日・中対決★ポポロン
アレにそっくりじゃない!! (こにゃくう)
このそっくりさんは天津頂園食品という会社の製品。
「楽芙球」と読むお菓子のようです。
この会社、中国では50年の歴史ある食品会社で、かなり大手らしい。
・・・大手ですかー。。。(でも、そっくりだね~~)
ここで、「ポポロンをパクった!」と決め付けては老舗企業に失礼なので
お互いを比較して、どちらが購買意欲をそそる商品か、検証してみましょうネ。
【 食べてみま~す♪ 】
■・・・どっちもおいしい。 (←しょーもない結論やん!)
はっきり言って、ポポロンの方が乳脂肪の味を感じられたけど
楽芙球のチョコもちゃんとしてます。
期待してただけに
とっても意外でした~。
かわいくないんだけどね。
シューを作るテクニックは明治を見習え!
食べてるだけで、うちのテーブルが
粉だらけになったじゃないかっ。
いっぱいあるんだな。
ピックアップされて、日の目を見ることなく
外されるんだろうに。
日本の消費者の求めるものが、わがまますぎるのかな~。
明治製菓のポポロンが粉々にならず、シューがしっかりしてるのにはワケがある。

シューの材料にトレハロース
を使っているから。
< 以下、ちょっとカタイ話なので読むのはスルーしてくださっても・・・ >
トレハロース・・・1832年にライ麦の中から発見された糖質。
虫歯になりにくく、さっぱりした甘味。
素材の旨味を引き立てる。
さらに保湿効果もある。
しかし高価なので、長い間、大量使用することは不可能だった。
それを、岡山市の「林原生物化学研究所」が大量製造を可能にした。
デンプンを元に、岡山の土(!)の微生物の酵素でトレハロースを製造することに
成功したというのだから、恐れ入ります! 日本人。
(たぶん1994年くらいの話です)
翌々週も買いに行ったら・・・
「廃盤です」というお店の人。
みんなにウケなかったばっかりに
あのお菓子はこの世から消えた。
そんなことはなさそうだにゃー。
日本のお菓子の開発サイクルは早すぎるよー。
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