（２０）フィヤトルスアゥルロゥン氷河湖/Fjallsárlón読めない問題＠アイスランド/南海岸

【前の記事より続き】

2023年1月15日（日）

アイスランドツアー4日目。アイスランド氷河最大のヴァトナヨークトル氷河とその界隈でのアドベンチャーが今日のお題だ。

ようやく朝日が昇り出したAM10:30にツアーバスはホテルを出発。今日もアイスランド人ガイドのR氏がたくみな日本語で解説を請け負ってくれるよ。

ヴァトナヨークトル国立公園にある氷河湖でもっともメジャーなヨークルサルロン氷河湖へ行く手前のこと。「氷河が湖に浮かぶ様がより近くで見れる湖があるよ」と、R氏おススメの氷河湖へ立ち寄りだ。それがFjallsárlón（←読めない）

R氏「駐車場からちょっと歩くんだけど。氷河湖の名前は…Fjallsárlón。カタカナで書いたらヒィヤットルスアウルロンかな」ワタシの耳にはヒャッアルロンに聞こえたR氏の発音。

「Lが２つ並んだら舌を噛んで舌の横から空気を抜いて発音するんだ」（R氏）「ゥヒッッ…？」（ワタシ）このように、アイスランド語をカタカナ表記するのは限界があるので当記事ではgoogle検索した時に表示されるフィヤトルスアゥルロゥンで押し切ります。

丘を越える荒野を徒歩約5分。ついでに風が激つよ。氷河湖あった。キャー。なにこの色。（フィヤトルスアゥルロゥン湖のトリップアドバイザー）

青い！氷河が蒼いよー。うつくしいっ

氷河の先端が見えるじゃないか。切り立った蒼い壁。この爽やかなブルーは何の色に例えたらいいんだ？（←ガリガリ君）

クレバスが深く鋭く食い込んでいるのも見えちゃうー。

このフィヤトルスアゥルロゥン氷河湖への立ち寄りはツアーのスケジュール外で、R氏のおすすめスポットとしてのおまけだ。一般的なツアーが行くヨークルサルロン氷河へもこの後に行ったのだけど、氷壁までの距離と絶壁感がぜんぜん違った。サプライズをありがとうR氏。

このブルーが見れたのは晴天だったからこそ。己の晴れ女パワーを今日も実感するわ。

ところで。なんか、湖の上に構築物が見えるのだけど？

ズームしてみた。エスキモーの家？「自転車に乗っている人がいる！」とツアー参加者の男性。氷結しているから大丈夫なのかなぁ。R氏も「なんだろーな。」とご存じない模様でした。

すっごく気になったので、後日ワタクシ検索しました。

氷上のコテージ4棟とサウナ棟が完全に一致。驚く企画のアトラクションを提供するツアー社があるんやな。氷河湖コテージ（暖房付）でキャンプ。サウナ→氷河湖ドボン！で交感神経を優位に！氷河湖の外気で整う！サウナーの方、いかがでしょ？（Cookson Adventures社）

日本での日常ではけして体験できない光景に出会うこと。旅行、とくに海外旅行の醍醐味はそこ。

ヨークルサルロン氷河湖に行く人は多いけど、フィヤトルスアゥルロゥン氷河湖に来る人は少ないと思う。ほんのすぐ近くです。ワイルド感増し増しよ。レンタカー旅ならちょこっと寄られるといいかも。

駐車場からこんな荒野を歩くからか、ツアー民13人中、湖岸まで歩いて行ってキャッキャと歓声をあげたのはワタシとオット含め5名様ほど。（他の方はバスに引き返された）

各人の体力の問題もあるとは思うが、好奇心ある者だけが得られた果実。

【つづく:ヨークルスアゥルロゥン氷河湖へ】

Fjallsárlón | Guide to Iceland

Fjallsárlón is a glacial lagoon in Iceland, located on the southern end of Vatnajökull glacier, 10 minutes drive from Jökulsárlón lagoon.

guidetoiceland.is