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岐阜の温泉

野の花山荘/夕食&朝食編@岐阜県/新穂高温泉

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前の記事より続き】
2020年10月25日(日)
野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
新穂高温泉の野の花山荘に泊まっています。(公式HP)その夕食。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
ダイニングがオープンキッチンのカウンタースタイルである、というのが野の花山荘のポイント。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
どこかの和食屋さんで食事しているようで、楽し~!カウンター席は10席。今夜の宿泊客は16人です。席は予め、宿側で決められていました。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
3名以上でお泊りのグループさんは入口すぐのテーブル席に案内。もし、彼らがカウンターでの食事を楽しみにしていたとしたら、ちょっと気の毒かも?
尚、宿公式HP場合によってはご宿泊人数などによりオープンキッチン(カウンター席)でのご提供ができない場合があります。その場合は同オープンキッチン食事処のテーブル席でのご案内とさせていただきますが、その場合は翌日の朝食時にカウンター席にてご提供させていただきます。予めご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。と記載されています。3人以上で宿泊する際はそういう可能性もある、とご留意を。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
さて、我らの席はカウンターの一番奥でした。おくどさん目の前というベストポジション。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
炉ばたでは炭火がきれいに熾っており、岩魚が丁寧に焼かれているのを目の前にできます。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
BGMが昭和どまんなかの懐かしすぎる歌謡曲で苦笑。かぐや姫とか杏里とか。脳内タイムスリップしたわ。JAZZの方が似合うとおもうが、この日の客層に合わせたのかも~w「え~?俺こーいうのも好き~」とかいうオットみたいな輩に丁度よいのねw

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
湯上りの生ビール頂戴します。一番搾り中グラス税込650円。(以下、文中の金額はすべて税込)

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
1品目。飛騨サーモン昆布〆&河ふぐ昆布〆のカルパッチョ。小容量のエスプレッソカップに入ったソース(バジル+醤油+オリーブオイルかな?)をかけます。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
河ふぐってナニナニ~?「なまずのことをこの辺りでは河ふぐと呼びます。薄造りにしたり。河豚によく似た食感なのでそう言うのでしょう」(スタッフさん)そーいう会話が成り立つカウンターの良さ。バジルソースが、洋であり和でもあるカルパッチョに合うよ。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
いっしょに預け鉢が置かれていて、これはオットと好きに取り分けていただきます。さつま芋の蜜煮、大根の田舎煮。旨味ある大根煮だけど、飛騨の味付けはお醤油キツ目。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
こ、このしょっぱさには日本酒だ。渡辺酒造/翠翔 純米吟醸(300ml)1500円。飛騨の酒蔵です。最終的にコレばかりを3本呑んでたわ。

野の花山荘のドリンクメニュー、コチラ。
野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
旅人にうれしいのは地元シバリのラインナップであること。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
後に請求書から計算しましたが税込表記です。全般的に安いな。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
こんなに酒のメニューばかり貼り付けて。どこにニーズがあるのか?と疑問に思うところですが…

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
ワタクシ自身がこの宿泊にあたり野の花山荘の酒の守備範囲が分からず、心配だったものですから。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
酒ラインナップの充実度と価格は、満足な滞在の重要要素でしょ?そうでしょ?スミマセン、酒バカ夫婦で。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
以上、世界のどこかに居られるかもしれない同好のアナタに向けて絨毯張りです。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉料理は和食であり洋の要素も。そこに飛騨の食材もまぶす、という楽しい構成。蓋つき卓上コンロで登場のこれ。鍋?と思ったら、ほぼラクレット。旨い。酒ススム。『湯葉のチーズ焼です』(スタッフさん)

