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福井

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路

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前の記事よりつづき】
2021年5月4日(火)
ゴールデンウィーク福井の旅。三方五湖のひとつ月水湖畔のホテルをチェックアウトして湖岸を沿う県道をドライブしています。

1.茅葺き舟小屋シビレます
三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
「あれナニ?車、停めて停めてー」(ムスメ)三方湖に沿う県道脇に不意に現れる茅葺き屋根。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
うふふ。ステキでしょ?ママ、若狭にひとり旅で来たときはこの舟小屋が見たいっていうのも動機のひとつだったんだよ。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
昔と相変わらず、唐突に県道脇に建っているな。建っているだけで周辺には施設等ないです。(駐車場はある。トイレなし)

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
「ママコレナニ?」正体を掴みかねるムスメ。「説明しよう!」舟小屋といって謂わば舟のガレージだ。今朝の水月湖クルーズで見たように、湖周辺は江戸期からつづく梅の産地でさ。特にこの伊良積集落は福井梅発祥の地なんだって。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
今は県道や農道が通っているから何でも車両で輸送するけど、道が通っていなかった時代は梅を小舟に積んで他地域に漕いで行って流通させていたみたい。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
仕事の相棒のボートハウスってことだね。もちろん現役ではないけど、復原して往時を知らない人がイメージできるようにしたものかもね。若狭三方五湖観光協会のサイトを見ると、昭和50年代まで舟が使われていたそうだから驚くわ。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
「昔、いっしょに行った京都の伊根?あそこも舟のガレージの町だったね」(ムスメ)伊根は今や外国人観光客が来すぎるくらいに来ているね。オーバーツーリズムはいかがなものか?と思うけど、この梅の舟小屋も観光資源としてのポテンシャルは高いとママは思うんだ。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
今朝チェックアウトしたホテル。客室にかけられた絵がまさにこの場所だよね。創作意欲そそると思う。ママもこれ見たさに横浜から来ちゃったわけだしなw

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
浜大根、かなぁ?白い花が取り囲む茅葺き屋根。風情がありました。

2.天空のテラスから三方五湖を望む
三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
山頂テラスからの眺めがコレ。へー!いいじゃーん、と3人で声が出た。

三方五湖をドライブ/舟小屋、天空テラス、年縞博物館@福井県/若狭路
天空のテラスというスポットです。元からあった山頂公園に5つのおしゃれテラスやCAFEが新設されて「天空のテラス」としてリニューアル。オープンしたのはコロナ真っ盛りの2020年4月です。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
絶景を見下ろしながら足湯である。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
左に広がるのは日本海。同時に三方五湖も見えちゃう。泊まったホテルは見えるかなあ?

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
真下の小さな扇状地が水月湖畔。崖崩れを起こしている山の向こう側は日本海だ。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
アップにしてホテル水月花発見。今朝、散歩した梅林とか朝食クルーズした桟橋も確認できる。複雑な地形がクッキリ分かってたのしいぞ。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
手前、日向湖。「三方五湖」ですから、5つそれぞれに名前はついていて「5湖はすべて水路で繋がっている」って今朝のクルーズ船のキャプテン言ってた。ついでに日本海とも繋がっているので「ほぼ海水の湖がある。汽水湖、完全淡水の湖も。深さもまちまちです。」

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
「だから生息する生物も海水魚~淡水魚。5湖で異なる」という非常におもしろい特徴をお持ちなんだって。鯛が釣れる湖もあるし、天然うなぎが獲れる湖もあるってことか。おもしろーい!

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記憶では、天空のテラスができる前はこんなおしゃれな展望台じゃなかったんだよ。インスタ映え狙いのカフェめしも各種売られているのでCafeは大人気。いろんなニーズに応えてくれる天空のテラス。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
天空のテラスまでは、県道273号レインボーラインを使って駐車場まで。天空テラスへは徒歩で行くことはできなくてリフトかケーブルカーのどちらでも好きな方で登る。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
日本海に向かって下るかのようなリフトは壮観。晴天無風の日でラッキー&快適でした。ぜひ、好天の日に訪れて欲しいスポットです。

3.日向湖は海上釣り堀り池
三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
水月湖のとなり、日向湖(ひるが-こ)に回り込んで湖岸を走行。人の気配薄い水月湖とちがって、日向湖は家も多いし人も車も多いわね。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
え?ナニ…むっちゃ釣りしとんやけど?ゴールデンウィークかつ晴天とは言え、大量のおっちゃんたちが絶賛釣り中。「すっごい釣れる人気釣り堀ってこと?でもココは湖だよね?」(ムスメ)

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
五つの湖ごとに塩分濃度が違うそうだから、日本海に接している日向湖は塩水の湖なんだね。ほぼ釣り堀池のスタイルで、釣れるのが鯛だの鮃だのだったら楽しそう!生け簀に釣り糸垂らしているようなものでしょコレ。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
早起きして沖までボートで出て…よりハードル低いわけね。陸なのに海水の日向湖だからできるレジャー。人気なのも納得です。フィッシングランド日向

ここまでの走行ルート。
「最後に年縞(ねんこう)博物館に寄っておしまいにしよう」とオット。

4.年縞博物館。すごいぞ水月湖!
三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
年縞。ねん、こう…ってナニ?単語として初耳なんですけど。

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まずは建物がかっこいいことに惹きつけられた。高床式風で横に長ーいデザインが斬新。周囲の景色から浮いてなくて、空も見えるし大地も遮っていない。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
ナンチャラを受賞されているようで、さもありなんのステキ物件。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
ワタシなどは展示物に興味なくて、オットが「見たい」というので付いて来ただけなのだが、見終わった時にはムスメもワタシも年縞に大感激。入る前と出た後で年縞に、そして水月湖へのリスペクトで手のひら返しになった年縞博物館である。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
で、年縞(ねんこう)とは?ぶっちゃけ「」です。水月湖の底に溜まった縞模様になった泥を展示している博物館。この泥がタダの泥じゃないのが凄いんだけどね。(白と黒の縞一対で1年。樹木の年輪といっしょ)

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
展示物のメインは、樹脂に固められた年縞。バックライトに照らされてステンドグラスのように美しい。且つ縞々が明確に見えているなあ。顕微鏡観察のプレパラートを大きくした感じ?

