のら猫にゃんこりんの危機管理能力
■時々『よそのネコ』書庫に登場いただいている、のら猫の女番長にゃんこりんです。
前記事で話しました通り、ワタシが「にゃんこり~ん」と呼びかけると
「うにゃーーん!」と大きなお返事と共に隠れ家のヤブより馳せ参じてくれます。

■たいていオットとのウォーキング中なのですが
時には呼ばなくても
我々の足音や会話の声を聞くだけで
飛んで来る事もあります。
う。。。うるうる。。。
なんてかわいいのでしょ~。
「こにゃくうさんだ!」と
認識してのことかと思うと
感動すらします。
にゃんこりんにとって初対面のムスメを連れて行ったら、どんな反応をするのか、と。
(ムスメは自堕落な中学生なのでウォーキングに誘っても来やしません)

■早朝。
いつもどおりににゃんこりんが起きて
「にゃっ♪」と鳴きながら接近。
通常ならここでワタシに朝ごはんを貰えるところだが
「今日はこのネーちゃんにもらってね」
と、にゃんこりんとムスメだけにして立ち去ってみた。

■その瞬間、
にゃんこりんの顔付きというか
醸し出す素振りが
一瞬にして変わったのが
立ち去りながらでも
明白に感じ取れました。
「え?こにゃくうさん行っちゃうの?
この人、誰?知らない人だよー」
実験実験、あえて実験。

■「とても警戒されたー。」
「簡単には触らせないぞ、って。
スルッと逃げちゃうの。
ごはんだってほとんど食べないよ。」
「あの子、知らない人だとダメだよ。
誰にでもだっこされるよ、なんて
ママの言う事と違うじゃん!」

■そうだったんだ、にゃんこりん!
キミはちゃんと見分けていたんだね。
「誰にでもニャーニャー言う」なんて
勝手に思い込んでごめんねー。
そういえば、
我々以外にもウォーキング中の人はいるけど
全員にすり寄ってるわけじゃないもんね。

■猫の知能ってどの程度なのだろう?
長いスパンで記憶を保ってるし
人間の識別能力は証明された。
ある獣医さんのブログで
『自分の子猫が里子に出されて
5匹が4匹になっても騒がないけど、
3匹が2匹になると心配して探し出す。
3までの数が数えられるのでは?』
・・・という推測を読んだことがあります。

■前の記事のコメントでも
「猫にひどい事する人もいるから心配だね」
というようなお言葉もいただいたにゃんこりんです。
ワタシも常に
その点を心配していました。
でも
安全と判断した人間だけを見分けて
ストレンジャーには
キチンと警戒できる
にゃんこりんだったんだなぁ。
よかったわー。
個体差もあるだろうけど
猫ってけっこう賢いのね。
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