北極星/元祖のオムライスとは@大阪市/エキマルシェ新大阪店

2022年12月某日

オムライス。洋食カテゴリーの中ではワタクシがダントツに好きなヤツ。

「大阪にな、オムレツの元祖いう店があんねん。」とムスメ。店名は北極星。大阪の人なら今更の有名店なのだろうな。（北極星公式HP）

北極星は大阪京都に10数店舗を展開中。新大阪駅構内のこの店舗ならば、東京へ戻る直前にいただける、とやって来ました。

こんな店があったの、ずっと気付かなかったな。で、オーダーのシステムは如何に？とやや引いて観察していると「お席を確保されたら、オーダーとお会計を先にお願いしますね～」とにこやかに案内してくれるお姉さん。さすがだ。秒で北極星初心者と見抜きおった。

素早く且つ的確な声掛け、いたみいります～。17番はおとなしくオムライスの登場を待ちます。あ、生ビールもね！

おひとり様用カウンターがあって気楽に食べられていいな。どの客も、サクサクッと食べてサッと立ち去っておるよ。ラーメン屋の空気感。（のんびりビール味わってるヤツは誰だ！ワタシだよ）

提供のスピードも早いわ～。調理男子の鬼っ早テクをガラス越しに凝視。回転率の早さが重要なんですね。フロア担当ねえさんの動きもムダが無かったけど、フライパンを振り続けるにいさんの速さよ！

ハイ、きのこオムライス970円到着。シンプルにオムライスだ。（語彙力）

懐かしい味！…と言いたいところだが、チガウ。これはワタシが親しんだ、遠い記憶のオムライスとは別物だ。いや、美味しいんですよ。トマトケチャップではなくトマトソース。酸味強めで食欲を刺激します。ライスはバター多目で風味ある仕上がり。

何より、オムレツのとろふわ加減よ。自分じゃできないオムレツテクニックのアレ。

ただし、いろいろ個性的だ。きのこオムライスなので具材は当然きのこだが、椎茸としめじだ。マッシュルームじゃないんだー。

最大の奇策は、寿司ガリが添えてあること（驚）何で？あれか。カレーに福神漬け的な。ギリセーフでしょ？的発想がステキですw

ピクルスが一般的ではない時代のニッポンだと口直しは寿司ガリになり、バターライスのマッシュルームは椎茸になるのか。「サラダパン」と命名してたくあん漬けのクラッシュが挟まっている滋賀のローカルパンのような世界線。嫌いじゃない。

隣の551蓬莱の行列が曝延びしているとそっちに目が向いてしまい、存在に気付かないかも北極星 エキマルシェ新大阪店。こーいう多店舗展開だと店ごとのクオリティに差がでそうだけど、回転が良くて厨房とテーブルの距離が近いここはお試しにヨイのではないかしら。

北極星 エキマルシェ新大阪店 (新大阪/オムライス)

★★★☆☆3.34 ■予算(夜):￥1,000～￥1,999

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