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
抹茶塩でたべる天ぷら盛り合わせ。稚鮎・ささげ・アスパラ・茗荷・舞茸。山の宿らしい食材を天ぷらにしている。林檎の天ぷらも(驚)意外といけるw さつま芋よりワタシ的にはアリ。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
稚鮎てんぷらが嬉しかったな。作り手との距離が近いので、揚げ立てであるよ。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
夕食開始時間よりもずっと前から焼き続けられていたと思われる岩魚の塩焼。満を持しての登場です。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
「2時間かけて焼きました」と仰る。大ぶりで可食部多い岩魚だわー。化粧塩も美しく。敬意を表して、頭も中骨も食べ切りました。炭火で長時間かけてあるからこそそれが可能。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
きのこスープ。ルクルーゼの花型ココット。中は特徴なさそうなスープに見えます。が、超美味しかったの。「作り方教えて~」とごねるワタクシ。「水にチキンコンソメで~、にんにくと…」忙しいのに会話に付き合ってくれるスタッフさん。カウンターの良さはここに。旅先で宿の人と会話するのが楽しいと思える人なら、ここの居心地の良さは同意してくれると思う。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
逆に、話しかけられるのは苦手だしフレンドリーな接客は不快。目の前で料理が仕上がっていくのを眺めることに特別な興味は無い。…という方向性の方には向かない宿だと思います。※岩魚が去った炉では飛騨牛が焼かれ始めた※

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
そして、飛騨牛炭火焼きステーキ。1万円代後半の宿泊料金なのに、こんなの提供してくれていいの?

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
ひとりひとりに好みの焼き加減を訊いてくれます。「おまかせ!最適に焼いて」と丸投げしたワタシ。サシの入り具合が多めで上質の飛騨牛を使っているんだなぁ。炭火効果でベストな脂ノリをいただきました。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
なにより、添えられたご飯が秀逸。着席して間もなくから、スタッフさんが丁寧に火加減のお世話をしながら炊いておられた。その様子を目の前にしていただけに美味しさもヒトシオ。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
尚、夕食時におしゃれをしていかないことを言い添えますわ。盛大に釜土から薪の煙が立ち昇りますし、炭火焼も然り。席に依ってはお召し物に匂いが着くかも。特に我らの席は釜土の前だったからね。客室に配置された作務衣がよろしいかも。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
きなこアイスとパンナコッタのデザートは、場所を移してラウンジで。暖炉の傍らで頂戴してごちそうさま。

野の花山荘のお話最後として朝食を書き添えます。
野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
一番乗りでたまたまラッキーだったのか?「お好きな席へ」とのことなので、昨日と同じカウンター端っこ席。夕食時は外が暗くて目視できなかったけど、朝は窓際がイイ気持ち。朝食は先手必勝です。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
朝早くからこんなに品数多く用意してくれて恐縮です。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
つまみによさげなおかずたちだったものですから、朝から生ビー!運転手のオットよ、すまん。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
岐阜の朝は朴葉焼味噌だよね。岐阜に来たらマストで食べたいヤツ!

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
小型のじゃが芋を素揚げにしてこっくりと味付け。シンプルだけど素揚げでひと味あがる。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
手づくり豆腐である、と案内された記憶。風味濃い豆腐なので、塩が合う。大豆の味が引き立つのは塩ね。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
鮎の干物が感涙です。岐阜だもの、こうでなくては。ワタクシの日常では口に出来ないひらき。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
たまごLOVERのワタシです。このサイズの玉子焼きをひとりにど~んと配膳してくれた時がシアワセのMAX。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
さらにアップだ、ドン!着席した直後からスタッフさんがカウンター内で丁寧に焼き焼きしていた。出来上がっていく過程を凝視していましたよっ。焼きたてほわほわ!が。時間が経っても美味しいと思うけど、朝イチ番乗りのアドバンテージはあったと思う。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
コロナ対策のアクリル板に、背後の紅葉が映る。今日も良い天気。輝く紅葉が観れそう。

野の花山荘/夕食編@岐阜県/新穂高温泉
客室の豪華さよりも、温泉の質とロケーション。そしてごはんが美味しいことが優先事項という方に「是非!」と申し上げたい宿。1泊2食17600円以上の満足度あると思います。※支払時クレジットカードの利用不可なので要注意です

野の花山荘 (高山市その他/旅館)

★★★☆☆3.53 ■予算(夜):¥15,000~¥19,999

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