(7)イオン ラグジュアリー アドベンチャー ホテル/ハイセンスなホテルよ@アイスランド/ネーシャヴェトリル
【前の記事より続き】
2023年1月13日(金)
PM7:00。羽田からの長い移動の果て、今夜のホテルに到着です。
ION ラグジュアリーアドベンチャーホテルっていうんですけどね。エントランスにラグジュアリー感がなくて大丈夫かしら?と思ったわ。暗いし雪まみれ。日本のどこぞのスキー場安ホテルを思い出してます。
1.フロントとその周辺
総客室数46。こじんまりしたスモールラグジュアリーホテルでした。フロントもこのサイズ。
フロント横のロビーラウンジも広くはない。
広くはないけどオッシャレー。おしゃれ空間大好きです!センスいいな。入口に立った時の不安感は一気に払拭です。
いろんな権威から評価されているっぽいな。ミシュランガイドに載ってるのね。BARはアメリカ建築家協会から2013年に表彰かぁ。
尚、駐車場を降りた時からずっと、懐かしいカホリがほんのり漂っていた。これは硫黄温泉のニヨイ!すぐ近くに地熱発電所があるからかも。「玉川温泉みた~い」と喜ぶワタクシ。このホテルのクチコミに「ホテルが臭い」というのが散見されるのだが、もしかしたら硫黄臭のことを言っているのかも。我ら温泉大国から来た者には温泉を想起させるイイ匂いなのだが、そんなものどこにも無い国から来た人には異臭でしかないのかも。ホテルもとんだ風評被害だ。
館内どこも薄暗いです。これはおしゃれ重視というだけではなく、彼らアイスランド人は我ら大和民族よりはるかに虹彩の色が薄くて、光の感じ方が違うからかなぁと思ったわ。よって、薄暗い画像が続きます・・・
客室パートへ行く前に館内施設を先に。
2.ジム(ちっちゃい)
さほど広くないホテル内をうろうろ探索しました。こじんまりしたジム発見。ホント、こじんまりしてんな!
他人とは遭遇したくないレベルにちっちゃ。旅行中でもジムは無くてはならない人も多いからむりくり作ったか?
3.ノーザンライトBar
廊下のどん突きにおしゃれな扉。NORTHERN LIGHTS BAR。自己主張控えめな扉サインにセンスを感じます。
真っ暗にもほどがあるだろう!な画像でスミマセン。
これは営業終了後に入り込んで(←コラ)撮ったので、営業中ならまっとうな明るさはあるはずです。
AIA(アメリカ建築家協会)アワードを獲得したIONホテル自慢のBARで、表紙を飾っている建築系雑誌が部屋に置かれていました。実際に足を踏み入れてみると、センスの良さが溢れかえっているBAR。
ワタシの暗黒写真では意味ないのでIONホテルWEBサイトの画像を貼るわ。夏で且つ日照時間だとこうなんだろうな。現況真冬だから雪原だし、一日のうち明るいのは5時間ほどでしたから印象違うけど、デザインの秀逸さは実感。
4.温水プール
スパと共に屋外にプールが。極寒の国で屋外プール、しかも冬期も運営って・・・
大丈夫。なにしろココは地熱発電の国。発電所から熱湯がじゃんじゃん供給されてくるので温水プールなの。左右に男女別脱衣所。中央のガラス扉はリラクゼーションルーム。
日本的に言うと「湯上り休憩所」ですね。
むちゃカッコイイ「湯上り処」であるな。
バスタオルは部屋から持ってこなくても棚にびっちり。シャワーは2機。隣同士の仕切りや目隠しが無いので、お互いモロ見えでシャワーを使うことになる。(ワタシの時は誰もいなくラッキー)ただしHAIR&BODY WASHというムチャ振りな2in1のボトルとコンディショナーの2本しか置かれていないので、真剣に洗うのは部屋に戻っての方がいいでしょう。
脱衣所はドライヤーと消毒用アルコールがあるくらいでスキン用コスメとか無いです。水着に着替えるためだけの場所ですね。
サウナは男女いっしょに楽しむヤツ。
こちらが屋外温水プール。おしゃれなんだが、暗闇なのでなんだか恐ろし気であるな。水温はちょうどよい38度ほどで長湯ができます。外気は氷点下なわけだけど、がんばって入ってしまえばイケる。大和民族にとってはプールと言うより、水着で入る露天風呂か。
