こにゃくう、小籠包が好きです。
美味しい小籠包、絶賛探索中。
・・・そう言い続けてもう 4年 
きっかけは北京で食した夢のような味わいの小籠包。
日本で探すこにゃくう。
でも、
ない。
日本のどこにも ナイ
「アンタ、まだ理想の小籠包見つからないの?もういいわ、そのハナシ」
という
旧知のお客様、コンニチハ。 まいど。
「そうなんですか、がんばってね」という、初めてお越しのお客様、ヨウコソ。
過去記事、これだけ 
ありますの。 うふふ。 懲りないワタシ。
■ここんところ、がっかり小籠包続きだったので、記事にも書いてないけどさ
地道に小籠包放浪はしてたのよー
■横浜中華街はろくでもないから、長崎ではどうだろう?と
旅行先の長崎でもあくなきチャレンジャーよっ。
・・・↑記事になんてなりゃしない小籠包だったわっ。
(※小籠包は最低だけど、水餃子がメチャうま!だったこの店 
)
■今や首都圏有数のチャイナ人口を誇る、池袋にも行ったわ。
一晩で4軒の小籠包めぐりをして、4軒とも撃沈よっ!
相変わらず前フリが長いわね、こにゃくう。
さて、
先月のことよ。
■東京スカイツリーが雲に隠れる
ここは錦糸町。
ここもね、
歩いていると
非日本人率が高い町。
夜になったら
うっかりひと気のナイ場所に
入り込んではイケマセン、的な
カホリのする町、錦糸町。
■JR錦糸町駅からすぐにある、 「竺」(じく) が今日のターゲットだ。
小籠包放浪記は連敗つづきなので、期待しないで来た。 (このお店の場所はまるで安全)
■今回は結論から先に言おう。
この店の小籠包、 ぐっじょぶ 
ですっ!
点数、75点 
■過去トップの飛雁閣85点 には及ばないけど、
2位の優味彩の75点と
同評価としましょう。
(ただし、優味彩の高評価は過去のもの。
今は変わってしまったから)
どの辺りが、こにゃくうのハートを掴んだかと申しますと・・・
こにゃくう的小籠包観点/その1・単価。高けりゃ旨いは当たり前
■ 6個で\600ですよ、お客さん! 1個ひゃくえん!
この低価格は過去の店中、図抜けています。
過去最安値は優味彩の1個\60ですが、かの店ではもう、この値段では
出していません。 1個\100で「ウマイ」と言わせるのはそれだけでも◎
【参考価格・1個あたり】
・鼎泰豊 =¥136 ・上海豫園=¥147 ・南翔饅頭=¥148 ・飛雁閣 =¥280
・北京飯店= \210 ・杜記別館= \76 ・優味彩(当時) = \60 ・飯楽 =\126
・ジョーズ上海 =\205
こにゃくう的小籠方観点/その2・中国黒酢でなくてはならぬのだ
■多くの方には「どうでもいいし」な
この観点その2。
が、しかし!
小籠包は鎮江香醋(ちんこうこうさく)
マンセー。
いわゆる中国黒酢でいただきたい。
この店、竺のテーブル上調味料を見て、こにゃくうまず
あ、ムリだわこの店。
と、思いましたさ。 右の 醋 の小瓶。
「 この手の瓶にはどうせ日本の米酢が・・・」
■・・・と思ったら
中を覗けば
ちゃんと 鎮江香醋 \(^^)/
いつもの「黒酢くださーい」は
言わなくていいんだー。
高品質の鎮江香醋ではないけど、 これで十分。
こにゃくう的小籠包観点/その3・スープは火傷するがごとし
ぬるい小籠包なんて食べていても楽しくありませんもの。
■竺の小籠包、湯気で画像がまっちろけ(笑)
熱さが伝わりましたでしょうか?
こにゃくう的小籠包観点/その4・皮は水風船のごとく薄くあれ
■多くの、あと一歩の店同様
「水風船」のような皮とは
言い難い厚さ。
程々がんばって薄く出来ている、と標準的な評価をしましょう。
しかし、大きさを高評価します。
多くの日本小籠包標準サイズは
3.5~4.0㍉。小さいのが不満です
竺は堂々の4㍉越え!
4.5㍉あると測定いたしました
割と薄いのにこの大きさをキープ
竺、チャレンジャー!エライ(^O^)
こにゃくう的小籠包観点/その5・肉&スープの味わい 
■標準的な味でした。
けして不味くない。おいしい。
をを!・・・というサプライズも
ない味だけど。
てか、「うむむ、これはカチョウ多用の味!」って見破れるほど敏感な舌じゃないこにゃくうなので「おいしいよ」で終了^^;
スープはきっちり量が入っている
■そういうわけで、トータルで考えて久しぶりの高評価となりました。
お店の内装もホラ、いい感じで居心地いいでしょ?
■訪れたのがランチタイムだったので、小籠包以外には興味ないけど やむなくC・\850 をオーダーしたワタクシ。チンタオビール\550もね。
■ランチセットのお粥、スープ、マンゴープリン。すべてフツーの味。
小籠包は光っているけど、その他はフツーでしたわ。

■「ごちそうさま!小籠包はなかなかレベルが高いですね!」と妙な褒め方をして
お勘定をするこにゃくう。
お店の方に伺うと
店主さまのご出身は上海なんだそうだ。
「誰が小籠包を作っているの?」と訊けば
「点心師イルヨ」と。厨房の奥に若い女性。
ふーん。
彼女のビザが切れないことを祈るよ~

※点心師とは小籠包ほか、点心を作る中国の資格試験に合格した者をいいます