17.また来るね、北京(そして中国に思うこと)
「オットの単身赴任」という降って湧いた運命でもない限り
ワタシが興味など持つはずもなかったであろう国、中国。 そして北京。
旅も終わり、この日に帰国です。
こにゃくうの、2度の北京旅行で知り合った中国のステキな人々を紹介したいと思います
Sさんはタクシー会社のサラリーマンドライバー。
オットが仕事で、またはプライベートで車を必要とするときは
必ずSさんにお願いするのだ。

オット「Sさん、来年はオリンピックで忙しくなるんじゃないの?」
Sさん「もう、今からワクワク!楽しみだよ。 すでに日本の会社や米国大使館から
オリンピック期間中は私を予約できないか、って連絡が来てるんだよ」
・・・そう、Sさんはとても有能で努力家のタクシードライバー。
1.常に安全運転。 無理な車線変更や横入りはしません。
ウインカーをちゃんと使います。(←中国人、あまりウインカーを使いましぇーん)
2.車体も車内もいつも清潔
3.笑顔と話題を絶やさず、そして時間に正確。
※すべて日本のタクシーなら常識ですが中国タクシーでは稀!なの~。特に1。

そして一番スゴイのが
日本語と英語を全くの独力で身につけたこと。
語学教室に通ったのではなく、
運転の合間に日本語や英語のテープを聴いて
マスターしたというのです。
それが、今の彼の仕事の幅を広げて
優良顧客を惹きつけ、
他の同僚よりも高い収入を得る結果を呼んだのでしょう。
さらに
日本人は汚いタクシー、乱暴なタクシーを嫌う…と理解する彼は
選ばれるタクシーになるよう、日ごろから心がけています。
Sさん「ねえ、こにゃくうオットさん、タクシーにパソコンが付けられたらいいのにね。
北京観光で乗った客さんが車内で行きたい所を検索して
私がそこにサーっと連れて行ったら・・・お客さま喜ぶ、私も嬉しい。
なに語をしゃべる人でもオッケー、ね。
オリンピックはいろんな国の人が来るから、そんなタクシーだったら便利って思うよ」
・・・Sさんは常に前向き。
考え方は一企業人と変わりません。
ワタシからも礼を言いたい。
常にオットを安全に運んでくれたこと、そして仕事に前向きな中国人の姿を見せてくれたことに。
北京の郊外で保育と児童教育を広めている人たちでした。
上手に記事に紹介してみせます。」
それが日本と中国の架け橋になるのではないか、と大いに期待します。
たぶん将来、TちゃんはJ紙日本支局の記者として来日することでしょう。
「かーいーじゃおにーま?」(写真を撮ってもいいですか?)と話しかけたが
「ティンプドン」(何言ってるかわからない)と言われてしまって玉砕のこにゃくう。
このところ、中国のインチキ商売や有毒商品報道のつづくこと、つづくこと。 あきれた国です。
実際、そんな面もある国なのは事実なんですけど
「だから中国大嫌い!」とワタシが一括りに思えないのは
中国のいいところ、すばらしい人材、興味深い史跡たち・・・をこの目で見たおかげ。
「海外旅行には行ってみよ。その国の人とふれあってみよ」と思います。
そうすれば
ワタシは縁あって中国を知ることができて、ラッキーでした。
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