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10年フランス

モンマルトルの丘と、シアワセを呼ばないミサンガ

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前の記事よりつづき】
 
2010年8月9日
 
丸一日パリめぐりのこの日。
 

シテ島からメトロで移動。
目指すのはまたも、こにゃくうの希望で モンマルトルの丘&サクレクール寺院。
↑乗ろうとしたメトロの入り口に一瞬で釘づけになったものだから写しておきました。
かっちょいい! アールヌーボーなデザインがステキだ!
 
 

で、最寄の駅で降りて歩く。
どーもこの町はおしゃれじゃない。
店が両脇に並んでいるが、手芸用品と古着屋?衣料品のバッタ屋?
・・・みたいな店ばっかり。
お店の人も白人系フランス人ではなくて、アフリカ系や中近東系の人が目立つ。
 
  そういえば、パリに入って添乗員マドンナさんに忠告されたっけ!
 

 

前回のパリ添乗のお仕事で自由な時間があったので
ひとりでサクレクール寺院に行きました。
ぼんやりと道行く人を眺めていると
アフリカ移民系の若者たちが、観光客に近寄っては
隙を突いてミサンガを勝手に結わえ付けているんです。
そして当然のように、代金を請求している。
真っ黒でコワモテのお兄さんたちに抗えず、
観光客はむなしくお財布を開いていました。(特にアジア系が気弱^^;)
 んもサクレク―ル寺院の階段にいる兄ちゃんには気を付けてください!
 


・・・ってな話しを思い出し、「兄ちゃんに会えるもんなら会いたいもんだね~」 などと
余裕ぶっこいてムスメとしゃべりながら、サクレク―ル寺院に到着。
 

を~♪ 
パリにありながら、ロマネスク様式でエキゾチックなドームが目立つ大聖堂だ。
パリ観光の名物だし、映画アメリにも頻繁に出てきたこの寺院。
是非、丘の上からパリ市内を遠望してみたーい、と思っていたのでした。
 
          大聖堂に向かって左側の階段を上っていたら・・・
 
             出た~! ミサンガ兄ちゃん (゚∀゚;ノ)ノ
 
    「いい?きっちり両手首は隠すのよ!」 「目を合せちゃアカン!」
 
     アフリカ系兄ちゃん数人が我らを横目で追うのが目の端で分かる。
 
                 な、なむさん・・・ (≧▽≦;)
 

 
  我々に隙が無かった為か、それ以上近寄ってくることはなく
  ターゲットを他の観光客に移した模様でした。 ホッ ε-(^、^;
  「イヤな汗出たネー。ここまでくれば安心」 
  かなり上段まで階段を上がり切り、念願だった寺院前からパリ市内を遠望する。
  遠く下方を見ると、ミサンガ兄ちゃんたちはまだウロウロとカモを物色中。
  デジカメの望遠を最大にして、兄ちゃんたちをコソッと撮影。
 
                     その瞬間!
 
             「ヘイ!ユー 
 
  70mは離れていて、しかも彼と私の間には大勢の観光客がいるにもかかわらず
  彼は、私にカメラを向けられたのを直感で感じたようだ!
 
         「あ~! 怒ってコッチに来る~」 (ムスメ)
      「慌てるでない。ここで逃げたら認めたことになる。
      私は風景の写真を撮っているだけだ、動じるな」 (こにゃくう) 
 
      5歩6歩と近寄ってもカメラを撮影し続けるこにゃくうを見て
      「アレ?オレさまの勘違いかな?」と思い直したようで
      また元の定位置に戻って行った兄ちゃん。
 
                 危ね~! | ̄ω ̄A; 
 
         そういえば、オースマン・サンコンさんの視力は6.0だったっけ?
              アフリカ系人の視力をナメてましたネ (^^;
 

   ここ、サクレクール寺院前は、アフリカ系移民のみなさんのパフォーマンス場。
   歌やダンスで楽しませてくれるグループあり・・・
 

                    街灯に登って・・・
 

                 パフォーマンスして・・・
 

                   小銭もらう人あり。
 
 

