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京都

伏見稲荷大社★参拝というよりプチ登山

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前の記事よりつづき 】
2014年4月14日(月) 
こにゃくう夫婦の観光スタートは今日も早い。
 

早朝6:30の京都・伏見稲荷大社。 
参道商店街はまだ静寂の中。
とにかく目いっぱい京都を味わいたいものだから、やたら早起きだ。
 
 

いなり寿司のお店や、シュールなきつね顔の煎餅。
御生前のお姿そのままのスズメの焼鳥とか、見逃せない名物店が並んでいる商店街なのだが
早すぎてやってるワケなく、ちょっと涙。
(↑は雀の焼鳥の弥ざめ屋さん。ステキな店舗デザインだ)
 
 

それでもねえ、見てよ。 
この「お稲荷さん独り占め!」的な静かな伏見稲荷大社。
 
 

いや、実は独り占めなんてとんでもなく、
早朝から熱心に参拝されてる人がチラホラ。
きっと毎朝、お参りに来ているんじゃ?って人も少なからずいて。
総本宮・伏見稲荷さんの支持は厚い!
 
 

最近は日本人だけの支持に留まらない伏見稲荷さん。
世界最大の旅行クチコミサイト、トリップアドバイザーによる『外国人の口コミで選ぶ、日本の人気スポット』で堂々の1位に選ばれてます。
 
 

1位かな~?と予想した金閣寺が意外なことに4位。
外国人ならお好きでしょ?と思い込んでた浅草寺なんて25位。 
諸外国の皆さまもお目が高い!この時も早朝に拘らず多国籍な人々がいたわー。
 

妙に惹きつけられるのも分かります。
この千本鳥居。 
あめーじんぐ!ふぁんたすてぃっく!だと日本人のワタシでも
見惚れますもの。 
そーいうわけで、ワタシも3度目の伏見稲荷大社です。

「千本鳥居」と呼ばれているが、ホントに千本あるのか?
実は今、約900鳥居。オシイw


さて、朱色のラビリンスの奥の奥まで、いざ行かん♪
・・・といいますのは、去年の出張ついでにココに立ち寄ったオット。
稲荷山全体が、伏見稲荷大社の聖域となっています。
「稲荷山のてっぺんまで行ってみたい!」といつもの山登り魂を刺激されたそうなんですけど、時間がなくてあきらめたのが悔しいらしく・・・
 
 

東山三十六峰のひとつである稲荷山巡りをしよう!というのが今日の企画。
ワタシも伏見稲荷の最奥地までは行ってないので楽しみですよ。
大抵の参拝客はココ↑「おもかる石」がある「奥社参拝所」辺りで引き返す模様。
 
 

おもかる石。
石灯籠の頭頂部が可動式になっており、持ち上げることが可能。
灯篭の前で「私の願い、叶うか叶わないか、どーっちだ?」と念じてこの頭頂部を持ち上げる。
その時の重さが予想外に軽かったら叶う、意外と重かったら叶わないという占いツール。
己の腕力次第では幸運を引き寄せられるかも?なシステムとなっております。
ワタシの場合は、重すぎて1ミリも動かなかったので問題外だと思われw
 
 

奥社参拝所の絵馬。 
・・・じゃないね。絵狐。
皆さまの力作に感動。
 

もはや狐の面立ち域を越えておる。 
アートだわ(笑)
 
 

さあ、朱色の鳥居のつづく山道をワシワシ登りますよー。
目指すのは稲荷山の最高峰(標高233m)にある一ノ峰。
 
 

ハッ!き、きつね?
 
 

あはは~。猫さまでした。
 
 

道中はキツネならぬ、猫さまが闊歩されていたわ。        
参道の所々に茶店やらお札を売るお店が建っているので
そーいうお店の方のお世話になって暮しているのかもしれませんネ。
 

登り始めて30分ほどで「四ツ辻」という景色の良いポイントに到着したぞ。
 
 

鳥居のトンネルをくぐり抜けてきて、ここ四ツ辻でパッと視界が開けます。
わ~♪ たった30分だけど、ずいぶん登ってきたのねー。
正面に連なる山々は、以前行った西山のあたりだよね、きっと!
 

どこまでも続く大量の鳥居は、熱心に信仰される方に奉納されたもの。
つい、ワタシは考えてしまうのです。
 
 1本いくらなんだろう?
 