ワタシの暗闇画像はへっぽこなのでIONアドベンチャーホテルWEBサイトの画像貼るわ。この夜、ワタシとオットはこの露天風呂でオーロラ遭遇体験をします。その件については別記事にて。
5.客室107号室
4段階ある客室カテゴリーの中、下から2つ目のスタンダードルームです。無機質な扉。
ツインベッドなのだけど、なんだか狭くね?我ら大和民族にはまーまー許せるけど、欧米系巨漢だったら落ちるだろ、この幅。気になるなら、左右をくっつけてダブルにしてね、ということかも。
シンプルって言えばそうなんだけど、あまりお金かかってないのが分かるスタンダードルーム。下から2つ目クラスですからこんなもんよね。全46室中18室がこのランクの部屋。
バスルームはもっと金かかってなかった~(笑)バスタブ無いのは想定内ですから文句ありませんけど。欧州の「ラグジュアリー」なホテルにしては極狭バスルーム。日本のビジホ並だな。ハンドソープとシャンプー&コンディショナー、バスジェル以外のコスメ無し。
二度見したのが、洗面グッズを置く棚。板!板一枚が据え付けられているのみ。爆笑。乗せた物がうっかり落ちそうだ。幅狭くて何も乗らねーじゃんwついでに、客室内のどこにも箱ティッシュが無い。忘れたのかな~。いいです。持参のポケットティッシュ使うから。
おしゃれなのは認めるけどね。ワタシの場合、この程度の不自由は許容範囲なので文句は無いです。1泊だけでヨカッタわ。
クローゼットにバスローブが。階下の露天風呂的温水プールで重宝。
バスローブの胸元にスリッパを突っ込むという斬新な収納方w
そのスリッパのデザインがかっちょいい。なんだなんだ、この片側だけカーブしたアンシンメトリーなスリッパ。フェルト製で履き心地も悪くない。後にガイド氏に「アイスランドは羊だらけの国。フェルト製品はそこら中にあるよ」と言われます。
気付けばグラスの下のコースターもフェルト製だ。そして、テレビ周りも金がかかってないなw しかもセイフティーボックスが無いのはかなり不安です。(フロントで対応すると言われたがそれはもっと不安)
冷蔵庫ありません。ポットとコーヒーメーカーはある。集中型の暖房システムだったのだが、発電所からの熱湯で全体を暖めているのかしら?客室も、館内全体も適温だとワタシは感じました。
後にどこか外国のサイトで見たのだけど、このIONラグジュアリーホテルは、ホテルになる前はネーシャヴェトリル発電所の従業員宿舎だったとか。その情報が事実なら、客室のあれこれに納得です。何だか狭い客室サイズ、無機質なドアや窓枠の色気の無さ。バスルームの狭さとビジネスホテル感も言われてみれば従業員宿舎的。
ワタクシはツアーだったので選ぶことなくスタンダードルームになった訳ですが、自分予約するなら格上のサーマルジュニアスイートかデラックスルームにした方が苦情も少ないかもしれません。お値段高いホテルなので、自分で予約した場合スタンダードルームではアラばかり目立ってしまうかもよ。
ワタシはこの宿で見事なオーロラを見れたので好印象なのかもしれないけど、大きな不満は無く一夜を過ごしました。またそれは、食事が美味しかったことも理由のひとつかも。次は夕食の件です。
【つづき:イオンラグジュアリーホテル、レストランSilfa】

イオン アドベンチャー ホテル(アイスランド・南アイスランド/ネシャヴェトリル) | ティースタイル - オーダーメイドツアー
イオン アドベンチャー ホテル(アイスランド・南アイスランド/ネシャヴェトリル)(南アイスランド、アイスランド)の情報です。南アイスランドへの新婚旅行・ハネムーンや記念日の旅など、ティースタイルは、お客さまのご要望に合ったオーダーメイドの旅行をご提案いたします。
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