ダンスパフォーマンスのグループの後方には
バッグと帽子のフリーマーケット開催中のアフリカ兄ちゃん。
えっと・・・盗品とは違いますよね? そうですよね、失礼しました(汗)
 

主目的の大聖堂をサラッと見学。 「ほうほう・・・」と頷いて終了。
残念ながら、堂内は撮影禁止。
大聖堂前からの眺望はすばらしいですよ。
大聖堂のドームにも登れるそうだけど、それはいいか・・・とパスした。
 
               ・・・とかなんとか言っても、
        ワタクシ、こにゃくうのサクレクール寺院の思い出は
 
                  ミサンガ兄ちゃん!
 
  ためしに 「サクレクール寺院  ミサンガ 」で検索してみていただきたい。
「騙された」「腕を掴まれた」「恐かった」などの被害例がゾロゾロとヒットします。
         「ミサンガ被害者の会」が結成されそうな勢いです!
 

                    こいつら。↑
               おまいら、バチ当るぞゴラ。 
 
       さて、次は凱旋門! (まだ行くんかい・・・)
                                            【つづく
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6 Comments

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ensyu  

2013-05-21 23:47

せっかく外国行ったのだから、現地の人とも最大限ふれあいたいのに、こういう手合いがいるとなかなか普通の人に声かけられても、面倒な事になったら嫌だと思って無視してしまうし、交流が出来ません。人を見たら泥棒と思え、の精神で過ごさなアカンのかな~海外は。さびしいなぁ~、いい人もいっぱいいるんやろけどね~
それにしても、イチャモンつけられても毅然としてるのはサスガです!!ビビってしまったら負けですよね~^^
僕もトルコでスリ未遂事件にあった時は、日本語でぶち切れでまくしたてたら、相手は委縮してましたよ。(本能のままにぶち切れてしまったんですけどね)旅が嫌な思い出になるんで、そういったトラブルには極力巻き込まれたくないですよね~

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W A X  

2013-05-22 18:06

うおっ!!?? ミサンガ兄ちゃん集団・・・。怖っ・・・。(汗)
この姿のミサンガ兄ちゃんから無事に生還って凄いなぁ~。
こにゃくうさんは「肝の据わり方」が半端じゃないんですねぇ~。
私なら自ら両腕を差し出してしまいそうですぅ。(笑)

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こにゃくう  

2013-05-23 17:11

外国では目と目が合った瞬間に「イイ奴」「ワルモノ」を判別しないといけないのかもしれませんね。
ほんとはふれあい旅みたいなのが理想ですよねー。
人を見る目を養わねば…と思います。

トルコのスリ事件の記事を読んできました。
未遂でヨカッタです!
でも、イヤな思いしちゃいましたね。
なんとなく心に澱が溜まったような気分になりますものね。

コラ!関西人の本気の怒りを思い知ったか、スリ野郎め~凸(▼▼メ)

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こにゃくう  

2013-05-23 17:17

真っ黒だしでっかいし、取り囲まれていたら抵抗できそうもないですよね!
予め添乗員さんに注意喚起してもらっていたおかげで心構えが出来ていたのだと思います。
不意打ちだったら、私も両腕です!
「1本50ユーロ」って請求してくるそうですよ。

両腕だしちゃったら100ユーロ、約1万円ですわね(笑)

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mihi♪  

2014-05-21 10:09

昔から、同じ商法で続けてきてるなんて!そろそろフランスの警察の皆さん、ちゃんと取り締まって~って感じです(>_<)。
今回の旅で、日本の平和さをひしひしと感じました。
それにしても、こにゃくうさんの上手い回避、サスガです。φ(..)メモメモ。

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こにゃくう  

2014-05-25 23:52

mihi♪さん、パリ市警っていったいどーなってるんでしょーね。
日本で言ったら、「浅草寺の門前には、外国人観光客に5千円でお守り札を売りつけるチンピラ兄ちゃん軍団がいるのが日常の光景です」
…みたいな感じですかね?
ホント、海外に行くと
日本ってイイ国だったんだー!って実感しますね。

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