↑・・・というよーな価格帯となっております。
あらー。最少サイズでも無理だわワタシ。
お呼びじゃないわーw
 
鳥居は希望者が申し込んで奉納するシステムなのだけど、
これが意外と人気で
申し込みから建立まで2、3年待ち!なんだそうです。
 
鳥居の寿命は約15年。
腐食すると撤去される。
そして、申し込んでいた人に建立の順番が回ってくる。
 
 

さて、   
登り始めてちょうど1時間。
稲荷山山頂である「一ノ峰」に到着。 
本日の目的地です。
てっぺんにきたー。
 
 

山頂の一ノ峰からぐるりと一周巡れるようになっているので先を進もう。
 
 

本殿から始まり、四ツ辻、一ノ峰までは西向きでお日様が当たるけど
コチラ側は山陰で鬱蒼とした森の雰囲気。
これまでと気配が違います。 
神秘的ムードはコチラ側の方が高まりますわー。
 

朝早くてオットとワタシしかいない森閑とした空気の中。
おキツネさまが、じっと見てはる。
ちょっとコワくて、時々後ろを振り返ってしまうのである^^;
 
 

人の気配のない聖域。 
もしひとりだったら絶対ムリだ~!
でも、なんだか気持ちがシャン!とするなー。
伏見稲荷に来たらできることならこちらサイドへも
足を延ばしてみることをおススメするわー。
 
 

・・・と、やがてお日様当たる明るい場所に出る。
先ほどの景色の良い「四ツ辻」です。
ぐるりと一周回ってきました。
楽しかったー。
時間は8:15。
約2時間の早朝参拝でした。
つづく:仁和寺へ 】

おまけ。
『こにゃくう的京都観察記③』
 

 いいなあ、と思うんです。
このポスターのセンス♪
こーいうコピーのノリって
首都圏のポスターでは見られないんだなあ。
怒りに燃えるうさちゃんと猫ちゃんも秀逸^^

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4 Comments

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ensyu  

2014-07-28 22:00

大学が近所だったこともあって、馴染み深いです、伏見稲荷。卒業して就職した会社の新人研修も、ここでした。夜中抜け出して、留年してる奴の家に遊びに行ってたっけ。まだ、大人になりたくたぁ~い、働きたくなぁ~い、と駄々こねてました^_^
山の上にも、研修の一環で、早朝から登らされましたよ。その時の集合写真見たら、覇気のない顔して写ってますわぁ~
今だったら、朝の清々しい空気の中、喜んで登るのにね。
こにゃくうさんもよくご存知だから朝早くから活動なさる。ほんと、得した気分になりますよね~
鳥居奉納するの、いいかもですね。二条城に寄付してた親父に言うてみよかな^_^

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こにゃくう  

2014-08-01 13:12

ensyuさんの人生の時々で関わっていたんですね、伏見稲荷。
研修の現場に伏見稲荷って、経営者さんが深く信仰しているのかしらね?
今のensyuさんなら喜んで登りますよね、きっと!20代のこにゃくうも絶対自らなんて登らなかったと思います。「だり~」って感じですよね。

>二条城に寄付してた親父に言うてみよかな^_^

御城主さまになったお父様ですね。
お名前入りで一本奉納したらかっこいいでしょうねー。
千本(ホントは900らしいけど)の鳥居をみて「ご利益もらった人ってこんなにいるんだー」って羨ましく傍観しました。

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なべさく  

2014-08-06 01:44

京都はまだまだ行ってないところばかりですが、
ココ、行ってみたいっ!!
TVでしか見たことないこの鳥居のトンネルは絵になります。
そして、ニャンコに遭遇できるかもしれないというのも魅力。
(こにゃくうさん書かれた猫のセリフ、オモロすぎます!)

見どころ満載で、外国の皆さんが1位に選ぶのも分かります。^^

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こにゃくう  

2014-08-18 01:57

なべさくさん、京都へも一度足を延ばしてみてくだされ~。
食べてよし、見てよし、泊まってよし、の京都です。

この千本鳥居のムードを、私のカメラテクニックでは上手に写せませんでした。
なべさくさんだったら、ミステリアスな空気も写し取ってくださるでしょうねー。
猫も、もっとかわいく撮ってくれることでしょう!

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