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10年フランス

モネの教会とジャンヌダルク、そしていっぱい食わされた町★ルーアン

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前の記事よりつづき】
 
2010年8月8日(日)
 
  ルーアン。  (ってココです ↓ )
 

                ■南フランスから始まったこの旅は
              やっとパリの近くの都市まで寄って来ました。
 
         長ったらしい今回のタイトルに従って語っていきましょうか。
               まずは、モネの教会 ですね。
 
                      ハイ、コレ↓です。
 

        ■「あ~、なんか見たことあるわ、この絵」 と頷いてくれるかしら?
 
             この絵を描いた教会に行きますよ、ということで・・・
 

                                ■連れられてきました。
      「おー。絵と同じだ」 ・・・とまあ、情けない感想しかないこにゃくうです。
                                  長期にわたる修復工事中。
                        防護壁がかかっていてテンション下がりますケド。
 

      ■モネさんは、時間と天候を変えて、この教会の絵を33枚描いている。
   睡蓮の花が浮かぶ池の連作や、積み藁の連作は日本人にも人気ですよね。
 
                    
                          
 
                       ふーん。
                 ということで、教会内部。
 

            ■キレイなステンドグラスですね。 (棒読み)
 

         ■えっと、ですね。
         なんといいますか・・・旅も6日目になりますでしょ?
         で、ずっと教会やら修道院やらを毎日見続けてきましてね、
         こにゃくうは、なんだか教会にあきてしまったわけですよ ^^;
 

     ■モネの絵のモデルになったありがたい教会なのは分かるのですけどね。
      「ああ、ハイハイ、ここもバラ窓ね」となる自分がいたわけですな ノ(´д`)
 

     ■そーいうわけで、ルーアン大聖堂の画像がこれっぽっちしかなかった
                     ・・・という事実 (笑)
 
 
                        次!
                  ジャンヌダルク。
 

     ■15世紀のフランス。
      百年戦争でフランスを勝利に導いた奇跡の少女。
 

       ■戦争で勝たせてやったのに、最後はフランス王に見捨てられ、
        このルーアンの町で火炙りになったジャンヌ・ダルク。
  
    この金時計ステキでした。 ピカピカだけど14世紀のもの。
    ジャンヌダルクがこの金時計の下を連行されるシーンを映画か何かで
    見たけれど、実際この時計はジャンヌを見ていたのかもしれない。
    
    長針がなく、12時間を一本の針だけで見る時計。
    分を計る必要がないほど呑気な時代だったのかもね。
                   
     

■その時、ジャンヌは19歳。
ちょっと~、かわいそうすぎるじゃん。
火炙りが行われた場所はここ、ビュー・マルシェ広場。
ルーアン観光の中心地になってます。
 

■かわいらしい建物で、ちょっといい感じ。
だけどさ、火炙りの残酷な話や
戦ったり、囚われたりした彼女が17~18歳だったことを思うとさ
「ムスメと同じ年頃じゃん」
 かわいい町も寒々と見えて来るよ。
 


添乗員マドンナさんが言う。
 
この広場にはジャンヌの名誉回復の後に
建てられた「ジャンヌダルク教会」があります。
見学してくださいね。
その前に無料の公衆トイレが広場にありますので
必要な方はどーぞー。
 
 

じゃ、行こうか、とムスメとトイレへ。
 
すると、入口を入ったところに
デスクに座り、腕組みした男性がいる
女性トイレなのになぜかおっさん。
彼の前には箱があり、少々のコイン。
 
我らの前を行く日本人女性は
「え?チップ要るんだー」とお財布からコインを出しておっさんの箱に入れた
 
 
同じように、私もコインを出そうとしたら
横からムスメが言う。
「ママ、出さなくていいんじゃない?おっさんは管理人でも何でもない気がする!」
そうか!
そうだよね。
 
マドンナさんは無料のトイレだって言ったもの。
あの、水も漏らさぬガイドをするマドンナさんが、
「チップのおっさんがいます」のアナウンスをし忘れるハズがない。
結局、何も払わず、素通りしても声もかけられなかったから
おっさんは自主的に机とコインの箱を用意して座っているだけなのかもしれない。
 
危ね~え!ε- (´。`)>
 
「観光客から小銭を騙し取るようで、なんか感じ悪いね」
などとムスメと話しながら気を取り直してジャンヌダルク教会へ向かう。
                             ※同じおっさんだと思われる事例発見!→ 
 

■魔女よばわりされて処刑されたジャンヌですが、近年はローマ法王によって
聖人になりまして、そんで新しい教会が出来たんだそうです。
 
で、教会入口にハンチングを被り、入場者ひとりひとりに頭を垂れるおじさんが。
 

ジャケットを羽織ってきちんとした身なりだし、教会といえば寄付はつきものだから
「信者かな~?」とか思いつつ、1ユーロをおっさんの持つ箱へ。
 
ジャンヌ、かわいそう・・・とか思いながら教会内を見せてもらった。
 
教会内部は
ステンドグラスとかキレイだったんっすけどね。
先のモネの大聖堂と同様、
「またか~」的な気分だったもんですから
写真も撮らずにとっとと終了 (^。^;)
退出しようとして、再び、ムスメが閃く!
 
