2013年6月某日
鵜飼いが見てみたくて岐阜、長良川沿いの町に来た。
当然、見るだけでなく食べたいわけだ。で、鮎 実食。 宿泊先の十八楼からテコテコと夕方のお散歩in長良橋通り矢島町。ホテル十八楼でももちろん鮎の夕食は食べられますが、ここは敢えて未知の地元の割烹で、岐阜の地酒を呑みながら食したいわけです。(ありがたいことに、十八楼には宿泊&朝食のみのプランがある)
をー、ここだ。オットがオイシイ店探知システムをMAXにして検索した挙げ句「ココ、ウマソウ」とアタリを付けて予約してくれた割烹うおそう(お店のHP)
「天然あゆ」「長良川天然あゆ料理ご案内」の文字。心は躍り、期待は膨らみ、ヨダレはでる。ゴクリ。
店内はカウンターもあるのですが、我らは3名なので個室のテーブル席にしていただきました。
天然あゆコース5000円いってみよー (^o^ )ノ
ぱく。 ( ̄~; ̄)モグモグ・・・た、たいへんです!ご、ご主人!お店のご主人、たいへんです!
うまいんですけどっ!
鮎の一夜干し、鮎味噌(天然鮎と八丁味噌で作った)、天然ウナギのごぼう巻、稚鮎のマリネ、(なんだったか失念の)佃煮。
前菜で早くもこにゃくう一家大興奮。
鮎の昆布〆。逸品!半日から一日、昆布で〆るのだそうです。
うまいったらありゃしない。(←表現が幼稚園児レベルでスミマセン)
みんな待ってた塩焼き鮎
コレが食べたくてここまで来たのだー。 一般的に鮎の塩焼きに添えられる「蓼酢」がないのでご主人に伺ったところ「天然鮎の香りと味わいを楽しむには蓼酢は不要と存じます」というようなお話しをしてくださった。
なるほど。北海道の人は、毛ガニ・タラバガニの釜茹を食べる時に「カニ酢」なんてつけないな。それと似たような事態なのかも。
右上の赤い物体は川エビ。このように手の長い川エビもいるのだそうです。
「ここから2kmほど長良川を遡った上流で獲りました」とのお話し。
お料理がおいしいとお酒も急ピッチで喉元をすっとんでいく。↑は天領酒造の夏酒。(岐阜県下呂市の酒蔵)
オットがうおそうをロックオンした理由のひとつが、こちらの店の日本酒の品揃え。他にも「房島屋」(岐阜県揖斐川町)「獺祭」(山口県岩国市)も用意されていて食事がますます楽しくなりました。ご主人は日本酒好きなご様子。オットとの岐阜酒蔵談義に付き合ってくれました。
鮎をフリッター風に揚げて餡かけ。「一品、洋物をお出しするのですが、単にフライでお出しするより面白いかな、と」(ご主人)
まあ♪食べたことのない鮎の創作料理です。うれしい!そしてオイシイ!
〆のご飯は「鮎ぞうすい」
雑炊に鮎が入っているって贅沢だなー、と。こにゃくうは、鮎雑炊ってうまれて初めて食べましたが、とっても美味。品の良い鮎の脂を感じます。またいつか食べたいものです。
これで5千円はお得です。東京ではまず食べられない内容とクオリティの高さ、そして価格。これが旅のヨロコビだよねっ。うおそうさんがある岐阜の町が羨ましいです。「近所だったら濃厚リピ確実なのに~」家族全員の感想です。
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