紅葉谷公園から出発するシャトルバスが、
無料でロープウエー乗り場まで連れて行ってくれます。
タダ!
うれしいわあ。
もちろん、動力なんぞ使わずに登頂するルートもあるわけだけども。
あまり時間もないし、汗をかきたくないので
当然、ロープウエーです。
動力バンザイ!
ありがたやー。
広島湾の入り組んだ海岸線がハッキリと見て取れるんだなー。
浮いているのは牡蠣の養殖場だよね?
穏やかな湾が美しいなー。
紅葉谷駅から10分程乗ったら・・・
中間駅(榧谷駅:カヤタニエキ)で乗り換え。
駅舎階段で鹿さんがお出迎え。
こんにちは!
山中がテリトリーな鹿さんもいるんだね。
ここから山頂まで
整備された道を山頂まで登ります。
記事タイトルが「弥山に登りました」というのは
ひじょーにおこがましい
楽ちんな散歩道w
山頂に近づくにつれ、
次々と大きな石、変わった形の大石が現れる。
「弥山の主な地質である花崗岩が風化して生まれたものであーる」
・・・との解説を知れば、
我々は「ふーん、そうか・・・」だけど
昔昔の人々は、
この奇岩、大岩が不思議だったんだろうね。
ミステリアスを感じ、そこに神の力を感じて・・・
自然と、山岳信仰が生まれたのでしょう。
ロープウエーの獅子岩駅から30分ほどで山頂に到着。
弥山山頂535mの三角点でございます。
2014年7月にオープンしたばかりの新しい展望台からの眺め。
画像を撮らなかったのが悔やまれますが
この展望台は、靴を脱いでリラックスできるスペースがあります。
混んでいなかったらゴロッとできる広縁のような・・・
ステキな展望台なので、いつまでも美しく利用されるといいなー。
(2015年3月24日追記※コチラのサイトに旧・新の展望台の画像がありました かなり老朽化していたのねー)
神奈川県民のこにゃくうにとって
海、というと湘南・相模湾。
太平洋の豪快な波が寄せてくる、広い広い海原。
そんなワタクシには
この瀬戸内海の風景が新鮮。
かつ、穏やかでやさしい海に興味が尽きない。
見飽きないな~!
名残惜しいけど
次はオイシイ(らしい)あなご丼を食べに行くのだ!
サクサク下山するよ。
帰りはロープウエーではなく
足で降ります。
もしかして・・・このガラガラで柔い土壌は
いわゆる「まさ土」・・・?
真砂土は花崗岩が風化して出来るものだよね?
この旅の一カ月前に起きてしまった
広島の土砂災害のことを思い出していました。
下山道を降りながら
世界遺産検定、シルバーメダリストのオットが解説。
「厳島神社が世界遺産に登録されたのは
その建造物群の存在だけで登録されたんじゃないんだよ」
へー。
そーなの?
「この弥山の樹木が評価に重要なんだ」
「弥山が神体だったため、樹木にほとんど手が加えられずに今日まで来た。
だから、日本にしては奇跡的に原始のままで残っているのが、
この弥山の原生林なの」
へー。
そーなの。(←生返事w)
下山途中からもこにゃくうお気に入りの瀬戸内海が見え隠れ。
オットの解説聞きながら
こにゃくうだったら、この海の景色に世界遺産要素を感じるわーw
ワタクシの心は次の穴子丼に移行しておりました。