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水月湖は3つの奇跡を持っていてな。隣の三方湖からの水流があるだけで流れ込む河川がないから大雨が降っても攪拌されない水深34mでかつ攪拌が無いと酸素がないので上層以外に生物がおらん。湖底は何者にも攪拌されず太古時代から今日までの泥が積もりっぱなし。しかも湖底が地殻変動によりけっこうな速さで沈み中だから、泥は溜まりつづけている。※今朝クルージング時の水月湖※

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湖底の泥を縦にボーリングしたら?45m掘り出すと、7万年分の地層が出てきた。何物にも影響されていないから地球に起きた情報7万年分が45mの中に詰まっていた、というのが水月湖年縞のすごいところ。

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年縞は歴史上の出来事をピタリと表す。年表上や教科書上の出来事を「実際にあった事だよ、ホラ」と可視化してくれる。過去に地球の磁場が移動したことや、人類が農耕を始めたことまで水月湖の泥は覚えていて「この縞の時だよ」と教えてくれる。ついでに、自分が産まれて今日までの年月が数㎝でしかないことも目で見て分かっちゃう。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
年縞は世界や日本の他地域にもある。でも7万年分、1年の欠けなく一ヶ所で見れるのは世界でも水月湖だけなんだそうだよ。植物の化石や火山灰を含んだ水月湖年縞は今や考古学・地質学に於ける世界標準の泥のものさしに認定されました。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
ワタシもそうだけど入館時にはイマイチ分かっていなかった来館者たちがだんだんに理解し始め、驚きながら泥のステンドグラスに見入っています。こういった内容にご興味ある方なら行くべきスポットとして強めにおススメ案件。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
7万年分の泥のシマシマですから、縦にしたらビルになっちゃう。45mを横に展示するからこの横長デザインになったのね。建物の長さに7万年の長さを実感しました。見た目だけのハコモノ行政とは一線を画します。おもしろかった!

5.敦賀 赤レンガ倉庫
敦賀駅から帰る前に敦賀港前の赤レンガ倉庫へ。
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明治から昭和の初め頃。日本からヨーロッパに行くにはここ敦賀港から船っていうのがルートのひとつだったんだよなあ。(横浜港から船ルートも)今やワタクシなどは羽田や成田から飛行機で行っているけどさ。

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汽車で敦賀駅まで来て敦賀港から船。ロシアのウラジオストックに渡ったらそこからシベリア鉄道に14日乗る…というとてつもないルート。欧州に行く困難さとハードルの高さよ。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
明治期の赤レンガ倉庫は活用されて観光施設に。まあ…ジオラマとか飲食店とか。ワタシには今ヒトツだったのでステキな外観だけ堪能させていただいたわ。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
幽霊のように浮かび上がる文字。え…っと…社、會、油、石?元は石油会社倉庫だった模様。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
ポテンシャルは高い素材だと思うのでもう少し魅力的だと良いね、と思った敦賀港界隈赤レンガ倉庫。

6.敦賀駅から帰ります
三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
訪問時は、2024年3月の北陸新幹線の金沢-敦賀間の延伸開業めざして絶賛工事中だった敦賀駅。新しい駅ができつつあり、キラキラ輝いていました。

三方五湖をドライブ/舟小屋→天空テラス→年縞博物館@福井県/若狭路
今年3月16日に開業しましたわね。東京から敦賀まで新幹線かがやきで行けちゃうようになった福井。近くなったと思うな。若狭の国はピュアな観光地で、ありきたりじゃない旅ができました。
【おしまい:福井/若狭の旅】

2024年 三方五湖 - 行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー

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三方五湖(福井県)に行くならトリップアドバイザーで口コミ(80件)、写真(106枚)、地図をチェック!三方五湖は福井県で13位(909件中)の観光名所です。

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2 Comments

There are no comments yet.
年縞博物館

ふわり  

2024-04-22 14:10

トップの天空テラスの画像が素晴らしすぎて読み進んだのですが、それにも増してこの博物館、素敵ですね~ 太古からのロマンが詰まってるわ。
でも、私の場合はレクチャーを受けてから行ってないと絶対にスルーしています。
建物がまた素晴らしいですね。45m7万年をそのまま並べちゃう。調べると乃村工藝社デザイン、高校の同級生がここに勤めていたことを思い出しました。クリエイティブな人だったのかぁ。

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こにゃくう
To ふわりさん

こにゃくう  

2024-04-23 01:42

めちゃ長い記事でしたのに読んでくださってありがとうございます!
のむらこうげいしゃ、って空間デザイン会社知らなかったです。
とってもオシャレーな展示室だったですよ。同級生さんは優秀ですね!
こーいうお仕事憧れたなあ。

「年縞博物館」ってねえ。この画数多い漢字の字面では行こうという動機付けになり難いかとw
建物のデザイン性の高さと水月湖年縞の凄さが広まるといいなあと思うんです。


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