■6号のdancyuを立ち読みした。
雑誌はキホン、立ち読みなこにゃくうだ。
で、特集記事の
日本酒 絶好調宣言Ⅱ
「月刊dancyu創刊20周年記念」
日本酒 大試飲パーティー
・・・の文字を見て思い出した。
あ。
コレ、ワタシ行ったっけ。
でも
記事にしてなかったんだっけ。
■3月のはなしを今頃ブログ!
な感は否めません。
が
いいんです。
主催者のdancyuだって
今頃記事にしてるんだもん。

いつもは立ち読みで終了のハズなのに
自分が写ってやしないか、と
うっかり購入。
2010年3月27日(土)のこと。
場所は品川の新高輪グランドプリンスなんちゃらいう宴会場。だったな。
■当初dancy誌上で参加者募集をしたときは1000人の予定だったらしいけど、応募が4千人に上ったので
dancyu側は枠を1800人に増やした。 会場もデカイ宴会場に急遽チェンジしたのだと。
いったい、どこから1800人も酔っ払いが沸いて出て来るんだか・・・。 あ、ワタシもですね。



■参加に当選したからって、タダじゃないんですよ。
ひとり5千円の参加料を払います。
で、試飲用としてdancyuって書いてある
お猪口をくれます。 金を払ったのはオットなので
ワタシは浮かれて呑むだけです。
宴会といえば乾杯の音頭
■右の方、編集長だとおもった。 で、左に中田英寿氏。 彼、引退後に日本酒にめざめてしまったそうです。
WEB上では日本酒に限らずですが、日本を巡って出合った伝統文化、食文化について熱く語ってます。
彼のような影響力ある人が日本酒(と、その他日本古来の魅力)伝道師になるって意義あることだと思う。
■ 主催者側より、注意事項として
「中田さんはこの後、皆様同様に
酒のブースを回るけど、くれぐれも
写真を撮ったり、話しかけたり
じゃましないであげてね」
・・・ってなお達しが声高にされたんだけど
ほとんどの人は酒が目当てな大人なんで
それは心配ご無用。
ワタシもすっかり中田氏のことは忘れて
酒飲みで忙しかったもん。

でも、
かっこいいねー。
オットとはこういう酒イベントでは別行動をモットーとしているので
では、おのおの好き勝手に! ということで一人で巡ります。
気になる5千円パーティーの食べ物たち
■数々の立食パーティーに出たことあるけど、こりゃーかなりレベルの高いお料理いっぱい。
左は鶏肉とほうれん草の酢味噌和えみたいなのだったかな? 枝豆なんて撮ってんじゃねえよ、自分!
■クリームこってり
ショートパスタグラタン
だの
■スモールコロッケだの
日本酒に合うのか?
ほんとに合うのか?
的なお料理もいっぱーい。
■しかーし
酒飲みに忙しいこにゃくうは
これらの料理を一個も食わずに終了~
まあ、じっくり食べてる雰囲気じゃなかったのも
あるけど、
料理に行列して時間を費やすのが
もったいなくてさー。
料理は他でも食えるが
今日を逃したらめったに呑めない酒の方が
最優先だったので~~ (バカ)
■乾杯後、30分で料理はこのザマでございました。
カラッカラ~~
食い物に未練はナイ! 酒のむよー。
■栃木の
仙禽 
今年の3月号に載ったのが
dancyuでの初登場でした。
いまや勢いある酒蔵。
ここの個性有る味が好きだけど
ラベルのデザインも好き。
ついでに蔵元さんがイケメンだ。

■このところ佐賀県の酒が好きだー
天吹酒造
花酵母で造る日本酒って
ずいぶん増えましたね。
この日の出品酒では
いちご酵母の純吟生が
ワタシのツボだったなあ。
■ぜったい行列してるだろう、と
後回しにして行ったのが
醸し人九平次の萬乗醸造
あれ?
2人くらいしか客が集ってない。
なんででしょ?
2種しか出品してないから?
まあ、いいか。
ラッキーチャンスだから呑んどけ。
■おもいっきり顔出ししてのっけてますが。
杜氏のハーパー氏はすでに
いろんなメディアに出ている人だからいっかな。
玉川 はメチャ好きなんだー。
(京都、京丹後の木下酒造)
特に山廃がっ。
こにゃくう、山廃が飲めない場合もあるのだが
コチラの山廃はスルスルに呑めちゃう。
呑みすぎちゃう。
フィルは日本語で話しかけてもだいじょぶ。
英国人だけどすっかり日本人だから。
ひととおり好きな蔵の飲みたいバージョンを巡り終えたので
逆に、めったに買わない蔵に行ってみようと・・・
こにゃくうがあまり買う機会のない蔵、 真澄 長野の宮坂酒造さんです。
■大きな蔵だし
有名だし
歴史もあるし
メジャー級な酒蔵さん。
スーパーにも真澄はあるし
デパートにも常にあるし
いつでも
同じような酒が飲めるから
敢えて買う機会が
なっしんぐ。
ワタシにとっては
真澄はそういう酒。 ゴメン。
でも、今日はせっかくだから呑んでみようと。
ひとりでフラフラ近寄るこにゃくう。
ニコニコ注いでくれる真澄の人。
■あー、見たことないラベルのがあるから
ソレ、飲ませて下さい。
うんうん
左の
そうそう、その銀色のラベル。
あら。
真澄じゃなくて
「みやさか」って名前で出してるんですねー
ぎゃー。 うまいっ (゜ロ゜)
■山廃なのにー
さっきも言ったけど、ワタシは
山廃と相性が悪いときがある。
んが!
このお方は違う。
キレイで、渋くて。
キレのある酸味が全体の味を
キッチリまとめて支えてる。
これで4合\1628というのも
うれしいお値段だ!
■以下、注いでくれた蔵の人と
こにゃくうの会話の概要。
こにゃ
この酒、知りませんでした
蔵の人
今までの真澄のイメージや販売経路とは違った酒を造ろうとしたんですよ
こにゃ
生酒なんですねー。真澄といえば
スーパーの棚に並んでるイメージが強くて
蔵の人(激しく苦笑しつつ)
ちゃんと温度管理してくれる酒販店にだけ置いてもらってます
■酔っ払いは失礼だ。
ごめんなさい、真澄の人(笑)
真澄もやればできるんじゃん的な
発言の数々。
あはは~~のは。
でもこのみやさか山廃生はうまかったので
ぜったい探してまた呑みますっ!
誓う毒舌こにゃくう。
よろしくね。こういうものです、と
名刺をくださる蔵の人。
真澄の社長さんだった。(^_^;)
ぎゃ~~~。 ごめんなさい。
■罪滅ぼしに大きく宣伝しよう!

コレ、こにゃくうおススメよー。 うまいよー。
オット、買っておくれよー。
そういう、意外な出会いもあるのでこういう日本酒の試飲会は楽しいです。


■料理もカラッポ。
酒もカラッポになった蔵さんも出てきたので
いい気分でこにゃくうとオットは撤収しました。
ああ、たのしかった。
- 関連記事
-