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うちの猫・こにゃ&くう編

【時々連載】こにゃとくうの物がたり=その13

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  ≪ 前の記事よりつづき ≫
      02年8月の終わり・・・

      母猫のこにゃは、今や子猫との別れの時季と悟り
      子猫をワタシに託して、一匹のノラ猫としての人生を選びとって
      我が家から立ち去っていきました。

     ここで、女の子猫「ふうちゃん」のお話をしましょう。


     (くうちゃん(男の子猫)については
         当ブログの開設当初から、去年の死去まで綴られていますのでよくご存知かと。)

            【 ふうちゃんのプロモーションビデオ(?)を作りました♪ 】

       ( 2分もあるのでおヒマな時にどーぞ。 音が出ますので要注意 )

  
          生まれたときからハッとするような美猫。
          この動画の通り、赤ちゃんの頃は活発な子でしたが
          長じるにつれ、個性が出てきました。


     はんぱじゃないビビリっ子!!          


        ウチで飼うことに決めたので
        さっそく生後5ヵ月で不妊手術を受けてもらったのですが

        そのとき・・・



B獣医師 「手術は無事に済んだんですけどね~~
  恐がって、すっごく暴れちゃってー。」(;^_^A
  どうやら、ビビリのあまりシッコはもちろん
 ウン◯まで、先生とナースに浴びせて抵抗したらしい。
  術後のお迎えにいったら、
  本人もケージもほんわかとカホリが漂っていたわ ( ̄_ ̄|||)
      先生、ごめんなさい!・・・m(__;)m



術後一晩はケージにいれて観察、
というのが
B医師の方針だったので
当夜はケージにふうちゃんを入れ、
寝室で一緒に過ごしてもらった。
 「眠れない!!」

それこそ、一瞬の息継ぎすらすることなく
   ずーーーっと
   ずーーーっと
   ずーーーっと
朝まで「うぎゃ~~~~あ!、うな~~~~あ」と
大声で鳴き続けました。
  ワタシも眠れなかったけど、
  ふうちゃんも一睡もしなかったハズだ。

   「その11」の記事で書いたように、母猫のこにゃは

   「にゃあ」の一言も出さず、肝を据えたように堂々と術後の一晩を過ごしたことを思い出すと
    母子ながら、まったく正反対だよ。  
    気質は遺伝しなかったんだなあ・・・


      術後についてはこんなことも・・・



ワタシ 「手術跡が気になるのね。
   かわいそうだけど、すぐ毛が生えるよ」
ふうちゃん 「テチテチ、テチテチ・・・」
         (舐め続けてる)
     翌日も、また次の日も
     ふうちゃんは、起きている間、
     ずーっと舐め続けた。
     3日後・・・



 ワタシ「ぎゃーーーー」
ふうちゃん、
気になって気になってしかたなくて
舐め続けたら・・・化膿してしまいましたー。
縫合の糸も気になって仕方なかったらしく
 歯で引っ掛けて「ビヨ~~ン」って
 ループ状にしちゃいました!  

   速攻でB先生の元へ。

   「かなり神経質な子ですねー」( ´△`)
   抗生物質の薬をいただいて、ループもちょんちょんと切っていただいて
   直ぐによくなりましたが、ほんと、ふうちゃんの神経質な性格には驚かされました。

ちなみに男の子のくうちゃんは逆。ポワ~ンとネジが弛んだような性格



ワクチン注射をしてもらったときは
同じB獣医師を感動させたツワモノだ。




B医師「はい、お手手だしてー」って言ったら
   ホイって腕を差し出したんですよ。(゜▽゜)
   しっかり静脈をさがして注射できましたよ!
押さえなくても接種できる子なんて
めったにいません!
B先生には、ふうちゃんがウン◯を浴びせちゃったからね。
くうちゃんで恩返しさせてくださ~い。
     
   同じ親から生まれてこの性格の差はおもしろいなーとおもいました。
 なにしろワタシ、動物の個体それぞれに個性があるって事すら初めて知ったくらいですから
    「猫」って生き物には猫としての性格があり、
    犬であれば、犬という生き物としての性質を持つだけで
  各々の固体に個性があるんだ、って当り前のこともこの猫一家に教わった次第です。
      大人になってそんな事も知らなかった情けないワタシでした。

