2013年8月17日(土)
米国旅行に行ってさ、
ついでにメキシコの地も踏めたら、お得感あるんじゃなかろうか?と。
午前10時。サンディエゴのサンタフェ駅からトロリー電車に乗る。 やがて、車窓から「整然さ」が薄れてきた。 メキシコ国境が近いんだね。
ホラ、はためく緑・白・赤の旗が。 真ん中に鷲の絵が描いてある。
あれはメキシコの国旗だよね!
メキシコ国境の駅、サンシドロに到着。
わー。 駅にたむろする人々が南米風味のお顔立ちだー。
に申し込みました。
おひとりさま$69なり。
こにゃくう家3名の他、母娘旅行のおふたり、
一人旅の男性1名、をHIS氏がガイドしてくれます。
HIS氏:「はーい、メキシコ国境はコチラでーす。
皆さんが歩いている方向に向かって進んでくださーい」
ここはまだ米国のはずなのに、
スペイン語の看板いっぱい、浅黒い人々いっぱい!
『To Mexico』 しかも徒歩マーク(笑)
HIS氏「みなさまは’国境ってどんな感じなのかな~’って
想像を巡らせておられるでしょうけれど、
申し訳ないくらいにあっけなく国をまたいじゃいます」
HIS氏「MEXICOって文字の下に回転扉がありますね。
テーマパークのゲートじゃないんですよw
あそこをぐるっと入るとそこはメキシコです。
さあ、くぐりましょう」
回転扉の向こうには銃を肩に掛けたメキシコ軍人が。
ちょびっと緊張するこにゃくう。
赤シャツのじーちゃんなんぞはショッピングカーを押し押し入国。
ラフだ!
メキシコにお買い物で入国なんでしょーかね?
わーい。
いきなり看板の文字が読めませーんっ。
HIS氏「パスポートにメキシコ入国のスタンプを押して欲しかったでしょ?
残念ながらこのルートでの入国では
パスポートに判子は押してくれないんですよ。
米国側から入国して72時間以内にまた米国に戻る人は
入国フォームが要らないのです」
今回HISにお願いしてよかったなー、と思ったのは
入国した後、ダウンタウンに行く経路。
地球の歩き方「アメリカ西海岸」で調べると
自力でも行けるんじゃん?って思っていましたが
私が持っている最新版(2013~2014年版、第21版)の情報が
古い物のままだった。
「入国したら道なりに右に進む・・・(略)・・・Centroという看板に従って人の波について行けばいい」
と記載されている道順は過去の話なのだそうだ。
「現在は道が変わったのですよ。あの部分は改訂した方がいい」
(HIS氏)
よかったー! ありがとう、HIS氏♪
HISは我々用にマイクロバスを用意していてくれました。
HIS氏「入国早々ですが、みなさまに悲しいお知らせです。
帰りの、メキシコ出国についてです。
HIS氏「あちらにたくさんの人が並んでいるのが見えますね?
ヒマを持て余しているのでも
ひなたぼっこしているのでもありません。
彼らは米国への入国審査待ちをしているのです!
今日はざっと見積もったところ・・・
2時間待ちって感じですかね?
マシな方ですよ。
過去に4時間の日を経験したことがありますしw」
HIS氏「メキシコへの入国は回転扉!というイージーさなのですが
メキシコから米国へは簡単にはいきません。
さらに日本人とは異なる国民性も相まって、
ゆったりのんびり、ダラダラ審査ですw
途中で職員の休憩タイムが挟まっちゃったりもします。
メキシコ人達も、そんなもんだ・・・と慣れきっているので
毎日この行列ができあがります」
よっしゃ!帰りの覚悟はできた。
それは脇に置いておいて、半日この南米の町を楽しもう!
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