8.日本人がオーナーの島・カオハガン島
そんなカオハガン島。
約20年前
「この島、売出し中だよ。お値段一千万円」と聞いて、買ってしまった日本人がいる。
崎山克彦さん。 当時52歳。 講談社勤務の会社員。
このまま定年まで東京でサラリーマンやって終わる人生でいいのかな?
・・・そんな事を考えていた時期に、運命の出会いだったのか
退職金と貯金を頼りにこの島に定住。

■崎山氏は
カオハガンとの縁ができて以来のストーリーを
数冊の著書にして発表しています。
「南の島を買ったよ」と聞いたら
バカンスの別荘用ね♪いいね~・・・と思うでしょ?
彼もそういうカッコイイ使い方もアリだと思ったんだけど
そうしなかった。
島民あってこそのカオハガン島。
そう考えて、正確に言えば「土地不法占有者」の島民を追い出さずに共存する道を選んだ。
その島を訪問できるチャンス。著書の中の島は実際にはどんな世界なのでしょう
■我々のバンカーボートが浜に近付きます。
他にもいろんなツアーやチャーターしたボートで観光客がこの島にやって来ています。
そして入島料を基金にして島民の暮らしのために役立てる。
台風で被害に遭った島民住宅の補修費に。 病気になった島民の治療費に。
働き口というものがなく、自給自足生活の島に崎山氏が採り入れたシステムなのだ。
自分が儲ける気などさらさらないサキ。(崎山氏を島民がこう呼ぶ)

■こにゃくう、上陸す。
浜に降り立ったら、いきなりじーさんが寝てる。
ホームレス・・・?
お・・・おちつけ、こにゃくう。
これは昼寝だ、きっと。
新宿のガード下で寝てるおっさんと同じにするなっ
風通しのいいところで寝てるんだ、きっと!
サキが来るまで、島民には「職業」という概念がなかったらしい。
娯楽はニワトリを使った闘鶏。 歌。ダンス。おしゃべり。そんなもん・・・
ニオイとかするのかな~、と大変失礼な邪念を持って歩くこにゃくう。
が! 村はキレイに掃き清められ、なーんの異臭等もなく、ゴミだって落ちていない。
ガイドのカズ君(日本人わこうど)に言わせると
「他の島にも仕事で行きますが、きれいじゃない島も多いです。
ゴミが散乱してスラムみたいな島もあるし。
ここが清潔なのは、オーナーが日本人であることに無関係ではないと思いますよ。」
ふむ。 なるほど。

■ちいさな子供がたくさん遊んでいる。
子供が外で遊ぶ姿が見られなくなった日本からすると
なんだか新鮮な光景。
5人兄弟、10人家族は当り前で
赤ちゃんを抱っこした写真の子のように
小さいきょうだいの面倒は上の子が看る
「貧困から抜け出すには教育が必要」「若い島民には島の外の世界を知ってほしい」
とサキが提案し、スカラーシップ(奨学金)を出している。
セブ本島で高校や大学に通う、意欲ある島民の子も出てきたそうだ。

■おお!かわいい子豚ちゃん。
まるまるといい感じに太って。
しかもピカピカに磨き上げられてるね。
(島では毎日豚を海に連れて行って洗うからキレイ)
こにゃくうはキミがどうなるのか
知ってるんだなあ。
本で読んだもん。
島民の年に数回のお楽しみ、レチョンになるんだよね
・・・合掌 (^-人-^) ナム~
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