな果物が美味しかったな。海外で食べるフルーツって日本と違い、時に固かったりちっとも甘くないことってあるあるだと思う。このプレートは食べごろ完熟ごろを揃えてくれて、そういうところにJAL力を感じます。
洋朝食のメインはマッシュルームとフェタチーズのオムレツ モルソーネソース ベーコン添え。フェタチースが塩分強めで美味しかったわ。酒すすむw
現地発便としては頑張っていたと思います。想定内の朝食でした。ごちそうさま。
パーティション隔てて隣席のオットは、ぶれることなく今回も和食をオーダー。
メインは鮭の味噌幽庵焼だそうだ。ひたすら日本酒を飲んでいるオットにはちょうどよい酒のつまみであっただろう。仙禽 一聲/純米大吟と作 恵乃智/純米吟醸を乗せていたJAL。素晴らしいチョイスと思うよ。
キャベツ明太子和え、果物、セロリ伽羅煮。焼茄子 海老そぼろ掛け、冬瓜含め煮、合鴨味噌焼き、アスパラのサーモン巻、鶏つくね串、ふくさ玉子、里芋オランダ揚げ、さつまいも蜜煮、ラディッシュ、花蕪。
いっぱい詰まってんなー。現地発便の和食はリスキーだからワタシは避けるのだけど、そこはJALでした。日本発便には勝てないまでもこれなら。箸でつまむとひと塊になってる蕎麦とか、カピカピの握り寿司とか、外国エアラインの現地発便和食にありがちな残念は無い。(食べてないけど見た目はそう思う)
オットの和食に提供された「炊きたてのご飯」について。日本発便で食べた時、機内で炊いたとは思えないほど上手に美味しく炊けていてJALの本領を見た気がした。でもこの復路便の仕上がりは全く別物でした。失敗したキャンプメシのように芯があるのに周囲がべちゃついた白米。う~ん、と首をひねって考えた。これはCAさんのチームによって腕前にバラつきがあるのかしら?などと考察しましたが…※追記(2023年1月)JAL機内炊きたてごはんの提供は終了しています
食事後まったりしていると「みなさま、当機はまもなく成田国際空港に到着いたします」という例の非常なアナウンス。嗚呼、もう旅が終わってしまう。
約10時間のフライトは楽しかったよ7G席。非日本のエアラインの方が好きなワタシなので積極的にJALを選ぶことはないと思うけど、またご縁があったら。
地上の人となり、駐機された飛行機たちを見て「さて、2020年はどの国に行こうかな」と前向きに思い直した時の景色でこの旅行の画像は終わっています。
コロナで2020年ギリシャ旅行の予定は崩壊したわ。この豪州旅行から3年。気楽に旅に出られることの有難さを思いつつ、この長かった旅行記をクローズします。おつきあいありがとうございました。
【19年エアーズロック&メルボルン旅行記おしまい】
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