龍王峡をお散歩&川治温泉立ち寄り湯
※『龍王峡・通行止め』等の検索で当記事にいらした方へ※
この記事は2014年11月当時のものです。2015年9月9日の台風被害により龍王峡散策路の規制区域は当記事時よりも大きく拡大されました。最新の情報をゲットなさってください。
【 前の記事よりつづき 】
2014年11月17日(月)
カタログギフトをもらったからそれでチョイスした鬼怒川温泉に一泊旅行した、というお話しのつづき。
行列が出来るバームクーヘンを朝っぱらから買って・・・
鬼怒川温泉駅から東武鬼怒川線を3駅乗り、龍王峡という駅に至る。
龍王峡は、龍がのたうつように蛇行した鬼怒川の流れとその河岸を彩る紅葉群が有名だそうで、ここあたり随一の景勝地なんだそうです(オット情報)
コチラが龍王峡駅。ちっちゃい駅だね、うん!
ここから渓谷沿いに遊歩道が整備されている。その遊歩道はこのエリアにおけるもうひとつの温泉地、川治温泉まで続いていて約7キロほどの距離で歩いて行けるんだ、というオット。
約3時間の適度なトレッキング・・・からの、ひとっ風呂!いいね~
終わりかけとはいえ、ギリギリ美しい紅葉の渓谷へと下って行きます。
きっと誰もいないんじゃ・・・なーんて思ったら、シルバー世代の老々男女で大賑わいでございました。みなさんお元気だなーと感心します。
虹見の滝と申すそうな。すぐ横にお堂(五龍王神社)があって絵になる構図です。
白い断崖に紅葉。もうおわりの時季ですが紅葉の最盛期だったらココ、WHITE&REDの世界で相当な美しさでしょうね。
フト気付くと、オットとこにゃくうしか渡ってこない。おたっしゃシルバーな人々は
虹見の滝とその横の御堂を見て終了で帰ってしまうようでした。
ここから川治温泉まで歩こうって人は少数派なようです。
歩き始めて約30分。むささび橋を渡る。再び鬼怒川の左岸へ。
『龍王峡から川治温泉方面へは通り抜けができません』
は?
こにゃくう「なんか、ダメとか言ってるけど?」オット「んー・・・なんとかなるっしょ」
来た道を引き返す、という選択肢はオットには無いんです。うん、そういうヒトだよね(笑)
ついに最後にはバリケードで遊歩道が封鎖されている所にまで来ちゃいました。
『土砂崩れ及び落石が発生し、ハイキングコースが通行止めとなっています』
『なお、通行止箇所の迂回は国道に歩道帯がない箇所があり危険な為バスをご利用ください』
えええ~(涙)
やむなく渓谷沿いから国道に浮上。観光課の警告看板ご推奨のバスったら時刻表みたら50分後までナイでやんの(笑)
で『歩道帯が無いからキケン』って書かれている国道闊歩を選択!
・・・いや、危険っていえば危険かもしれないけど、トンネル内はガードレール付きの歩道が確保されていたから歩けたよ。
ふたたび快適な里山&森の中の散策継続。いやあ、諦めなくってヨカッター。
歩き始めて約2時間半。ゴールと定めた川治温泉が見えてきました。
大型ホテルが多いようですが、鬼怒川温泉よりもさらに静かな街。
オット「左に建物がみえるでしょ?川治温泉名物、公衆混浴風呂だよー」
薬師の湯と申します。こちらは09年に新しく造られた男女別の内湯併設温泉棟。
入湯料510円(日光市民以外)毎分3400リットルの自噴泉ときいたのですっごく気になったのだけど・・・
この、目隠し板張り巡らしの男女別浴槽では川沿いの景色は楽しめそうにないし、川がよく見えるという混浴露天風呂は、つまり外からも丸見え。
脱衣所すら男女一緒!という、さすがのこにゃくうも躊躇う混浴偏差値の高さだ!
うーん。。。どーしようかな(-_-;)
オット「日帰り入浴できる旅館を調べておいたから、そっちで入ろうよ」
というお言葉に従うことにして、後ろ髪引かれながらも男鹿川沿いの道を上流に進みます。
晩秋の日だまりでひなたぼっこをしていた野猿のグループ。今日は人間が来ない日だなー、と思って遊歩道わきでお昼寝していたのでしょう。不意打ちのようにこにゃくう&オットがやって来てビックリしちゃったご様子。10頭くらいの団体さんでしたが一斉に逃げ出してしまいました。ごめんねー、邪魔するつもりはなかったんだよう!
てか、ワタシらも超びっくりしたんですけどっ!
薬師の湯に入る決心がつかなかった場合を想定して、オットが調べておいてくれた旅館がコチラ。名月苑(後日追記:名月苑は2017年5月廃業)
入浴料700円。清楚でセンスよさそうな旅館です。やっぱり大型ホテルより、ワタシはこーいう宿の方がスキだー(※日帰り入浴時間は要電話確認です。変動します)
十分なスペースの脱衣所。備え付けのタオルを使用してもよいそうです。
無色透明無味無臭のアルカリ性単純泉。源泉は「川治温泉ホテルNO2」湧出地の泉温47.8℃。見た目はフツウね。
でも、なんだかなんだか・・・入りごこちがイイ!鬼怒川温泉とはちょっと違うヌメリ感。
気前のいい、新湯の投入量もイイ!ジャバジャバー。
露天風呂。眺望はなく、やや温めでしたけど、落ち着く石造りの構造。
さあ、このひとっ風呂で今回の温泉旅もおしまい。
北関東の有名温泉地は敬遠していたワタシだけど、来てみると意外といいもんだ!
(川治元湯駅ホームから見た川治温泉街方面)
野岩鉄道会津鬼怒川線に乗って、朝に出発した鬼怒川温泉駅に戻ります。
オット「明月苑の脱衣所に書いてあったんだけどさ、土方歳三って宇都宮の戦で怪我して、それを治すのに薬師の湯に入ってから会津に向かったんだって?知ってた?」
ぎゃー!知らなかった~。一応、こにゃくうは新選組マニアを自称している痛いヒトです。
しまった~(涙)
鬼怒川温泉駅発・浅草行、スペーシア号の乗車を待ちながら考える。
もう一度来るチャンスがあったら・・・今度は、混浴だろうが、外から丸見えだろうが
薬師の湯に入らなきゃ。
鬼怒川温泉から2時間。見慣れた東京の風景の中に戻ってまいりました。一泊二日でもたっぷり濃厚な旅でした。
【鬼怒川温泉の旅:おしまい】
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