【時々連載】こにゃとくうの物語=15
読んでいただいてありがとうございます。
前回から間が空きました。 すみません。
どうにも・・・なかなか書くのがシンドイ話題が今日のお話なので、思案してしまいまして。

どうしたの?心臓発作?
この症状の意味が
まったくわからなかった。
ちょうど市内の消防署で
「救急救命講座」を受け、
マウスツーマウスを習ったばかりだったので
空太郎の尖った口をふさいで(
痙攣でがくがくいってる最中なのに)
人工呼吸なんてやっちゃいました。
長いようで短い30秒ほど。
まるでスイッチが切れたかのように
空太郎の痙攣が止まりました。
何か変なものを食べたのだろうか?
隣の猫嫌いの奥様に一服盛られた?
熱はない。
食欲もある。
これは、なんだろう・・・
それから2週間たって、また同じ症状がでた。
獣医さんに診てもらったところ「癲癇発作」と。
「癲癇はさまざまな病気の症状のひとつ。」とのこと
「頭部を強打したことによる後遺症」ではないか、と言われました。
思い当たるのは・・・
赤ちゃんの時、何度も何度も生まれた場所(2階の屋根)から
落下したこと。

「過去記事」に書いた、この出来事が空太郎の持病の原因だと思われます。
後にレントゲンを撮ったところ
前頭葉に「腫瘍ではない何か」が写っていると獣医師にいわれました。
「手術で取るとか、外科的な処置はできませんか?」
「無理です」
他の獣医師(3人に診てもらったが)をあたっていたら
空太郎の寿命はもっと伸びたのかもしれない、とか
「リスクが大きくても開頭手術をさせていたら・・・」とか 今でも悩みます。
癲癇というのは不思議な病気です。
普段の空太郎はそんな素振りも見せず、健康に過していたのだから。
文字にして、そしてそれを読んでくださるゲストの皆さんがいてくれることを
こにゃくうはとても感謝しています。
辛いことは自分の中から吐き出すと、気持ちの整理がつくのだとわかりました。
まさか空太郎が死ぬとは思わずに始めた、この猫の思い出を綴った「こにゃとくうの物がたり」シリーズですが
こうして振り返る場がなかったら、去年の空太郎の死以降、ブログを続けることはできなかったとおもいます。
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