「ママ!入口のおっさん、アレも単なるホームレスじゃねーの?」
 

■「ああ~!そうだ!ぜったいそうだ!」と気づいても遅いわねー。
出る時におっさんに「コラー!金返せ」 (もちろん日本語)と箱に手を突っ込んだら
ニタリ (; ̄∀ ̄)
 
彼の「してやったり」のニタリ顔が今でも忘れられません(笑)
 


■まあ、たいした金額でもないから
いいんだけどさー。
 
この旅を南フランスの田舎から初めて
ずっと治安も雰囲気もよかったのに
だんだんパリに近づいてきたら
なんだか・・・
 
人をペテンにかけるような
イヤな人種が、徐々に身辺に近寄ってくるような・・・
 
不穏な空気を感じるねえ。
 
 




そんなルーアンを後に、バスに乗って2時間。
 

■旅の最後の目的地、パリ♪に到着しました。
                                       【つづく


ハッキリ言おう。 騙される方が悪いんニャ。
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8 Comments

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W A X  

2012-11-07 18:55

ムスメ様。しっかりなさっておられますなぁ。
こにゃくう様家は安泰でございますなぁ。(婿とりでございましたらご連絡下さい 笑)
私ならすっかり騙されている事と思いますもん。
旅の忘れられない思いでの一つですね。
しかし・・・。いくら好きでも続くと飽きるんですね。教会も。(笑)
途中からB級グルメの旅とか赤提灯を探す旅! にチェンジは出来ませんもんね。
でも、なかなか行けない場所ですら「満腹でも満喫」ですよ! (笑)

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かいちょう  

2012-11-07 22:54

いや~いいですね~フランス!!
拙者の友達が凱旋門賞を観にこの間行ってきたんですよ!!

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こにゃくう  

2012-11-08 13:39

WAXさん、ただ浮かれて歩いているだけだった私より、ムスメの方がよく注意して観察していたようですわー。
たまにしっかりしてます。
で、ほとんどの場合ダメダメなんですケド、婿オッケーでしょーか?ww

教会と大聖堂はしまいには飽きました(笑)
おなかいっぱいですわ。
京都で寺巡りする外国人も途中で飽きないんでしょーかね^^;

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こにゃくう  

2012-11-08 13:44

会長さん、凱旋門賞って…?ということで無知なワタシはぐぐりました。
ロンシャン競馬場!あ~あ!聞いたことあるわー。
なんだかオシャンティな競馬ですね。
そういう目的を掲げて海外旅行に行かれる方もいるんですね!
なんだか優雅です(*^^*)

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なべさく  

2012-11-14 02:10

こーやって改めて地図を拝見すると、てんこ盛りのフランス旅行ですね。(羨)
で、「教会飽きた!」ってこにゃくうさん、贅沢なことを・・・(笑)
確かに教会ばかりが続くと、そうなっちゃうかなぁとも思いますが。(^^;
にしても、そんな美しい教会や街並みだけでなく、パリにはペテンなおじさん達も跋扈してるというのは面白く読ませてもらいました。
ひっかかった(失礼)こにゃくうさんには面白くもなんともないでしょうが。(笑)
でも、騙すより、騙されるほうがイイですよ。きっと。^^

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こにゃくう  

2012-11-15 15:58

なべさくさん、>てんこ盛りのフランス旅行ですね。
フランスはしばらく再訪はいいです(笑)おなかいっぱいww
飽きるんですよ~、教会!
私だけかもしれないですケド(笑)もう、どれも一緒に見えてきちゃって…ダメダメです^^;

>騙すより、騙されるほうがイイですよ。きっと。^^
まんまとおっさんの演技にひっかかりました(笑)
そんなにたくさんの国や地域に過去に行ったわけではないですが、
パリは観光客にとって不快な思いをする確率が高い町だと思いました。
観光客を虎視眈々を狙うヤカラの多さでは中国・フィリピン以上です。

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ensyu  

2012-11-18 20:32

単発で見たらテンション上がりそうな景色でも、毎日見慣れると珍しさが無くなってしまいますよね、贅沢やけど。
海外旅行すると最初の頃はパチパチなんでも写真撮ってるけど、
2、3日経つとあまりシャッター押さなくなる

娘さんはしっかりしてますね!
頼もしや!

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こにゃくう  

2012-11-25 05:23

ensyuさん、>毎日見慣れると珍しさが無くなってしまいますよね
贅沢だけどネ^^;連日だといっしょに見えてきちゃってネwww

この時のムスメは冴えていました。
疑う感覚って海外では必要ですよね。

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