        2匹は家の中と庭と、お出入り自由な暮らしを手に入れていました。
        でも、ワタシ、オット、ムスメの共通の見解は
        「ふうちゃんって3秒以上、だっこさせてくれないね」・・・でした。

        ふうちゃんはそばに寄ったり、だっこすると
       びびって逆切れするネ~~、というのをネタにしてマンガを描いていました。
        (当時、ブログもなかったので読者はムスメとオットのみで)
 
             ボールペンで書いたものなので不鮮明ですが
             ふうちゃんのキャラが伝わるでしょうか?

              クリックすると開きます。↓

(=^・^=)「ふうちゃんまんがデス」(=^・^=)




     性格のまったく異なる兄・妹ネコ。
     それでも2匹とも、かわいくて、かわいくて。
     大事に育てていたつもりです。

        でも・・・

          ふうちゃんの物語りには続きがあります。
      ふうちゃんと我々とのお別れのお話しです。
          長くなったので、つづきは次回で・・・・(引っぱって、ごめんニャ!)
  
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20 Comments

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taka_M  

2007-06-10 11:21

二人の並んでいる写真を見ているとホッとします(^_^)
ふうちゃんとくうちゃんの兄妹は対称的な性格なんですね~。
「猫ってこんな性格」って言われますが、いろいろな子がいると思います。
ふうちゃんとのお別れのはなし。。。あ。。。今から悲しくなってきてしまいます。

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こにゃくう  

2007-06-11 09:17

jocularatさん、最初は2匹とも里子に出すつもりだったのですが、このかわいらしさにやられてしまい、決心が着きませんでした。ふうちゃんが今でもここにいてくれたら・・・と思います。

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こにゃくう  

2007-06-11 09:20

トマトのんさん、トマトちゃんもかわいかったでしょうね!2分もある長いビデオを見てくださってありがとうです!もっといい画像をいっぱい撮っておけばよかったなぁ、と後悔ばかり。亡くなってしまうと、もう画像でしか会えませんものね。

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こにゃくう  

2007-06-11 09:25

TakaMさん、猫という動物としての特徴は、共通するものがあるけど、個性は人間同様に各々、違うんですね。観察してるとおもしろいですよねー。人間同様に、親子・兄弟で支えあったりするし。ふうちゃんのお話、またがんばって書きます!

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omansama  

2007-06-11 10:53

こにゃくうさん、最初はふうちゃんも育てていたんだね。
女の子はきれい好き。うちもマンゴとカイくんを見て、毛繕いの違いに驚きました。常にキレイにしてる。
ふうちゃんとお別れ・・・気になるぅ~~~(*_*)

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こにゃくう  

2007-06-11 13:09

おまんさま、そうなの~。ずっと2匹とも我が家の家族としてかわいがるつもりだったのよ。マンゴちゃんの方が丁寧なのね。♀のほうがキレイ好きなのは人間も猫もいっしょなんだ~~!

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gol**log55*  

2007-06-11 14:01

うわ~~ん!!続きが気になるう~~><!!ふうちゃん、どうなったのかしら~><!!「お別れ」って・・・;;それにしてもいつもいつもこにゃくうさんの文章のうまさ、絵の上手さ、全体的なおもしろさが最高です!!傑作ぽち!

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こにゃくう  

2007-06-12 09:29

ALOHAさん、話の結末をびょ~~んと引っ張りまして、ごめんニャ!ポチをありがとう♪また、がんばるよん。ふうちゃん、かわいいお顔の子だったんだけど家の中では寝てるとき以外はずっとビクビクしてたの。居心地悪かったのかなぁ。

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kya*a9*1  

2007-06-12 17:35

兄妹ネコちゃん、可愛いですね。わたしも野良ニャンコではいろいろなことを経験しました。ねだるのでエサを与えていたら3匹の子ネコを連れて来ました。その後ママは急死、3匹を引き取ることに。しばらくしたら違うママと3匹の子ネコが登場、その後ママは姿を消しました。子供に譲ってのでしょうか。??

