ツイッターやってますか?
こにゃくうはやってません。 やったことすらありません。
すっかり乗り遅れました。
リアルタイムな情報収集ツール、ツイッターだったら
が、とても昔の話なので、「なう」なんて言えやしないのが当ブログ。
■しかし、こにゃくうは
3ヶ月前の話題も
昨日の出来事のように語れる
ブログの方が好きなんだー。
だから今日のタイトルを
つぶやけば
三ヶ月熟成。
いいお味です。 (たぶん)
そういうわけで訪問時は 4月4日。
ムスメの高校入学祝いで彼女の好きな店にしようということで。
■つき出しですかね?
ブラジルのポンデケージョ風のパンを
つまみながら
ビールを飲んでいるとね
テーブル担当の男性がいらして
「メニューはどなたがお選びになりますか?」
そういうのは我が家の場合、
オットの役目なので
オットに丸投げです。
「今日は旬のたけのこのコースを
ぜひにとおススメします」 と
担当氏は力強くおっしゃる。
おススメされちゃうと素直に乗るオットなので
メニューを眺めて「じゃ、3人ともソレで」
なんて言っている。
メニューを見せられてないから
値段を知らない私。
ま、いっかな、と了承。
そんなわけで ディナーのはじまり
料理その1
■
さくら鯛 ポン酢ゼリー 桜の花のソース 

■添えられた山菜、 たらの芽 独活 ふきのとう それに防風。
桜色のソースは桜花のフリーズドライを使ってソースを仕上げていると。 いいね!パクりたいテクだ。
料理その2
■ たけのこのコンソメスープ
見た目では、よくあるコンソメスープに浮き身としてたけのこを浮かしてるように見えましょう?
ちゃうんです。 大量の筍の皮と身を超が3つ付くくらい煮込んで、
筍エキスを絞りだした果てにできたコンソメなんだ。 この液体自体が筍の味100%なんですわ。
主役は液体の方。 浮き身の蒸たけのこは添え物でしかないのさ。 でら驚くうまさだったに!
■ビールが早々になくなって
オーダーしたお安いシャブリ
この銘柄が7880円なのは
お約束とはいえ
ちょっと悲しかったなー。

ま、
酔っ払いは飲めればいいんだが。
料理その3


■たけのこのお披露目~。 シェフ殿が鉄板で焼いてますー。
予約の際に、シェフは毎回同じ方を指名させてもらってます。 アイトクさんとおっしゃるの。
■たけのこ焼き でっかいお皿に上品な盛り(笑)
■アップにしてみた。
焼き色の加減がさすがシェフ殿。
しょう油味に焼かれていて
そのまんまでもオケーのうまさ。
横に置いてあるのが
マデラ酒バターという物体で
これをヌリヌリしてもうまくて
もっと食いたい (^¬^)
※この皿はコース外。
おススメに乗っかってオプション
料理その4
■鉄板のうえでな
昆布に巻き巻きされたハマグリを
日本酒をかけて
蒸し煮にすんの。
■んで
こんなことやって
■こんなことやると
■こんなのができます。
説明になってまへんがな。
■アップはお約束だから。 はまぐり、昆布の清酒蒸し 貝のエキスのソース
うまーーーーっ。 
料理その5
■でっかいお皿に
トマト・・・
だ。
コレも
たけのこ焼き同様、コース外。
「お口直しに是非!」のレコメンドに
おうおう、と乗っかったわけだ。
■我らの担当氏の話では
堀田のトマト というそうだ。
水分がほとんどないトマト。
トマトジュースが固体に戻ったような
濃厚な味のトマト。
うまい。
その前の口直しなんだな。
口直しって
グラニテを出す店もあるじゃん?
厳選したトマトなら
口がニュートラルになるんだねえ。
料理その6
言うまでもなく
毎度
確実に
おいしい。
安心できる応対とテクニックで焼く
アイトク氏ご指名だもの。
アイトク氏は退場。
また次回もおねがいねー

3人になったところで
オットが言う。
オット
「最初さー、
メニューをオレだけが見せられて
おすすめは筍のコースです、って
テーブル担当の人が言ったじゃん?」
こにゃくう
「うんうん、言った。
おススメは本当だった。うまかった」
オット
「ああいう薦め方のときって
一番高いのを薦めるよね」
こにゃくう
「うん。で、メニューを握らされた以上
男は断れなくて頼んじゃうんでしょ?」

オット 「フツウ、そうなんだけどさー
あの人、いくらのコースをオレに
薦めたと思う?
一番安いコースを薦めたんだよ」
ええ~~~っ!
どよめくムスメとこにゃくう。

は〆のガーリックライス
デザート
うかい亭は当ブログでは6回目の登場
だから、かなりリピートしている我が家
今回、テーブル担当してくれた男性は
山本さんとおっしゃる。
はじめてお目に掛かった方だ。
山本氏の
軽妙な会話
タイミングのよい食材の説明
洒脱な雰囲気
客の食べ進み具合への目配せ
料理が進行するにつれて
どんどん盛り上がる山本氏との会話に
こういう快適な時間を提供してくれた
時にこそ、払った甲斐を感じるよなあ」
こにゃくうはそんなことを思いながら
食事をいただいていたのだ。
オット
「値段うんぬんじゃなくて
ほんとうに、今日のおすすめが
この一番安いコースだったんだよ
きっと。
で、それにコース外の焼き筍と
堀田トマトを組み合わせれば
ぜったい満足できるし、
それで満足する客だと判断したから、 彼は 俺たちに薦めたんだろうなあ」
こにゃくう
「だよねー。食べ盛りの男子がいる面子
ではないし、そろそろ重たいものも厳しい夫婦だもん。ちょうどよかったわ」
ムスメ
「プロだよねー。居心地よかったしねー」

熱々のいちごに冷たいアイス
苺のショーフロワ。
↑の画像のおねえさんが作ってくれた
オット
「オプションの2品を加えたら
結局お高いコースと同額です、
だったら、シャレになんないけどさ
ディナーコース10500円
焼きたけのこ 840円
堀田のトマト 530円
・・・合計 11870円 だからさ
それでも他のどのコースよりも
お安いんだよ」
ムスメ
「また、うかい亭に来たい。
焼きはアイトク氏でフロア担当は
今日の山本さんを指名してよ、パパ」
(うかい亭は指名しても指名料ナシだ)

キャラメルパルフェ
こにゃくう、実は「うかい亭はそろそろ
飽きたかな」みたいに思っていたのだ。
でも今回はムスメのお祝いだから
本人のリクエストだし、と思ったの。
でも
アイトク、山本のツートップが
接客してくれるんだったら
また来たいな、と正直おもった。
褒めすぎ?
いや、
あの接客はなかなかできないよ。
もしや有名な方なのかも。
そう思ってうかい亭のブログを見ると
アチコチの記事で
山本さん絶賛されてた。
■帰り際、ちゃっかり山本さんと
名刺交換したオットだ。
翌日、
オットのオフィスに山本さんから
丁寧なお礼状が届いたのは言うまでもない。
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