16.セレブのレストラン家菜(レイカサイ)・北京
今晩オットが予約してくれたレストランは「家菜」レイ・カサイ、と言うそうな。
(レイさんちの料理、という意味)
で、中国のくせにめちゃくちゃ高いんだ。
隠れ家風だけど世界のセレブ、ビル・ゲイツやクリントン氏も来たことがある」
・・・・という前振りにいやがうえにも盛り上がる期待。
足元にはジョウロとか植木鉢とか転がってて この部屋がわれわれのお食事部屋のようだ。
つまづいてコケそうになる・・・

■テーブルは
きちんとセッティングされている。
ホッ =3
SさんとHさんにもお越しいただいた。
あと、中国人女性でオットの仕事のアシスタントを
最近までしていただいていたTちゃん。
中華は大人数で食べるのが楽しいからね。
Hさんも「この前はブレア氏が来たそうですよ」と、おっしゃる。
・・・この(ボロ)民家にブレア首相やクリントン氏が座ってる図って・・・まったく想像がつきましぇん。
う!上品に脂が抜けてる。 油で炒めているのにほとんど 鶏肉なのにしっとりとして
なのにしっかりコクミがある 油を感じない。シャキリ食感 パサつきがないので鶏と思え なかった
枝豆+何か、コクにあるもので 牛肉をじっくり揚げた。 料理名不明。だけど・・・
あえてあります。なんだろう?ウマイ 甘辛く、脂の美味さが滲み出る ただの細切りセロリを 何で合えたらこの味になる?
・・・なんて言ったら違う? 春雨で馴染みの緑豆。 周りの緑のものは
このテの焼餅は街の屋台にあるのに つぶして餅に。さらに揚げる 海草でなく、細ギリ青梗菜を ソレとは違う!大進化をしてる。 揚げたもの。



肉を楽しむよりも 他の店でもウマイ!と思ったが 緑豆のおからに
ゼラチン質の食感。 さらに上。 豚ひき肉と玉ねぎを合わせ
トロリとした皮・・・ 押さえた酸味、上品な辛さ ごく少量の油でサッと炒めた

前々日、ワタシが老北京炸醤面大王で食べて、
大いに感動した麻豆腐がこちら ←
過去記事で「セメント料理」などと評してますが
めちゃくちゃうまいセメント!
日本で言ったら
居酒屋メニューの
「極上おから」
大衆料理の頂点だと思いました。

■代わって、ここレイ・カサイの麻豆腐。
繊細です。
言ってみれば、レイ・カサイのは
「高級料亭の主人が本気だして作った卯の花料理」
共においしいと形容すれど、丁寧さ&繊細さが違う。
老北京炸醤面大王でオットが
「ここの麻豆腐の味を覚えておいて。
最後の晩にまったく違う味の麻豆腐に出会うから」
と言った意味が今、わかった。
(こにゃくう、どれも食べてないので味は不明)
めまいがしそうな品々。
どれもこれも味の落しどころが中華離れしてる・・・と言ったら失礼か?
「無農薬野菜を契約した農家から仕入れてる」
・・・のだそうだ。
このところ話題の中国の食の安全性の危うさは、皆さまご存知でしょう。
・日本に輸入した野菜から基準値を大幅に超える農薬が検出されたり・・・
・大ごとになったパナマ輸出の毒入り風邪薬事件・・・
・動物好きには耐えられない、毒ペットフード事件・・・
中国においては食品に安全を求めるのは無理かも・・・と思わされます。
(こにゃくう、スーパーで安くても中国産野菜は買いませんもの・・・)
「高級」かつ「安全」な食品のみを摂取する傾向に動いています。
(中国の富裕層のレベルは日本の裕福層の比ではありません)
中国伝統の調理法を守ったレストランがここです。
メインの皿によって200元コースからあります。(前菜は全コース同じものが出るそうです)
※驚くことに日本に支店があります。・・・北京と同じ味なのか否か。確かめに行きたいです。
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