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Manoha  

2007-06-13 14:40

いつも、いつも思うのですが、絵がとってもお上手で羨ましい!

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こにゃくう  

2007-06-13 15:29

kyamaさん、母猫は譲るのだと確信します。または、他のブロガーさんが言ってましたが、子を追い出すこともあるようです。次ぎのパートナーを探さないといけないというメス猫としての宿命もあるのでしょうね。連れられて来た3匹のうちの1匹がクロちゃんですね。そう思うと今、不自由な体ながら介護してもらってるクロちゃんは、強運の子ですね。

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こにゃくう  

2007-06-13 15:31

Meifourさん、いつも読んでくださってありがたいです!えへ。お褒めの言葉、ありがとうございます♪

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つばっち  

2007-06-18 22:24

ふうちゃんの話はあまり知らなかったので新鮮な気持ちで読んでしまいました。野生の動物はちゃんと親離れ子離れの時期を分かっているね。そばにいる間はしっかり悔いが残らないようかわいがるしね見習わなくては(笑)

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こにゃくう  

2007-06-19 11:39

MeMetanさん、ブログをはじめるにあたって、空太郎の話は楽しく書けたんだけどふうちゃんの話はなかなか私の中で咀嚼し、納得して文字にすることができませんでした。認めたくない、というか。だから、今までふうちゃんっていう妹がいたことを書けなかったんだー。この頃、ふうちゃんのことも書いてあげなきゃ、って思えるようになってきました。
動物達の子育てぶりに一部の人間は逆行してるね。赤ちゃん時代は疎んじて虐待や育児放棄。でも、成人すると子供に依存する親。母子でべったりするべき時期を間違えてるよね。

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ルシファー♪  

2007-06-19 15:00

((*´∀`))フフフ。。。
ホントに性格正反対だったんだねぇ(o^-^o)
ふぅちゃん漫画も面白くて、なんとなく性格が伝わってきましたよ♪
ふぅちゃんとのお別れ気になるぅ~((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪

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こにゃくう  

2007-06-20 11:18

ルシファーさん、人間も兄弟が正反対だったりしますものね。どうも人間(っていうか、我が家のメンバー?)に触られるのがイヤみたいでした。私にだけはちょっと親しみを持ってくれていたようでしたが。ふうちゃん漫画も見てくれてありがとう!(*^・^)

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-  

2007-06-26 02:04

ふうちゃん ほんとかわいいっ (>_<)
ネコのカレンダーに出てきそうですね。
こにゃさんのホンワカした絵がまたいいです (^_^)
生き物の数だけ個性がありますよね。
それに気が付くと おもしろいものです d(゚ー゚*)ネッ

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こにゃくう  

2007-06-27 13:34

のばふぐさん、でしょでしょ!カレンダーにゃんこバリに可憐でしょ!?モデルデビューできたかもしれないなー(←飼い主バカ)
人間同士が個性に嵌って友だちになるように、動物とも個性がわかるとより親密になるものなのね。わかった瞬間ってホントおもしろいですよね!

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asl*_*004  

2007-06-29 02:43

うちのセイヤもやりましたよ。舐め続けてオトコノコは縫わずに接着するのみなんで接着剤部分を舐め続けてまた傷口がぱっくり、というとんでもない出来事がありそのときも私悲鳴をあげました。ネコッて同じ事してるんですねぇ。。

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こにゃくう  

2007-06-29 11:16

aslcさん、ぎょえ~~っつ!!セイヤくんもナメナメし過ぎてパックリ!?殿も神経質タイプだったんですね!(」゜ロ゜)」そうそう、思い出したわ!この時のふうちゃんの傷口…糸を伸ばしちゃったあげく、膿んで所々がアカギレのように細く口が開いてたんだわ~。ノラだったら内臓が出ちゃうところよね・・・あわわわ・・・セイヤ君も中身(もはや空っぽか?)が出なくてヨカッター。

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