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岩手

震災1年にして思う【2】@岩手県/宮古市

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前の記事より続き】 
2011年8月 猫砂宅配の旅。夜更けに到着したのは岩手県宮古市。
震災1年目にして思う
海沿いに立つホテル近江屋は1階が津波被害にあったものの、早くも一般宿泊を再開した数少ない宿泊施設。
 震災1年目にして思う
信号が壊れて消えた交差点を恐る恐る通過して、夜遅くにチェックインしたものだから、外の景色は全く見えなかった。夜が明けて薄暮の中、改めて眺める窓の外。ああ。海沿いの大駐車場か、と思うこにゃくう。
 震災1年目にして思う
ちがった。 被災して大変なことになった車たちの一大集積地だったんだ。車の持ち主さんたちはどうなったんだろう、と「う。」と言ったきり次の言葉もだせない。
 震災1年目にして思う
「隣の材木も初めからあそこに積んであったものじゃないんですよ」「当日はあの材木たちが大量に波といっしょに押し寄せてきたんです」ホテルの女性従業員さんが、震災の実態に無知な私に語ってくれた当日のお話し。
 震災1年目にして思う
「私たちはホテルのすぐ裏の学校に駆け上がって逃げました」お若い従業員さんたち、無事でよかった。
 震災1年目にして思う
「先日まで当ホテルは自衛隊さんの宿舎でした。自衛隊が撤収したので、これからは一般のお客さんにも泊まっていただけます」
 震災1年目にして思う
被災地にこうして旅してくるのは非常に気が引ける。が、お客さんが来なければホテルが立ち直れないのも事実。
 
震災1年目にして思う
更地になってしまった町に早くも新築を開始する家庭もあるのだね。暮らし再構築に向かって行ける強い家庭もあるんだ。ちょっと安心したりする。
 この旅だけで終わらせちゃダメだね。また東北に来て再興の様を見届けたいと思う。
※以上、岩手県宮古市より
【 つづく:大槌町へ 】
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