白良浜（しららはま）散歩/白浜のメインビーチです＠和歌山県/白浜町

【前の記事より続き】

2022年2月13日（日）

天然クエを食べたくて和歌山県白浜に来ています。はじめまして白浜。夕方と朝にお散歩しました。

到着した日、夕暮れ時の白浜。輝く海がイイ感じ！

関西圏に住む人なら、人生の都度都度で来る観光地なのかも。小さい頃は家族や親戚といっしょに。友達と旅行する年齢になったら皆でビーチかな。彼氏彼女が出来たらカップル旅行に選ぶのかも。冬の今は静かだけど、夏はエブリディで2万人がやって来るんですって。すごいな。

美しい白砂が魅力的よね。でも、これらの砂はオーストラリアのパースから運び入れたもの（養浜と言います）というのは有名なお話。NHKブラタモリでやってたもん。

昭和の終わり頃のこと。白良浜ならではの輝く白い砂が減りだした。戦後から始まった観光施設増、宅地開発が原因だったようで。砂岩の地層が埋め込まれたことで、内陸から海へ供給される白砂の流入がストップしちゃったらしいよ。

日本中探しても同質の白砂は無くて、ようやく豪州パースの砂に行きついたというお話。確かにこの白さは他所の浜では見ないクラス。我が関東にも伊豆下田に白浜海岸という海水浴場があるけどね。和歌山県白良浜の方が断然白いと思うわ。

10年以上かけた養浜事業です。せっかくの砂が風で散ってしまうのを少しでも防ぐために、海水浴シーズン以外の今はこの様なネットを浜に。

海岸に何だかおしゃれなオブジェかしら？と思っていたこの岩場は、貴重な砂が波の押し引きで流出するのを防ぐ目的でこしらえた突堤なんだって。それでも、いつかは白砂の追加投入をしないとならない時がくるのでは？昭和の無計画な開発の代償は今後も白良浜に降りかかるのかしら。

朝の白良浜。だーれもいなくて快適です。ゴミも無い。砂浜保護のため、地元の人たちの努力を感じます。

浜沿いを歩くと足湯が現れて嬉しくなる。これはつくもと足湯。海岸沿い1.5㎞ほどに足湯は5ヶ所もあったわ。探したらもっとあるのかも。

足湯に掲示された分析表。74度で190リットル/分の砿湯源泉（まぶゆ‐げんせん）から引湯。硫黄のイイ匂いもしています。凄いなー、足湯がこのクオリティとはね。

その砿湯源泉みっけ。その他の源泉地にも点々と出会う。茶色く変色した温泉やぐらにうっとりするワタシは変な人です。

こちらなどは、源泉やぐらが立っているが源泉名の表示がない。それくらい当たり前に其処ここにあるってことかしら？

4本も源泉やぐらが立つ行幸源泉。宿泊した「風車」の湯はここのものよね。日本書紀には3つの温泉地が出てくる。有馬と道後。そして白浜。それくらい古い歴史の白浜温泉なんだって。でも、近代の開発と共に湯量が減少しちゃって。大正末期以降に15ヶ所の源泉を掘って現在の白浜温泉を賄っているそうな。

町営の温泉施設もあってね。ワンコインほどの料金で温泉に入れる。でもね、ここ牟婁の湯（むろのゆ）ももう一ヶ所の白良湯も「コロナにつき白浜町住民のみ入浴可」という事態。入ってみたかったな、残念。さすがに5月にコロナが5類になったら一般にも開放すると思いたい。（白浜町:町営公衆浴場の入場制限について)

美味しい海鮮物があって、湯量多くて高温で。硫黄スメルが濃厚な白浜温泉、いいなぁ。また来てもいいかも！（激混みの夏以外で）と思いました。
【つづく:活魚・鍋料理 風車の朝食】

わかやま観光　白良浜

おでかけする際にとっても役立つ和歌山のおでかけスポット情報を紹介。カテゴリ、エリア、キーワードで観光スポットを検索できます。

www.wakayama-kanko.or.jp