今さらですが、この日付。ブログ休止する前まで山梨県・
真木温泉の記事を書いていたんだっけ、と。
施設編、温泉編、お食事編の三つで一体を成す、と言われているのが当ブログ温泉記事の三位一体の法則だ。なので最後のお食事編までアップせねば未完となってしまう。こっそりと書きます・・・
さて、夕食は客室ではなく食事処の斐路炉亭でいただきます。(ヒジロテイと読む。読めなかったし)楽に座れる掘りごたつタイプのテーブル。完全個室ではないけど各々パーティションで区切られていてほどよいプライベート感。
席にあらかじめセットされていた
抹茶ごま豆腐と
地元産ワインのにごり。無濾過生といいますか、絞っただけの地元ワインを出すなんて。ウフフ。1ポイント入りました。
沢煮椀(サワ二ワン)ま、フツウに沢煮椀だ。ムスメはオイシイと高評価。
ゆば・鱒のお造り 真木温泉はHPで謳っておられますが「場所柄、海の物は一切使用しておりません」と。こにゃくう共感します。山の旅館で鮪の刺し身はいらんと思う女なので。2ポイント目が入りました。
山女の塩焼き 過去にたっくさんの旅館で川魚の塩焼きを食べてきましたが、この宿は焼き立て度がかなり高いです。「この食事処の入り口傍でオジさんが焼いてたよ」とムスメが言う。冷め切っていつ焼いたんだか?な塩焼きだと一気に機嫌が悪くなるこにゃくうですから、3ポイント入りました。
さといも、たけのこ、生麩 炊き合わせなんですけど、とくに・・・まあ、フツウにおいしい。
山菜の天麩羅 うど、ぜんまい、あぶらこ、タラの芽。いいわ~。山の旅館の天ぷらは山菜が一番スキ。
各人の前に固形燃料の釜がセットされててね炊く、と。
根曲がり筍と油揚げの釜飯 です
頃合いを見て席担当の女性が小鍋を作ってくれます。あら、ていねいなサービス。牛肉ではなく地鶏を使ったすきやき?ってかんじかな。フツーにおいしかったです。
我が家のメンバーは総じて高評価の夕食でしたよ。なにしろ、今回はキャンペーン価格の1万5千円で泊まってます。
温泉旅館で1万5千円クラスだと、食事もちゃんと力を入れるか、シレっと手抜きする宿かのボーダーの価格帯だと思うんです。それを思うと真木温泉のこの内容は十分合格。
おはようございます。昨晩と同じ斐路炉亭。席も同じところに用意されてます。
小なべの豆腐はよかったな。6つに区切られてちょこっとづつお菜が。が、よ~く見ると、まあフツウな品々。千切っただけレタスサラダ、温泉たまご、ほうれん草胡麻あえ…
けっしてまずくはないけどね。完食しましたもの。
卓上の固形燃料コンロで炙るこの一夜干しの干物。た、たしか岩魚だったかな?これは一工夫でよかった。夜に比べれば、朝は凡庸。
そしてチェックアウト。総評をこの方にお願いしましょう
ごきげんよう。風呂ずきんです。都心から約1時間で到着するこの宿。時間のない御仁には適度な一泊旅行が可能。周囲の静寂が保たれているのも良いわ。
ただ、こにゃくうのように湯の質に重きを置く人は最初から承知で来なくてはいけないよ。
冷鉱泉を燃料費投入して浸かれる温度にしてるんじゃ、フレッシュなわけないんだからね。
その辺のマイナス要因をカバーすべく接客、ロケーション、個室露天風呂、食事(夕食のみ評価す)の点でがんばっているのは評価できると思う。
ただし、1万5千円で泊まったからこその感想かも。休前日3名だとこの宿、2万4千円します。
2万越えの旅館って滅多に泊まらない風呂ずきんだけど、この内容で2万4千円は割に合わないと思う。高級感もなぜか薄いし。1万8千円~1万9千円。その辺りなら「CPが高くていい宿ね」と言われるでしょう。まだ不況風が吹いてるしね。●天トラベルとかの宿泊プランで泊まるのが良策ね。
ああ。また辛口ぶっこいてます。さて、風呂ずきんも申しましたとおり都心に近いものだからチェックアウトした月曜日の朝こにゃくうオットはJR相模湖駅から中央線に乗って都内の会社へと出勤していきましたよ。
ごくろうさま。いってらっしゃーい。
【真木温泉の旅おしまい】
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