花いろどりの宿 花游(かゆう)/温泉編@和歌山県/南紀太地温泉
【前の記事より続き】
2020年9月某日
まーまーな経年と思しき躯体の宿です。温泉大浴場の入り心地は如何なものかしら。「太地温泉」を名乗る宿です。
<大浴場 暖海の湯-だんかいのゆ>
15時のチェックイン~24時、翌朝6時~9時の利用時間。建物2階にあります。男女交代は無かった記憶。
女性用脱衣所。たぶん男性用も広さ、仕様ともに変わらないかと。
清潔にされているし、基礎化粧品、コットン等必要最低限は装備されていてよかったわ。
ま、このような。フツーにちゃんとした大浴場。
けしてケチを付けているわけではないです。温泉好きな風呂ずきんとしては記憶に残らないほどフツーかつ温泉感が薄い大浴場だったということで。
海に向かって大きなフィックス窓。曇りまくりで海、見えませんけど。クリアに見えてしまったらそれはそれで不都合多いと思われ。もったいないけど。
建物全体が老朽化している中、一番劣化速度が速そうな浴場のクオリティをそこそこ保っている点に、宿の努力を感じました。ワタクシこの太地温泉には多くを期待していないので、泉質ガーとか循環ガーとかめんどくさいことは申しません。
脱衣所の温泉分析表。『加温してます』『循環濾過装置使ってます』『塩素系薬剤つかってます』のトリプル加工湯だと掲示していますもの。温泉法に則ったこの掲示は詳細とは言えませんが、公式HP「温泉TOP」にはさらに踏み込んだ情報をオープンにしています。宿泊前に湯使い情報を確認済みだったので想定の範囲内。
<露天風呂 岬波の湯‐さきなみのゆ>
公式HPの温泉分析表によれば32.5℃、43L/分(自然湧出)。この源泉ならば加温、循環、塩素消毒は必定ですね。では、露天風呂へ。
露天風呂へは建物外の通路を歩いて移動します。人によってはメンドクサイと感じる方もおられるかもね。ワタシとムスメは広がるガーデンと海の脇を歩いていく行程に好感を持ちましたけど。
岬波の湯はここで男女別に。「男湯/女湯」のプレートが固定していることから、男女の交換は無さそう。
おじゃましまーす。広くはない脱衣所。脱衣用カゴが10個ほど置かれてはいますが、10人が入りに来たらエライ事態になる規模です。ラッキーなことに、朝6時では誰もいなーい。
尚、ドライヤーあります。簡易ながらコスメ類が置かれたコーナーも。一人しか使えないスペースですから、譲り合い必須。
太地温泉 花游、露天風呂(女湯)の全景です。
この立地の宿ですから、海がバーンと見える浴槽であるわけないですよね。立ち上がればちょろっと海が見えます。入浴中は望むべくもなく。
大浴場と同じく加温、循環、塩素消毒のトリプル加工温泉です。ま、あたたかいプールってところかな。
それでもワタシには味気ない大浴場よりもオープンエアな岬波の湯の方が気に入りました。
いつもの温泉旅行のように一泊なのに何度も入浴、という事態にはならなかったけどネ。
太地町のHPを見ると、「2001年(平成13年)温泉掘削事業」とあります。太地温泉が登場したのはその時なのかなあ。同じ泊まるなら温泉とカテゴライズされた風呂がある宿に泊まりたいのが我が家。オットが花游を選んだのは、太地で温泉に入れる宿だからでしょう。では、次にお食事の検証に参りたいとおもいます。
【つづく:太地温泉 花游の夕食】
楽天トラベル: 太地温泉 花いろどりの宿 花游(かゆう) 宿泊予約
太地温泉 花いろどりの宿 花游(かゆう)、【全室オーシャンビュー確約】勝浦生まぐろ×伊勢海老×熊野牛をモダン会席で、JR紀伊勝浦駅より送迎(定時運行)約15分、駐車場:屋外駐車場 約50台 無料(予約不要) EV自動車充電機1台有
- 関連記事
-
-
和歌山パンダにキュン死したあの日/アドベンチャーワールド@和歌山県/白浜町 2023/03/05
-
熊野速玉大社/熊野三山コンプリート@和歌山県/新宮市 2022/10/14
-
熊野古道中辺路 2時間さんぽ/伏拝口→熊野本宮大社@和歌山県/田辺市 2022/10/12
-
大斎原と熊野本宮大社/デカい鳥居と八咫烏@和歌山県/田辺市 2022/10/06
-
花いろどりの宿 花游/朝食編と宿泊感想@和歌山県/南紀太地温泉 2022/10/02
-
太地町を朝さんぽ/昔も今も鯨と共に@和歌山県/南紀太地温泉 2022/09/30
-
花いろどりの宿 花游(かゆう)/くじらフルコース編@和歌山県/南紀太地温泉 2022/09/29
-
花いろどりの宿 花游(かゆう)/温泉編@和歌山県/南紀太地温泉 2022/09/27
-
花いろどりの宿 花游(かゆう)/客室編@和歌山県/南紀太地温泉 2022/09/24
-
那智の滝/原生林の圧の中@和歌山県/那智勝浦町 2022/09/22
-
くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町 2022/09/16
-