【 おわびと訂正記事 】=中国・猫の耳料理
でも、猫か・・・ぁ。」
と、どーんよりなこにゃくうの気持ちを汲んで
コメントを寄せてくださった皆様、
大変ありがとうございました。
オット、「料理の現物写真と謝罪文を送るから、ブログゲストの皆さまに深~~く謝ってくれ」 とのこと。
オットの北京でのアパートは
なかなかの繁華街にあって
地下に巨大なフードコートが
あるそうです。
← コレ、でございます。
・・・お恥ずかしい限りでございます。
こにゃくうオットです。
日ごろからこにゃくうのブログをご覧いただき、心より御礼申し上げます。
さて、このたびは皆様にお詫びを申し上げます。
小生が3月末に北京赴任後まもなく、こにゃくうにスカイプ電話で
「近くのフードコートに猫の耳料理があったぞ」と話し、
驚いたこにゃくうが自分のブログで紹介し、皆様に少なからず、反響を引き起こしました。
「中国人はやっぱり、机と飛行機以外はなんでも食べるんだ」と。
確かに、生き物ならほとんどなんでも工夫して食い物にしてしまうというのは事実らしいですが、 少なくともフードコートで売っていたのは猫の耳ではありませんでした。
北京にきて、まだ10日程度しか経っていないころ、
フードコートに並ぶメニューを見ていたのですが、そこに「風味猫耳朶」とあったのです。
「ひえーー、猫の耳たぶ?、食べるんだあ」と思いつつ、
店員様に自分の耳朶を指でつまんで、「これ?、これ?」とボディーランゲージで聞いたところ、 「そう、そう」とうなづいてくれたのです。
このため、てっきり、豚の耳(ミミガー)と同じように
猫の耳の千切りが料理に入っていると勘違いしたのでした。
ところが何日かして、おや?と思いました。
ひょっとしてこれって、間違いじゃないかなあ、と。
そして、あわてて、「猫耳朶」を調べたところ、判明いたしました。
よく練った小麦粉の生地を小さなかたまりに切り分け、
親指を使って中央が凹型になるように押さえつける。
それを沸騰した湯でゆでてから、野菜や肉と一緒に炒める、という料理で、
その形が猫の耳に似ていることからこの呼び名がついたそうです。
これってイタリアンの貝型パスタであるコンキリエにそっくりですね。
北京を含めた中国東北地方は粉モノ文化の地域で、
穀物類を粉にしてあれこれ加工するのが好きなようです。
先日、フードコートへ行き、その「風味猫耳朶」を注文し、食べてみました。

ご覧のようにゆでた猫耳朶パスタに
にんじん、にんにくの芽、魚肉ソーセージを
刻んで入れて高温で炒めたものです。
どうですか、猫の耳に似ていますでしょうか。
指で押して凹みをつけた反対側の面は縦に筋が入っており、
その形状をじっと見つめると、
むしろ、貝殻と言った方が正しいかもしれません。
食べてみるとイタリアのパスタほどの腰がなく、軟らかいのが特徴です。
味付けはとても淡白でうっすら塩味。
にんにくがきいていますが、もっと胡椒か、唐辛子がほしいぐらいでした。
そういうわけで、人騒がせなこにゃくうオットでした。皆様、ごめんなさい。(ペコリ)
気をつけなくてはいけないと思いました。
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