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宮城

震災1年にして思う【最終回】@宮城県/南三陸・石巻

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前の記事よりつづき】
2011年8月某日
被災地猫砂宅配の旅。 

南三陸町の写真は撮れません。カメラを向けられない。これで精いっぱい。 
360度見渡しても建造物がナイ!異常な状況を覚えていたくて、少しだけ撮りました。遠くに見えるのが南三陸町の町役場。
 

絨毯爆撃に遭ったどこかの戦地のような・・・左端の建物は病院だったと思う。私の足元に「胃ろう用のバッグ」が落ちていた。(これもガレキと呼ばれてしまうのか)コレを使っていた人は無事だったろうか?動けないから胃ろうしていたのだろうし。どこかの誰かさんの名残も「がれき」って呼ぶのは何か…納得できないや。
 

便宜上「がれき」と呼ぶとして、このがれきたちの様子。1年経った3月11日のニュースを見ても、私が見た状況から大きく変わってない。受け入れ反対してたら、被災地は永遠にこうなんだから、受け入れようよ・・・と、私は思うよ。
 

そんな南三陸町も、ほんの少し山際を登ると、水田が青々と。高台は無事なんだね。 
「高台移転」も侃々諤々だけど、高いところは何事もなかったように平和なんだ。ある一定のポイントから急に変わるんだ。
 

石巻に入る。奥の建物は門脇小学校。津波に襲われ、火災も来たと焦げた壁が言っている。
一段高い場所にある高校の方は無事なんだ。学校は高台であるべきかと。(生徒は裏山に逃げて全員無事だったけど、避難してきた住民の方が犠牲になられた)
 

震災9日後におばあちゃんと孫の少年が救出されたのは、たしかこの町。惨い状況ばかりの中、心から喝采のニュースだったなあ。
 

こにゃくうとオットは今年も東北に行こうと思う。特に、岩手・宮城・福島を意識して。
東北大好きだから。今度は猫砂だけでなく、もっと気の利いた物を持っていくべし。
ついでにじゃんじゃかお金をつかってくるから。(いや、そんなに持ってないだろ)
【おしまい】 
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